GT500 クラス | 第1レース優勝

No.38 ZENT CERUMO SC430

リチャード・ライアン
みんなには楽勝の展開に見えたかもしれないね。でも走っている僕にとってはちっともラクじゃなかったよ。ポールポジションから勝利へと導くことって、決して簡単なことじゃないんだ。おまけに、今まで(SUPER GTでは)やったことがないスタンディングスタートだったしね。ボク自身は何回か練習して準備はできていたし、実際にも完璧なスタートが切れて、その後はムリしなくていい状況を作ることができた。タイヤのことも気になったので、うまくマネージメントしようと走っていた。本当にきびしいレースだったけど、すべてうまくいってよかった。賞金の300万円は、チームのみんなで頑張って得た結果だと思うのでうれしいよ。みんなおカネじゃなく勝利という名誉のために働いていることわわかっているけれど、でも、こういうご褒美があることは励みになる。

GT300 クラス | 第1レース優勝

No.11 JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430

平中 克幸
ノーウエイトで優勝できて、うれしいです。シーズン中は一度も表彰台に上がれず苦労しましたが、僕らがシーズンを通してやってきたことが、無駄じゃなかったと証明できてよかったです。(スタート直後は)13位くらいまで落ちたんですよ。タイヤの温まりが遅くて、後続に飲まれてしまいました。温まるのに3、4周かかりましたが、それからはいい走りができました。アストン(No.66)とは、サイド・バイ・サイドでの接触があるかもしれないと覚悟だけはしてました。でも、フロントタイヤに当たり、スピンしてもおかしくないような状況でした。ただ、そのあとのペースはあまり落ちなかったので、冷静に走ることができました。アストン(No.66)を抜いてしまえば、カローラ(No.74)は抑えることができると思っていたし、いいレースができてよかったです。