2002 AUTOBACS JGTCRound4
TMTOUCH JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA
6.22,23 SEPANG CIRCUIT
PRACTICE 2002-06-21

練習走行


64 NSX
Mobil 1 NSXが総合トップを奪ってセパン勝利を狙う!
だが、トクホントムスとauセルモも侮れないタイムだ
GT300はBOSSベルノ東海AR・NSXが最上位に

 2002 AUTOBACS全日本GT選手権シリーズ第4戦となる「TMTOUCH JAPAN GT CHAMPIONSHIP MALAYSIA」の開催を前日に控えた、6月21日にマレーシアのセパン・サーキットで公式公開練習が行われた。この日は午前と午後に1時間30分ずつ行われた。

SESSION 1(晴、ドライ)
 午前のセッションは10時からスタートした。空は南国のマレーシアらしくないやや薄く雲のかかっている。しかし、気温はすでに30度を超えている。その中で、序盤に上位を占めたのはNSX勢。トップにはNo.16 無限NSXが2分01秒835。続いてNo.64 Mobil 1 NSXが02秒168、No.18 TAKATA童夢NSXが02秒298とトップ3はNSX。これにNo.39 デンソーサードスープラGT、No.6 エッソウルトラフロースープラ、No.1 auセルモスープラとスープラが並ぶ。7番手にはNo.23 カストロールピットワークGT-Rが入っていた。

36 SUPRA
 そして、セッションの終盤になってきて、No.64 Mobil 1 NSXが2分01秒541とタイムを縮めてトップを奪う。だが、No.36 トクホン トムス スープラの土屋武士がさらに2分01秒436と僅差ながら上回り、首位を奪った。
 この後、このタイムを上回るマシンは現れず、並みいるNSXを押さえてトクホントムススープラがこのセッションのトップとなった。2番手はMobil 1 NSX、3番手No.16 無限NSX、4番手No.18 TAKATA童夢NSX、No.100 RAYBRIG NSXと、トップ以外はNSXが並んだ。

 GT300クラスは、No.62 Vemac R&Dダンロップ320Rが2分12秒564でトップ、ARTAアペックスMR-Sが12秒756で2番手に。終盤に前戦の優勝したNo.3 ユニシアジェックスシルビアが12秒564、No.7 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7が11秒876とVemacを上回るタイムを記録。これでこのセッション唯一11秒台を出した雨宮マツモトキヨシアスパラRX7がトップになった。

2 NSX

SESSION 2(晴、ドライ)
 午後のセッションは14時30分からスタート。決勝日のレースの時間帯と同じだけに各チームは一発のタイムというより、コンスタント好タイムを出せるセッティングを探っているようだ。
 セッション序盤に午前も好調だったNo.64 Mobil 1 NSXのファーマンが2分00秒445とついに00秒台に入れて、トップとする。これにNo.1 auセルモスープラが01秒189で続く。
 セッション終盤にNo.18 TAKATA童夢NSXが01秒187を出して2番手まで上がってくるが、結局、Mobil 1 NSXには届かない。だが、これでNSXがこのセッションの1−2となった。この後にauセルモスープラを挟んで、No.16 無限NSX、No.8 ARTA NSX、No.100 RAYBRIG NSXと続き、このセッションもNSXが速さを示した。

 セッションも残り2分を切ったところで、スピンしてコース上でストップしたマシンが出たために、走行が中断。走行時間としては1分ほど残っていたが、このまま終了となった。
 午前の走行と合わせての総合トップはNo.64 Mobil 1 NSX、2位がTAKATA童夢NSXとなった。だが、この日のトップタイムは、昨年に立川祐路(auセルモスープラ)が記録したポールタイム(コースレコード)1分59秒184に届かずに終わった。理由としては、コースコンディションがいまひとつだったようだ。セパンはレースの開催回数が少ないため、コースはややダスティな状況で、ホコリが飛び、路面にゴムが乗ってくるまではペースが今ひとつという感触を多くのドライバーが訴えていた。

