Preview

CP MINE GT RACE in CP MINE Circuit

Round 5 CP MINE GT RACE
3 Oct. '97
Practice Report


GT500

 この日のMINEサーキットはやや雲が多いものの、時折強い日差しが差し込み、昼過ぎには気温は26度まで上がって汗ばむほどだった。練習走行は、午前と午後各2回、すべて1時間のセッションが行われた。

 この日、好調だったのは2台のNSXだった。まず、午前1回目のセッションでトップタイムを記録したのがNo.100 RAYBRIG NSXで1分26秒140。これに続くのもNo.18 avex童夢無限NSXだった。ランキング2位でチャンピオン獲得に意欲を燃やすNo.36カストロール・トムス・スープラが3番手。4番手にはNo.556 KURE R33が入り、このところ予選で低迷しているスカイラインGT-R勢としては期待を持てる位置となった。

 午前2回目の走行では、No.36カストロール・トムス・スープラが1回目のNSXのタイムを上回る1分26秒163でトップに。そして2番手もNo.37カストロール・トムス・スープラとトムスの1−2となる。3番手はNo.18のavex童夢無限NSXで、MINEのコースがNSXに適していることを立証している。

 午後1回目のセッションではNo.18 avex童夢無限NSXがさらにタイムアップを果たし1分26秒052を記録してここまでのトップになる。そして、2番手はNo.5 5ZIGEN SUPRAがつけるがタイムはやや離されて1分27秒229に止まる。3番手はNo.100 RAYBRIG NSX。スカイライン勢ではNo.3ユニシアジェックススカイラインの5番手が最上位だった。

 午後2回目のセッションでは日も陰って気温も下がったためか、タイムを更新するマシンが増える。そして、ついにタイムは25秒台へと入る。このセッションで1分25秒590でトップに立ったNo.37トムス・スープラが、この日を通じてのトップタイムとなった。2番手がNo.100のNSX。そして、3番手にはNo.8 POWERCRAFT SUPRAが飛び込んできた。スカイラインではNo.556 KURE R33が1分26秒768で、このセッションの6番手となり、この日の総合8番手。これがスカイラインの最上位だった。

 NSXはトリッキーなコーナーが多いMINEのインフィールドセクションでは、抜群コーナースピードの速さを見せる。この速さはメインストレートでのパワー不足十分補っていることはタイムを見れば明かだろう。また、今日は大きなトラブルもなく明日の予選、そして決勝に向けて好感触を得たようだ。

 一方、スープラ勢ではNo.36とNo.37のトムスが好調。特にNo.36はこのレースに優勝すれば、チャンピオンの可能性も十分あるだけに気合いが入ってるようだ。逆にランキングトップのNo.39デンソーサードスープラGTは、どのセッションも10位前後といまひとつの状況。実はシャシーを新型としたのだが、事前のテストでクラッシュし、再度修復ということで、本調子とはいえないようだ。

 スカイライン勢だが、コーナーでのセッティングに悩み、思うようにセッティングが進まず、苦戦を続けているようだった。


GT300

GT300クラスでは、午前2回目のセッションで第3戦仙台でポールを獲ったNo.21 ダンロップ-BP-BMWが1分32秒836とトップタイムを出すが、午後の最終セッションで、No.81ダイシンシルビアが一気に1分32秒618とタイムアップして、今日のトップとなる。2番手にはランキング・トップのNo.26タイサンスターカードRSRが入った。同ポイントでランキングトップに並ぶNo.19 RS☆Rシルビアは午後1回目に出した1分33秒105で、今日総合で5番手だった。


練習走行上位タイム(天気:晴れ コース:ドライ 出走:33台)
PoNoマシンドライバータイム
GT500
137カストロール・トムス・スープラ関谷正徳/鈴木利男1'25.590(4)
2100RAYBRIG NSX高橋国光/飯田 章1'25.695(4)
38POWERCRAFT SUPRAT.クリステンセン/長坂尚樹1'25.708(4)
418avex童夢無限NSX黒澤琢弥/山本勝巳1'26.052(3)
536カストロール・トムス・スープラM.クルム/P.デ・ラ・ロサ1'26.060(4)
638カストロール・セルモ・スープラ竹内浩典/金石勝智1'26.658(2)
GT300

81ダイシンシルビア大八木信行/木下隆之1'32.618(4)

26タイサンスターカードRSR鈴木恵一/新田守男1'32.732(4)

910ナインテンポルシェ袖山誠一/玉本秀幸1'32.758(4)
*タイムは非公式なもの。カッコ内はセッション





 このレースから登場したNo.34 STPタイサンアドバンバイパーは、事実上のシェイクダウンでそれほど無理はしなかった。だが、ドライバーの土屋圭市はトルクフルで、立ち上がりではスープラにも負けていないと大いに気に入った様子。だが、最初のセッションでオーバーヒートを起こし、残念ながらあとのセッションはキャンセルとなった。