NICOS Cup GT Allstar in Twin Ring MOTEGI


Qualify
Saturday, 15 Nov. 97

2 ZEXELスカイライン



鈴木亜久里「オーバルといってもストレートとシケインの組み合わせだけで、立ち上がってからはほとんど全部全開だからね。まあ、観てるお客さんにはほとんど全部観られるから、こういうエキジビジョンのレースとしてはおもしろいんじゃないかな。走るほうとしては、なかなか抜けないし最初はつまんないと思った。でも、スピードは出ているし、それはそれなりにおもしろいよ。スカイラインも結構調子いい。選手権のかかったレースなら別だけど、エキジビジョンのレースだからファンの前で気持ちよく抜きつ抜かれつするのが大事。おもしろいレースができればいいね」

エリック・コマス「オーバルは大好きだよ。でもシケインがあるのが残念だね。安全性に関しては二つ目のシケインが上りながらのシケインなのでちょっと危険だと思う。抜き場はまったくない。今日は暫定ポールを決めたが、非常に拮抗した戦いだった。1回目の公開練習のときはウエットのなかで2位より3秒速かったけど、2回目はコンマ5秒、予選ではコンマ2秒差もなかった。各マシンの差はほんとうにわずかだった。ボクのクルマは悪くなかった。速く、そして非常にコンスタントに走れるんだ。47秒台を4回か5回マークした。競争力には満足しているよ。この調子でいって明日のトップクオリファイでもポールポジションを奪ってレースでも勝ちたい。GTCは開幕戦で優勝したので最後のレースも優勝で飾りたい」


38 カストロール・セルモ・スープラ



金石勝智「クルマの調子はいいです。シケインや高速区間は、セットアップでだいぶフィーリングが変わるんですが、かなりいい感じです。スピンするくらいいってみようと思うくらいですから(笑)。スピンしたのは、ZEXELスカイラインがシケインのブレーキングで100mの看板までいってるって聞いたもんで、そこまではいけないにしてもシケインって書いてある看板と100mの看板の間でかなり100mに近いところまで我慢したら、止まりきれませんでした(笑)。あ、もうムリや、とは思ったんですけどね。でもなんかZEXELだけ立上がり加速が速くありません? あれだけ3リッターってことはないでしょうね(笑)。明日はスタート順位とピット作業が重要になるでしょう。できるだけトップクォリファイで前にいて、なんとか優勝したいですね。このオーバルでのレースというのは、運転している我われもそれなりにおもしろいですよ。来年以降もやるのならちゃんとしたレースをしたいですね。そのためにはオーバルに合わせたちゃんとしたクルマやタイヤが必要となるでしょうが。でもそれだけの魅力はあると思いますよ」

竹内浩典「シケイン以外は全開なんで、抜けないのが辛い。予選でいいところにいければ(決勝も)いけると思います。金石くんはシケインの抜けかたがうまい。自分はシケインがどうもジムカーナに見えちゃって…。なぎ倒しそうです(笑)」



37 カストロール・トムス・スープラ



鈴木利男「ほんとうのオーバルじゃないからね。ただ、ハンドルは右だし、そういうクルマ(オーバルを走るクルマ)じゃないから(シケイン設置もやむをえない)。 まあ、これはもう単純にお祭りだから。抜き場所は全然ないし。でもお客さんが喜んでくれるなら。クルマはまあそれなりです。加速しながらバンクに入って、バンクの中でどれだけ踏めるかで、タイムに差が出るみたいですね。ただだれもレース中にバンクのなかで競り合った経験がないわけでしょ。だから危ないことは危ないですよね。とくに後半タイヤがタレてきたときは危ないでしょう。GT300のクルマを抜くときはスピード差があるのでいいんですけど、GT500同士だと抜くのはかなり難しいですよ。後ろから抜きに出たら前のドライバーがいったん前に行かせてくれればいいですけど、みんながそう思ってるわけじゃないですからね。ということで明日はピット作業の勝負になるでしょう。ま、ウチはピット作業いつも完璧ですから、なんてね(笑)」

館 信吾「オールスターに出られることになってとっても光栄です。緊張してますが、利男さんの足を引っ張らないように頑張ります。スープラに乗るのも初めてですし、オーバルも初めて。両方に慣れなきゃいけないんで結構大変です」



