Round 4 JAPAN SPECIAL GT Cup 台風と高気圧に挟まれた不安定な天候で、雨は降っていないが空はどんより曇っている。そんな天候のもと午前9時30分から1時間20分行われた1回目の走行は、No.36 Castrol TOM'S Supraが40分経過時点で早くも1分29秒312を記録。No.38 Castrol CERUMO Supraが1分29秒465と続き、さらにNo.37 Castrol TOM'S Supraが1分30秒155と3台のカストロール・スープラとトップ3を独占。セッションの序盤こそNo.2 ZEXELスカイラインが1分30秒242でこの3台に続く位置につけていたが、No.39 デンソーサードスープラが1分30秒191を出した時点で5番手と下がった。 2回目のセッションが始まる午後12時45分になっても、気温は25℃程度とこの時期にしては低め。このセッションでも早々にNo.37 Castrol TOM'S Supraが1分29秒800を出してトップに立つ。続いて96年型のシャシーを使うNo.510 RH CERUMO SUPRAが1分30秒071を記録して周囲を驚かせる。これに続いてNo.8 POWER SPORT SUPRA、No.5 5ZIGEN SUPRAが続々と1分30秒前半のタイムをたたき出していく。1時間20分のセッションが終了してみれば、なんと上位7台がスープラ。8番手はNo.18 avex童夢無限NSXの1分30秒175。ようやく9番手にNo.556 KURE R33が入っているという状態だった。 最終セッション開始の15時5分になっても日が差す気配はなく、気温も24℃程度に留まっている。このセッションでもスープラ勢の優位は変わらず、1分29秒台に入れたのは No.36、No.38、そしてNo.8の3台のみ。終盤にNo.18 avex童夢無限NSXが1分30秒175を記録して、このセッションの5番手になるが総合では7位。スカイラインに至っては第1セッションにNo.2 ZEXELスカイラインが出したタイムを上回れず、総合9位とスープラの牙城を脅かすにはいたらなかった。
GT300クラスでは、ポイントリーダーのNo.19 RS☆Rシルビアがウエイトハンデ+70kgを背負い、思うようにタイムが上がらずクラス総合5位に留まった。一方、前戦・仙台でGTC初優勝を飾ったNo.25 つちやMR2は、第2セッションにGT500クラスに匹敵する1分35秒760を記録してトップとなった。2番手はこのところ速さを見せているNo.81 ダイシンシルビアが、3番手は前戦のポールシッターNo.21 ダンロップ-BP-BMWが入っている。
天気:曇り コース:ドライ
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