Round 3 Hi-Land GT Championship 11時10分から1時間行われた2回目の走行でも前半は小雨が降り続いていたが、雨足は徐々に弱まり、コースアウト車両の撤去のために15分ほどの中断の間に雨は完全に上がり日差しも差し出す。再開されたラスト10分の走行中にも路面はどんどん乾き、終了間際にNo.34 STPタイサンポルシェGT2が1分52秒203のベストラップを記録。これにNo.37 カストロール・トムス・スープラとNo.38 カストロール・セルモ・スープラが続き、この後にはNo.2 ZEXELスカイラインが付けていた。 午後は雨雲も去り、強い日差しもあって一転ドライコンディションとなる。13時20分から1時間の走行では、No.2 ZEXELスカイライン、そしてNo.556 KURE R33の新型スカイライン2台が好調な走りを見せた。ZEXELスカイラインは、昨年マクラーレンF1GTRが記録したレコードタイムに0.528秒差に迫る1分46秒293という好タイムを記録。KURE R33も46秒743で2番手とスカイラインの1-2となる。これにNo.36、No.37の2台のカストロール・スープラが付け、その後ろにはNo.12 カルソニックスカイラインが入り、新型スカイラインはスープラと互角に戦う実力を見せた。GT300クラスでは、ポイントリーダーのNo.19 RS☆Rシルビアがトップ。これにNo.71シグマテックポルシェ、No.81 ダイシンシルビア、No.26 タイサンスターカードRSRとポルシェとシルビアが競う形になった。この後にはこのレースからターボを装着したNo.25 つちやMR2が付けた。 本日最後の走行は15時50分から1時間行われた。この走行ではスープラ勢が奮闘。No.37 カストロール・トムス・スープラが今日最高になる1分46秒233を記録。新型スカイラインからトップの座を奪い返した。これにNo.5 5ZIGEN SUPRAがこのセッション2番手になる1分46秒948、次にNo.36 カストロール・トムス・スープラ、そして後には昨年この仙台で優勝を飾っているNo.38 カストロール・トムス・スープラが入った。 GT300クラスでは、この最後のセッションでディフェンディングチャンピオンであるNo.26 タイサンスターカードRSRが唯一53秒を切る1分52秒567を記録。また、このレースからターボ・エンジンとなったNo.25 つちやMR2が本日のクラス3番手となる1分53秒388を出し、シルビアとポルシェの争いに食い込みそうな予感を感じさせた。
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