18 avex童夢無限NSX



黒澤琢弥「シケイン作っちゃったらおもしろくないよ。ブレーキは別にキツくはないよ、ウチのクルマはね。でもGT-Rは速いよな。なんかインチキしてるんじゃねえの(笑)」




山本勝巳「シケインがあるので抜けない。ローリングスタートといってもスタートしてすぐにシケインだから前に出られない。予選で前にいないと苦しいと思う。抜きどころとしてはシケインの入り口だろうけど、ストレートではスープラにおいていかれるので抜けない。とにかくトップクォリファイで前にいくしかないですね」



100 RAYBRIG NSX



高橋国光「テストのときより第1シケインの数をひとつ増やしました。これは第2シケイン手前での最高速度を抑えるためです。シケインを設けるのにはいろいろ意見があると思いますけれど、現時点ではこれが最善の方法だと思います。このコースでNSXは結構いいみたいです。最高速度も高いですし、スラロームもいいです。ただ立ち上がり加速だけはターボ車においていかれそうですけどね」



飯田 章「ホントは3位だったんですけど、パイロンタッチってことでペナルティをとられちゃいました。パイロンに触った覚えはないんですけどね。このコースはエンジンパワーと、ブレーキの効きと、ドライバーの慣れが重要なポイントでしょうね。NSXはシケインのスラロームのところはいいんですけど、立ち上がり加速はやっぱりちょっと鈍いですね。ただ思っていたよりだいぶいいと思いますよ。それと、このレースそのものも思っていたよりずっとよさそうですね。おもしろいかもしれない。だってどうなるかだれにも展開がわからないし、お客さんはコースが全部見えるからすごく楽しいでしょうしね。運転するほうはそんなに楽しいわけではないですけど、ま、お祭りですから。サービスですよ、サービス(笑)」



5 5ZIGEN SUPRA



田嶋栄一「ブレーキがきついということはないが、ストレートから急ブレーキなんで止まりきれないことはあるかも。タイヤは、ウチとしてはいいんだけど、他との比較はちょっとわからない」



ヒロ松下「日本のレースは88年のF3以来。ハコのレースは13、4年ぶりです。コースは、シケインがちょっといやらしいですが、タイヤとか安全性とかを考えればしかたないでしょう。アメリカのオーバルに比べると路面がスムーズです。パナソニックコーナーは踏みっぱなしでいっても速すぎなくていい感じです」



556 KURE R33



影山正彦「気分は“デイズ・オブ・サンダー”のトム・クルーズだね(笑)。オールスターとはいえ、お祭りの雰囲気はないよね。やり出せば真剣勝負だし、適当に走っていいともいわれていない。クルマは97年モデルのモノコックを直して、本来の97年モデルを持ってきています(注:GTC最終戦の予選で97モデルをクラッシュさせたため、決勝は急遽96モデルを使用した)。オーバルは谷田部とか日産、BSのテストコースで経験しています。思ったよりバンクもついてる。コース幅も広いし路面の仕上がりもきれい。シケインは危険な部分もあるが、シケインがない場合の全開も危険だから、一長一短でしょう。走ってみたら、すごくこのコースとスカイラインの相性がいいみたいなんですよ。だから俄然やる気出てきちゃいました。まずはトップクォリファイで前にいきたいですね」

近藤真彦「9月にテストしているので初めて走ったわけじゃないけど、今日(土曜日)朝チョイ濡れのときは怖かった。オーバルはあんまり慣れていないから怖さはある。ドライで走れたときはクルマの感じもいいです。グリップ感のなかったMINEなんかとはコースも全然ちがうし、クルマを降ろした瞬間からいい状態で、思ってたよりいい感じです。今年のレースの締めくくりなんで、緊張感を持って上位をねらっていきたい」



36 カストロール・トムス・スープラ



関谷正徳「スープラとこのコースとの相性はまぁそれなりですね。スラロームのところも、比較するものがないからなんとも言えないけど、それなりなんじゃないですか。ただ運転してて決して楽しくはないよね。それにレースになったら前のクルマを抜けないでしょ。抜きに出たら危ないですよ。やればわかると思うけど。とにかく事故がないことを祈りますね。ま、でも、やるっていうことだから、とにかく頑張りますよ。あと決勝はピット作業が重要になるでしょうね」



片山右京「オーバルはまったく初めてなんです。怖いですよ。全然慣れてなくて、(練習走行中)コースインして(左に行くべきところを)右に行こうしちゃったりとか、そういうレベルですから…(苦笑)」