 GT300では、序盤にNo.7 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7が2分11秒790と、早くも午前のベストを上回る。そして、No.62 Vemac R&Dダンロップ320Rも11秒249を記録して、最上位を入れ替える。No.3 ユニシアジェックスシルビアも11秒266まで詰めて、Vemacに続く。このまま、上位陣で終わるかに思えたが、終盤にNo.2 BOSSベルノ東海AR・NSXの渡辺明が2分11秒100を叩き出して、一気にトップに立つ。結局、このままセッションが終了し、BOSSベルノ東海AR・NSXが今日のクラス総合トップとなった。

7 RX-7


 また、この日のお昼には現地プレス向けにコマス、ガードナー、ファーマンの3人を招いての英語での記者会見が開かれた。決勝への戦略やマシンのこと、セパンの印象などまだレースディではないながら集まった25人ほどのプレスからの質問に答えた。



No.64 Mobil 1 NSX(GT500/総合1位)
ラルフ・ファーマン「午後は路面が滑りやすく、どのコーナーでもオーバーステアがあった。新しいタイヤをつけたときはクルマの感触はとてもよかった。だからいいタイムを出すことができた。セッションの最後にはレースセッティングをやっていました。そのセッティングも、レースに向けてすばらしかった。まず大事なことはどのタイヤを選ぶか。それでポールポジションを奪います」
No.2 BOSSベルノ東海AR・NSX(GT300/総合1位)
渡辺 明「足回りや走るラインなど『これかな? あれかな?』といろいろなセッティングを試しながら、最後に新品のタイヤをはいたら、たまたまタイムが出ました。クルマが比較的速いのでラクですね。暑さ対策ですか? 和食パワーとビールでの水分補給くらいかな(笑)。とくになにも意識していません。午後はクールスーツがパンクしてビショビショでたいへんでした(苦笑)。二人ともセパンは初めてでして、昨日はレンタカーのライトバンで走行してみた程度しかシミュレーションはしていません。だから予想外によかったので自分たちでも驚いています。きっと明日はほかもタイムを出してくるはずですが、目標は予選4位。そして決勝は優勝をねらいますよ」



