GT500 クラス | 優勝

No.8 ARTA NSX

ラルフ・ファーマン
今日のレースはスタートで小さなミスをして、アンドレ(No.36 ロッテラー)に抜かれてしまいました。ただ、選んだタイヤが良かったので、その後は36号車と同じくらい、時に速いくらいのペースで走れました。本当は29周目でピットインの予定でしたが、36号車が早めにピットインしたこともあって33周目まで延ばして、それでトップに出ることができました。シーズンの終盤は調子も良く、NSX最後のレースで勝てて、チームに本当に感謝しています。NSXは素晴らしいクルマで、いい体験をたくさんできました。最後というのはとても残念ですが、来年出るクルマで新たなチャレンジをして、またチャンピオンが獲れるようがんばります。
伊沢 拓也
今週末は今までにないプレッシャーを感じていました。ただ、チームがすごくいいクルマを用意してくれ、タイヤの状態も良く、ラルフ選手もギリギリまで(ピットインを)引っぱってくれ、僕はもう(ピットから出てすぐの)アウトラップをがんばるだけでいいというレースでした。でも、今週は僕たちの力以上に今までNSXに関わってきた人たち、ホンダのホームコースだけにファンも大勢来てくれてその力とか、そんないろいろなプラスアルファーが働いて、この結果になったんだと思います。レースは1周1周を無我夢中で走っていたので、よく憶えてないんです。このチームに来て2年間、(鈴木)亜久里監督やラルフ選手からいろいろ学び、それによって成長した姿を皆さんに見せたいという気持ちで走ってました。


GT300 クラス | 優勝

No.81 ダイシンアドバンFerrari

青木 孝行
シーズン最後のレースで勝てて、いいオフシーズンが送れますね(笑)。今日は本当に嬉しいです。今日、セーフティカーが出たのは、僕らにとっては余計でしたね(苦笑)。追い上げてきたセブン(No.7 RX-7)は僕らと同じようにタイヤを4本換えていてペースが速かったんで、追い上げられました。残り周回数と自分のアドバンテージを計算すると抜かれることはないと思っていましたが、監督が無線で『追い付かれてからが勝負だぞ』と励ましてくれたことで、気分がかなり楽になり、あとはミスなく走れました。
藤井 誠暢
今年ポールを3回獲ってますが、そのときに勝てたことがないので、今日勝てて嬉しいです。スタートからアドバンテージを作れるつもりで出たのですが、予想以上にセブン(No.7 RX-7)が速かったので、プッシュしてマージンを作ることだけ考えて走っていました。僕らもタイヤ2本交換など考えていましたが、大八木(信行)オーナーが『4本で行け』とアドバイスしてくれました。これがあったから勝てたと思います。チーム、スタッフ、そしてオーナー、関係しれくたみんなに感謝したいです。