3 ユニシアジェックススカイライン



長谷見昌弘「今朝(土曜日)来たらシケインがひとつ増えてて驚いちゃったよ。おかげで全然ギア比が合わなくなっちゃって、大慌てでギア換えたんだけどね。でもシケインをオーバルコースに作るのは、僕にとっては全然おもしろくないことなんだ。だってせっかくこういうコースなんだから、そのままやればいいと思うでしょ。ま、でもレースが始まってしまえば、バンクやストレートでズバッと抜くシーンがあちこちであると思うんで、お客さんは楽しめると思いますよ」



田中哲也「スカイラインはストレートが遅いからシケインで稼がないとね。遊びのレースですけどやっぱり勝ちたいですから、始まったらみんな真剣ですよね」



34 STPタイサンアドバンバイパー



松田秀士「ドライだと踏んでいるだけという感じだね。コースについていえば、オーバルを使ってGTをやるということになるとこういう方法しかないでしょう。安全性に関してはそれなりに保たれていると思う。ただシケインへの進入のブレーキング時と立ち上がり時に当てられると危ないけど。レース? なかなか抜かせてくれないんじゃないかな」



土屋圭市「いやあ、おもしろくないよ。シケインなんか作っちゃうと、まっすぐガーって行ってUターンして帰ってくるだけでしょ? 茨城の暴走族(笑)みたいなもんだよ」



39 デンソーサードスープラGT



影山正美「今年はチャンピオンになれなかったけど、来年はなれるように頑張ります」



谷川達也「シケインはうれしくないですね。フルブレーキングして、そこからフル加速だから、ゼロヨンみたいなもんですよ」



30 NICOS PORSCHE



山田洋二「初のオーバル体験ですが、アマチュア代表(笑)として頑張ります。コーナーで毎周ちょっとずつ、針の先くらいずつギリギリをねらっていくのがおもしろいですね。壁が迫ってくるのはちょっと怖いけど、右側を余らせといて右にハンドルを切って寄せます(笑)」



茂木和男「オーバルは初めてですが、オールスターに選んでいただけたということは名誉なことなので頑張ります」



12 カルソニックスカイライン



星野一義「最後の締めくくりだからいいレースをしたいね。クルマはよくなってるよ。エンジンもいいし、シケインのスラロームのところの動きも。でもタイムはこんなものでしょ。オレはもういっぱいだよ。他のスカイラインが速いって?それは他のドライバーの腕がいいからでしょう。ウチはドライバーの腕が悪いからね(笑)」



土屋武士「あこがれの星野さんと一緒に走れて光栄です。一昨日(木曜日)に電話がかかってきて、乗せてもらえることになりました。オーバルは、テストでも走っていないんでまったく初めて。どこを走っていいんだかわかんないですね」



910 ナインテンポルシェ



袖山誠一「ブレーキングさえ間違えなければシケインの中のターンはジムカーナ。シケインを出てからはどのラインでも全開ですが、抵抗のないラインを探すのが難しいかも。GT500はラインによってはテールが流れたりするみたいですけどね。決勝は、まずチェッカーを受けたい(笑)。相棒にもちゃんと言っておきましたから。予選では、9月のテストは彼が走っていたんで、ボクのアタック中だったんですが残りが数分あったんで行ってもらった。明日の朝はやりますよ」

玉本秀幸「袖山さんが『行け』と後半にいってくれたんで、出たらスリップも使いやすくていいタイムが出た。午前中は速いタイムでは走れなかったので、出てよかったですね。コースは、幅が広くて初めて走るとつかみどころがない。GT300クラスはパワーもないし、インベタでも回れるぐらい。難しくはないというのが印象ですね。タイムもブレーキングだけで、シケインの通過速度だけがポイントでしょう」


27 TEAM FCJ フェラーリ



太田哲也「クルマがコースに合っている。ボクらのクルマはコーナーは速いが加速が悪いのでスピードが落ちすぎると辛い。だから速く走れるサーキットとそうでないサーキットがはっきりしてしまうのだけれど、ここはそれほど落ちすぎないのでいいようだ。ただコースはあまりおもしろくはないね。『さあ抜こう』とするとシケインだから。シケインがないほうがいいよ。それと抜き場がなくてタイム差が2秒もあっても抜けない。レース? いいとこいくんじゃないか。悪くないと思う」