練習走行総合結果 | 2002.06.21 | 天候:晴 | コース:ドライ | SEPANG CIRCUIT 5.543km
Po No C-Po Machine Driver Session 1 Session 2 Tire WH
1 64 500-1 Mobil1 NSX 松田次生/R.ファーマン 2'01.541 2'00.445 BS 40
2 18 500-2 TAKATA童夢NSX S.フィリップ/R.ライアン 2'01.814 2'01.187 BS 20
3 1 500-3 auセルモスープラ 竹内浩典/立川祐路 2'02.245 2'01.189 BS 50
4 16 500-4 無限NSX 伊藤大輔/D.シュワガー 2'01.614 2'01.292 BS 60
5 8 500-5 ARTA NSX 土屋圭市/金石勝智 2'02.751 2'01.306 BS 20
6 36 500-6 トクホン トムス スープラ 土屋武士/W.ガードナー 2'01.436 2'04.279 MI 20
7 100 500-7 RAYBRIG NSX 加藤寛規/光貞秀俊 2'02.192 2'01.717 BS 40
8 25 500-8 FK/マッシモADVANスープラ 山路慎一/荒 聖治 2'04.295 2'02.003 YH
9 23 500-9 カストロールピットワークGT-R 影山正美/E.コマス 2'03.151 2'02.076 BS +1
10 6 500-10 エッソウルトラフロー スープラ 脇阪寿一/飯田 章 2'03.816 2'02.155 BS 90
11 39 500-11 デンソーサードスープラGT J.デュフォア/織戸 学 2'02.723 2'02.191 YH 10
12 12 500-12 カルソニックスカイライン 星野一義/田中哲也 2'03.823 2'02.458 BS +2
13 22 500-13 ザナヴィ ニスモ GT-R 本山 哲/M.クルム 2'03.163 2'02.634 BS
14 76 500-14 イエローコーンマクラーレンGTR 服部尚貴/田嶋栄一 2'04.220 2'02.683 DL 20
15 37 500-15 ZENT トムス スープラ 黒澤琢弥/P.モンティン 2'03.119 2'02.867 MI
16 33 500-16 United UKYO SUPRA 近藤真彦/下田隼成 2'05.830 2'03.477 BS +2
17 35 500-17 プロジェクトμエスペリアスープラ 影山正彦/脇阪薫一 2'06.678 2'03.648 DL +2
18 88 500-18 ノマド ディアブロ JGT-1 M.アピチェラ/和田 久 2'08.214 2'11.623 DL
19 2 300-1 BOSSベルノ東海AR・NSX 高橋一穂/渡辺 明 2'13.632 2'11.100 YH 10
20 62 300-2 Vemac R&Dダンロップ320R 柴原眞介/密山祥吾 2.12.901 2'11.249 DL 40
21 3 300-3 ユニシアジェックスシルビア 山野哲也/柳田真孝 2'12.564 2'11.266 YH 60
22 7 300-4 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7 松本晴彦/谷口信輝 2'11.876 2'11.790 YH
23 81 300-5 ダイシン ADVAN シルビア 大八木信行/青木孝行 2'14.589 2'12.142 YH 20
24 19 300-6 ウェッズスポーツMR-S 田中 実/後藤 聡 2'13.465 2'12.340 YH 30
25 24 300-7 EndlessタイサンアドバンGT3R 福山英朗/木下みつひろ 2'13.055 2'12.439 YH 10
26 31 300-8 ARTAアペックスMR-S 新田守男/高木真一 2'12.756 2'13.005 BFG 40
27 910 300-9 910ロデオドライブアドバンGT3R 松田秀士/A.ウィルコック 2'13.893 2'13.064 YH +2
28 26 300-10 PLUSe タイサン アドバン GT3R 余郷 敦/西澤和之 2'14.246 2'13.078 YH
29 55 300-11 イクリプスタイサンADバイパー 山田英二/木下隆之 2'13.575 2'14.057 YH
30 77 300-12 クスコスバルインプレッサ 小林且雄/谷川達也 2'14.688 2'13.608 YH 20
31 86 300-13 プロジェクトμ・クリスタルMRS 長島正興/松田晃司 2'13.663 2'13.796 DL +1
32 15 300-14 AMPREX BMW M3GT 橋本元次/C.クワン 2'18.143 2'14.448 BFG
33 5 300-15 BANPRESTO CAR倶楽部マッハ号MT 玉中哲二/三船 剛 2'15.055 2'14.493 YH
34 28 300-16 MY&CタイサンADVAN GT3R 羽根幸浩/山岸 大 2'14.660 2'16.388 YH +2
35 9 300-17 ARCいじけむしぽるしぇ 下島洋介/竹中正信 2'17.155 2'15.667 YH +2
36 63 300-18 レイジュンR&DダンロップGT3R OSAMU/中川隆正 2'19.532 2'17.599 DL 10(+2)
37 61 300-19 R&D Sports ダンロップGT3R 宮川やすお/勝間田敦 2'18.266 2'19.511 DL +2
38 70 300-20 外車の外国屋ダンロップポルシェ 石橋義三/P.バンスクート 2'19.320 2'18.742 DL +2
39 21 300-21 ダンロップ BMW M3GT 一ツ山康/菊地 靖 2'35.623 2'19.500 DL

タイヤ略号=BS:ブリヂストン/YH:ヨコハマ/DL:ダンロップ/MI:ミシュラン/BFG:BFグッドリッチ
WH=ウェイトハンディキャップ(kg)/+1:性能引き上げ措置(1ランク)/+2:性能引き上げ措置(2ランク)



BACK
HOME
JGTC.net

Copyright 2002 JGTC.net. http://www.jgtc.net