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Race Report
2024.05.03
Rd.2 富士 ポールポジション記者会見

Rd.2 富士 ポールポジション記者会見の画像

第2戦 富士:ポールポジション記者会見

GT500 Class

No.17 Astemo CIVIC TYPE R-GT

※会見での発言順に掲載しています。

 

太田 格之進

「自分もトップで通過してポールポジションを獲れてうれしい」

 まず初めてのポールポジションなんで、本当にうれしく思います。前回(岡山の決勝)は1周も走れずにリタイアってことで、今回は一番前からなんで、ぶつかるクルマもいないのでよかったなと思います。練習から本当すごい調子がよかったですが、セットアップに関してはすごく自信があったというわけではなかったし、岡山も結構僕たち苦戦はしてたんで、正直結構不安というか……。そういうところをすごいチームとホンダさんがしっかり合わせ込んでくれて、今日の走り出しからもう無線ですごくいいよっていう風なことを言ってました。

 公式練習でトップだったから、予選のQ1に向けては結構プレッシャーもあったんですけど、こうやって自分もトップで通過してポールポジションを獲ることができてうれしく思います。

(決勝について)なんか、時間だとか集回数だとかって、僕、あんまりわかってないんで……(苦笑)。とにかくタイヤマネジメントして、しっかりと(塚越選手へ)バトンをつないで、どっちが先(にスタートする)かまだわかんないですけど、速く走ってファンの人たちに喜んでもらえるようなレースをしたいなと思います。3時間長いんで、見る人も大変だろうなと思いながらがんばります。

 

 

塚越 広大

「“お前もポール、獲ってこい”と、さらにプレッシャーをかけられた」

 今年シビック(CIVIC TYPE R-GT)に変わって、オフの間いろいろとクルマを作り上げていくなか、少し気温が上がってきてなかなか速く走らせることができていなかったのですが、開幕戦ではちょっと不運なアクシデントで走れなかったっていうのもあったし、いろいろ第2戦に向けて見直しをチームみんなでやりました。その甲斐あって太田(格之進)選手から(のコメントに)あったように、(公式練習の)走り出しからすごく調子がよかったので、そこからさらにセットアップもいい方向に進めることができて、(GT500クラスの)専有(走行)ももちろんトップタイムでしたし、(太田が担当した)Q1もちゃんとポールというかトップタイムで来て……。かなりプレッシャーとしてはもう気持ち悪くなるぐらいあったので、すごく不安はあったんですけど、“クルマの調子はいいから”ってずっと太田選手が言ってたのでそれを信じて…(アタックした)。あと、(Q2)出走前に(監督の金石)勝智さんから、親友の小暮(卓史)さんが(GT300の)ポールポジションを獲ったから、『お前もポール、獲ってこい』っていうことで、さらにプレッシャーをかけられていました(苦笑)。

 本当にクルマの調子は良くて、自分としては悪くないアタックはできたんですけども、勝智さんの無線があんまり元気なかったので、あんまり良くなかったのかなと思って不安で帰ってきたんです。予選の方式が(タイム)合算になったので、Q2の結果をちゃんと見てないんですけど、多分、僕、トップタイムではなかったと思うんです。それはそれでちょっと悔しいなっていうのは残ってるので、 欲張っちゃいけないんですけど、しっかりQ2のトップで帰ってきたかったなっていう思いはあります。

 3時間レース、色々と普段と違うところはあると思うんですけども、僕らとしてはやっぱりまず速くないと勝てないと思いますので、しっかり速さを磨いて、明日のレースでは小暮さんが言ったように、ここに帰ってきたいと思ってます。初めての3時間レースで、皆さんにも楽しんでいただければと思います。

 

 

 

 

 

GT300 Class

No.88 JLOC Lamborghini GT3

※会見での発言順に掲載しています。

 

元嶋 佑弥

「自身初のポールを小暮選手からプレゼントしてもらった」

 まず個人的に自分自身初のポールポジションで、小暮選手のQ2のアタックでプレゼントしてもらったかたちなのですごく嬉しく思います。

 昨年からランボルギーニ(HURACAN GT3)のEVO2になって、暑い時期にすごい苦しんでいたんですが、そのアップデート品があるということでイタリア本部から送ってもらって、JLOCの則竹(功雄)会長が昨日の夜、空港(セントレア)まで取りに行ってサーキットに持ってきてくれたんです。でもパッと簡単に付くようなものではないので、メカさんが夜遅くまでかけてパーツを加工して取り付けてくれて、それがこういう数字で結果が出たので、そこはチームにすごく感謝していますし、個人的にもみんなでひとつ数字(結果)が残せたので、すごく嬉しく思います。

 明日のレースは3時間ということで“ケツ”が決まっているので、今回はないですけど、オートポリスのように『飛行機の時間、大丈夫かな!?』とか、そういう不安がないのはいいですね(笑)。あとは、今までと(戦い方の)考え方が変わってくると思うので、僕らドライバーはマネージメントしながら必死に走るだけですけど、チームとしては新しく計算し直したりとか大変だと思うので、明日に向けてしっかり準備して、誰にも文句言われないくらいぶっちぎって勝てるのが一番いいですね。

 

 

小暮 卓史

「すごいプレッシャーで、今までにないくらい緊張した」

 まずは(ポールポジション獲得を)本当に嬉しく思っています。元嶋選手も言ったように、チームや則竹さんはじめ、いろんな方の協力があってクルマのパフォーマンスがアップしたので、まずはそこに感謝したいなと思います。

 今年に入ってから元嶋選手がすごく乗れていて、今週も僕、すごいプレッシャーを受けていたんですよ。今までにないくらい緊張した予選だったんですけど、とりあえずポールポジションが獲れたということで、まずは嬉しいのとホッとしているのが正直なところです。明日は(予選)ポジション的にも前向きなレースができると思いますので、いいレースがしたいですね。

(GT500クラスのポールポジションを獲得した17号車の金石)勝智監督に『塚越(広大)と“マブダチ”』と言ってもらえたので、元嶋選手と一緒に、17号車のこのふたり(塚越/太田格之進)と優勝会見でまたしゃべりたいなと思っています。時間的にも長いレースなのでいいレースをして、今回のポールポジションを最大限活かしたいなと思います。

 

 

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