アンダース・オロフソン「こういうコースというのはひとつの新しいコンセプトでしょう。おもしろいと思う。GTでオーバルを走るなら安全性を確保するためにシケインは必要なのだろうし、タイヤメーカーも心配しているのでわかるが、自分としてはシケインがないほうがよい。現在スピードがどのくらいなのかわからないが、おそらく240〜250km/h くらいかな。でも自分としてはもっと速いほうがおもしろい。ここは抜き場がないのは確かだけど、もともとオーバルコースでのレースというのはそういうものだ。重要なのはトップ3に入ることで、明日の朝のトップクオリファイのアタックです。クルマも良いし自信はある。明日はいいレースができると思う。クルマがコースに合っているようだ」


81 ダイシンシルビア



大八木信行「コースはウチのクルマにはマッチしてるみたいですね。明日また頑張ります」

木下隆之「ここ10何年も谷田部を走っているからバンクは慣れてるんだよ。シケインもジムカーナ上がりだから得意なんだ。いつものレースと違ってGT500のスリップが使える最後の混走のセッションがよかったね。5周のうち1周でも使えればタイムが出ちゃう。単独で走るのバカみたいだよね。なんとか明日もスリップ使いたいね。え、ダメなの? オレだけずっと走ってて次の人が入ってきてスリップ使って…ってダメ? トップクオリィファイは、当然ポールねらいます。失うものはないからスピン覚悟で。決勝は、初めてのことだし、じっくり回って、せっかくだから勉強して帰ろうかなと思います」


60 ワイズダンロップBPキャバリエ



佐藤久実「オーバルでも変則でしょう。せっかくだから完全なかたちで走りたかったけど、危険という判断だからしょうがないと思う。今回のレースは、シケインでは絶対に抜けない。GT500がGT300を抜けないし、GT300同士でも抜けない。ストレートからのブレーキングしか抜けないし、レースが読めないですね。オールスター戦なんで楽しみつつ、安全最優先で行きます。予選では、最後の10分から15分のときに乗れた。コースに慣れただけ。9月のテストも私が乗ると雨が降った。もてぎとは相性が悪いみたい(笑)。シケインもキライ!」



田中 実「オーバル、ボクは好きですよ。走るの楽しいし、単純だから。シケインは個人的にはあまり好きじゃないけど。明日はクルマなりに走るしかないでしょう。ダート、サーキット、オーバルにそれぞれ合ったクルマがあるはずですから。予選では、トップ3に入っていたのに、逆転されてがっかりでした。でも、クルマもだんだんよくなってきますし、決勝はなるようにしかならんやろと思っています。FFはブレーキングで飛び込めるメリットと、ハンドル切るときの加速のデメリットはありますが、このサーキットはFFの苦手な点が少ない。決勝のスタートは久実さんなんで、彼女の頑張り次第ですね。表彰台ぐらいは行きたいですね」


7 RE雨宮SuperG RX7



山路慎一「コース自体はいいんですけど、クルマのセッティングが必要ですね。バランスはいいけどグリップ感がいまいちで、ボディ剛性がバンクに負けてる感じ。スライドが多いし、スピンしても挙動が乱れないからわからないぐらい。コースは、あまりにも攻めどころが少なすぎて。そのくせ気を抜かないで走らないとタイムがガクンと落ちる。ストップ&ゴーなんで苦手なコースかな。バンクは初めてなんですよ。谷田部のテストなんかも全部断ってたから(笑)。ああゆうのはクルマ壊したりしてイヤでしょ。観てた方が迫力あっていいでしょう。スピード感もあるしカッコいい。決勝は、久びさにボクがスタートいくんで、抜けないと思うけどトライはしようかと思ってる。ピットイン・アウトは長いピットロードで制限速度もあるし、このあたりもポイントになるでしょう」

松本晴彦「オーバルは11月5日にテストで初めて走りました。フレッシュタイヤで出て最初のターンはきつかった。シケインのブレーキングポイントにマークがないんで、探ってたらパイロンに接触しちゃうんです」


71 シグマテック911



星野 薫「シケインはその辺のジムカーナやってるみたいだし、高速は速いし妙な感じ。グループCの始まったころにセリカで走ったデイトナは完全なオーバルでしたが…。明日のレースはギアを4800回転でシフトするなど細かいセットをしていきます。クルマもよくなってきていて、城内も乗れてきている。バタバタで出場が決まって大変でした」

