4月8日、岡山国際サーキット(岡山県)で2007 AUTOBACS SUPER GT第2戦「OKAYAMA GT 300km RACE」の決勝レースが行われた。GT500は予選2位からNo.8 ARTA NSX(伊藤大輔/ラルフ・ファーマン組)が事実上トップを譲らず勝利。GT300はNo.101 TOY STORY Racing apr MR-S(大嶋和也/石浦宏明組)が優勝した。



決 勝 天候:曇 | コース:ドライ

GT300 Class


 GT300クラスは、予選3番手だったNo.62 WILLCOM ADVAN VEMAC408R(黒澤治樹)が15周目の1コーナーでコースアウト。4番手のNo.43 ARTA Garaiya(新田守男)もアトウッドカーブでコースアウトと波乱が相次ぐ。それぞれ接触があったようだが、この間にポールスタートのNo.2プリヴェKENZOアセット・紫電(加藤寛規)、2番手のNo.101 TOY STORY Racing apr MR-S(大嶋和也)の2台が大きく抜け出す展開となった。


No.2 プリヴェKENZOアセット・紫電
 その後、No.88 アクティオムルシェRG-1(マルコ・アピチェラ)もステアリング系のトラブルからコースアウトを喫しリタイア。3番手に上がったNo.13 エンドレスアドバン洗剤革命 Z(影山正美)も接触で他車にコースアウトを強いたとしてペナルティを課せられ順位を落とし、これでNo.26 ユンケルパワータイサンポルシェ(山路慎一)が3番手となる。


No.26 ユンケルパワー タイサン ポルシェ
 ピット作業終了後、No.101(大嶋>石浦宏明)は、アウトラップのNo.2(加藤>高橋一穂)をパス。前戦ではNo.2 高橋が、アウトラップのNo.101石浦をパスしたが、今回はまったく逆の展開となった。No.26も滞りなく山路から谷口信輝への交代を終え、3位をキープ。その後は上位陣に変動はなく、このままフィニッシュを迎えた。

 No.101 TOY STORY Racing apr MR-Sの大嶋和也/石浦宏明はいずれもSUPER GT初優勝。1987年4月30日生まれの大嶋は、SUPER GT史上最年少での優勝となる。