城内政樹「オーバルは初めてですが、あんまりおもしろくないですね。コーナリング中のすごいGっていうのはない。雨だと全開はガッツ要りますね(笑)。お客さんに喜んでもらうレースをしたい。できる範囲で頑張ります」


25 つちやMR2



長島正興「CARTのテストは見学に来ましたけど、観てるとおもしろいコースですね。できればシケインなしで走りたかった。クルマはいつもどおり。与えられた仕事ができればと思います」



小幡 栄「一昨日、電話がかかってきて急遽乗ることになりました。(GTは)'94年にケガニポルシェでGT2クラスのタイトルとって以来です。正興くんがファーストなんで、セカンドドライバーの仕事をするだけです。バンクのなかでフル加速するのはスリリングで怖い。ロードコースから比べると“大運動会”みたいで、グリーンもないし自由自在だけど、速度が高くてフェンスに近いのは不気味。シケインがないとGT300でも気持ち悪いでしょう。ピットレーンに入るのは新宿の地下駐車場のスロープみたいで気持ち悪いね(笑)」



91 バーディークラブ・MR-2



松永雅博「1ターンのシケインが追加されたんで、ギアが合わなくなって6速に入らなくなった。オーバルもシケインがあるから3周で飽きるよね(笑)。踏みっきりのGT300クラスは、いかにインをうまく走るかが課題ですね。フロントタイヤが温まらない傾向にあるクルマなんで、冷えているとつらい。レースはやってみないとわからないけど表彰台に向かって頑張ります」

三原じゅん子「オーバルも、9月は私は2周ぐらいしか走っていないんです。今日も、最初はちょっと気持ち悪くなったんですけど、予選はそれを感じる間もなく終わってしまいました。20分ぐらい乗れたから、どこ走っていいのか、だいぶわかってきました。スタート? そんな怖いことはしません。赤旗、クラッシュ、ペースカー、ペナルティを受けたりして、気づいたらいいところに居れればというシナリオがあります。ノーミスでとりあえずいければ。田中実選手には勝とうかな(笑)。だって、昔はほんとうに優しかったのに、子どもができたら冷たいんですもん。私と女房と、女房を取ったのね(笑)」


17 東京科芸専:REロードスター



野上敏彦「SUGOでオイルクーラーのタンクが壊れて今回は別のものに変えました。シケインはジムカーナみたいな感じで、バンクにしても谷田部やマツダのテストコースに比べたらたいしたことないし、コース幅も広いしどこでも走れる感じですね。まあバンクの下のほうだけですけど(笑)。遅いクルマですし、ロードスターのファンに楽しんでもらえればと思っています」

細野智行「谷田部とかBSのテストコースなんかはよく走ったんですが、ここはそんなにカントもないし、乗っていて気持ちもいい。シケインは今日が初めてですが、アイポイントが近いんで、ターンの角ギリギリをねらうと反対側が見づらい。未成熟なクルマだけど、コーナーが少ないんでチャンスはあると思います」


19 RS☆Rシルビア



予選序盤に織戸 学が第1シケインでマシン右前部をクラッシュさせてしまった。「第1シケインの最後のところ、立ち上がりのところで滑って、コース外側の壁に当たってしまいました。そのまま壁沿いに滑るように行ってしまって…」とのこと。マシンはモノコックにまでダメージが及んでしまっている。福山英朗によれば、「選手権戦なら直しちゃうでしょうけど、今回はちょっとムリっぽいかなあ」とのこと。決勝出場は難しいと思われたが、徹夜で修復してきた。


88 JLOCディアブロGTR



和田孝夫「またミッショントラブルや他のトラブルが出て、あまりまともに走れなかった。(最高速が速いといわれるが)速度が乗ってきたところでもうブレーキだから、最高速はあんまりスープラなんかと変わらないんですよ。ブレーキがだんだん深くなってきちゃうし…」

和田 久「ブレーキがきついですね。フル加速とフルブレーキの繰り返しですから、一番冷えにくいんですよ。60周走ったら結構ヤバイかも」


26 タイサンスターカードRSR



鈴木恵一「エンジンが壊れちゃった。スペアはないし、パーツもないんで出られない」

新田守男「オーバルって言えるんですかね? 真っ直ぐが速いクルマが勝つだろうけど、抜けないんじゃない? ウエットだと思ったよりGT500に離されない」