News

Race Report
2014.11.16
Rd.8 フリー走行:カルソニックIMPUL GT-Rが最速! GT300はAudi R8 LMS ultraがトップタイムをマーク

Rd.8 フリー走行:カルソニックIMPUL GT-Rが最速! GT300はAudi R8 LMS ultraがトップタイムをマークの画像

第8戦 ツインリンクもてぎ : フリー走行レビュー

2014 AUTOBACS SUPER GT第8戦「MOTEGI GT 250km RACE」の決勝日・フリー走行が、11月16日午前、ツインリンクもてぎ(栃木県)で行なわれた。シーズンの総決算となる一戦を前にしたこのフリー走行で、GT500クラスは相変わらずニッサン勢が優勢を誇る中、No.12 カルソニックIMPUL GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が最速。GT300クラスではNo.21 Audi R8 LMS ultra(リチャード・ライアン)がトップタイムをマークしている。

 

 

□フリー走行 天候:晴れ | コース:ドライ | 気温/路面温度 開始:8度/12度>終了:11度/19度

GT500 Class
逆転チャンピオンを狙うカルソニックIMPUL GT-Rが最速。引き続きニッサン勢が優勢に

 2014年シーズンのSUPER GTを締めくくるシリーズ最終戦、「MOTEGI GT 250km RACE」も決勝日を迎えた。予報通り、この日も秋晴れで明けた。もちろん完全なドライコンディション。冷え込みが少しずつ緩んでいく中、午前9時15分から30分間に渡ってフリー走行が行われた。

 セッション開始と同時に全車がコースイン、気合の入った走行が始まった。まずはNo.18 ウイダー モデューロ NSX CONCEPT-GT(山本尚貴)が1分41秒085をマークしてタイミングモニター最上段に名を記し、これが最初のターゲットタイムとなったがすぐにNo.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(小暮卓史)が40秒台に入れて逆転。さらに1分40秒387まで詰めたNo.12 カルソニックIMPUL GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ)が逆転トップとなる。さらにNo.46 S Road MOLA GT-R(柳田真孝)とNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ)が山本のタイムを上回って3〜4番手につけ、相変わらずのニッサン優勢をアピールする。セッション開始から8分後、GT300クラスのNo.50 WAKO'S Exe Aston Martinが4コーナーを立ち上がったところでコース上にストップ。これを回収するためにセッションは一時中断となり、6分後に再開された。

 再開後、最初にタイムアップしたのはクインタレッリ。1分40秒759まで詰めてデ・オリベイラに次ぐ2番手にポジションアップ。セッション終盤にはNo.24 D'station ADVAN GT-R(ミハエル・クルム)が1分40秒521まで詰めて逆転。これでトップ3にGT-Rが並ぶことになる。メニューの違いからか、セッション序盤は下位に埋もれていたLEXUS勢では、最後に来てNo.36 PETRONAS TOM'S RC F(中嶋一貴)がタイムアップ。1分40秒958で6番手につけ、レース前最後の走行セッションを終えることになった。なお、フリー走行終了後にはファンにとって大きな楽しみの一つとなったサーキット・サファリが実施されている。
 レース前、最後のセッションでもニッサン勢の優勢が示された。逆転タイトルを狙う彼らにとっては、準備万端といったところ。対するLEXUS勢は後方に甘んじることとなったが、むしろそれゆえに「タイヤ無交換などの奇策があるのか?」との憶測も生まれてくる。果たして決勝の展開は?

 

 

GT300 Class
Audi R8 LMS ultraがトップタイム。タイトルを争う3台も上位に並ぶ

 

 フリー走行で1分50秒049をマークして、まずトップに立ったのはNo.4 グッドスマイル 初音ミク Z4(谷口信輝)。これにNo.7 Studie BMW Z4(荒聖治)、No.11 GAINER DIXCEL SLS(ビヨン・ビルドハイム)が続いて、タイトルを争う3チームが順調な滑り出しを見せる。そのままタイムが縮められていくものと思われたが、9分経過したところでNo.50 WAKO’S Exe Aston Martin(安岡秀徒)が3コーナー先でストップ。5分強中断されて、残り21分24秒の計測で再開される。

 この間にほとんどのチームがドライバー交代を行い、No.4 グッドスマイル 初音 ミクZ4は片岡龍也に、No.7 Studie BMW Z4はヨルグ・ミューラーへ。片岡が最初に50秒を切る、49秒839をマークしてトップに立ち、再びピットに戻って谷口がまたマシンに乗り込むことになる。しかし、そのタイミングとほぼ同時に、トップに躍り出たのはNo.21 Audi R8 LMS ultra(リチャード・ライアン)だった。1分49秒568を記録した後、3周連続で49秒台に乗せて、今シーズンこれまでの鬱憤を晴らすような激走を見せた。

 終了間際になって、No.9 国立音ノ木坂学院NACポルシェwith DR(坂本祐也)が1分49秒658をマークして2番手に、そしてNo.65 LEON SLS(黒澤治樹)が1分49秒852で4番手に浮上。タイトルを争う3台は、No.4 グッドスマイル 初音ミク Z4は3番手、No.11 GAINER DIXCEL SLSが5番手、そしてNo.7 Studie BMW Z4が6番手につけることとなった。

 なお、予選のクラッシュでリヤにダメージを負ったNo.60 TWS LM corsa BMW Z4は、フリー走行にこそ間に合わなかったが、続いて行われたサーキットサファリの終了間際に1周のみ走ることができた。車検もクリアしていることもあり、決勝レースでの巻き返しが期待される。その決勝レース、今季最後の戦いは午後1時のスタート。優勝のみならず、タイトルの行方がどうなるか、非常に見応えのある戦いになることは間違いない。

 

 

GT500クラス・トップタイム

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(No.12 カルソニックIMPUL GT-R)

「決勝中はできる限りのタイヤマネージメントをしなきゃいけない」

 今回の最終戦は、マニファクチャー同士の戦いというよりもタイヤメーカー同士の戦いに懸かっていると思うね。気温が大きく下がっている今の時期では、タイヤポテンシャルがレースのカギを握っているんだ。とても重要なことだよ。予選5位という結果は、正直僕らが望んでいた順位じゃなかった。とにもかくにも、今朝の走行ではクルマの状態は大丈夫だった一方で、タイヤのドロップダウンは少々大きかったので、決勝中はできる限りのタイヤマネージメントをしなきゃいけないと思っている。これはなにも僕らだけの問題じゃなくて、ライバルチームも同じこと。とにかく大事に大事にタイヤを使うようにしなきゃ。まずはベストを尽くすよ。

 

GT300クラス・トップタイム

リチャード・ライアン(No.21 Audi R8 LMS ultra)

「優勝を狙っていきたいですね。チャレンジしていく」

 昨日も今朝と同じようなコンディションで走っていたんですが、ちょっとしたトラブルもあって、今朝ほどタイムが出なかったんです。藤井さんの走行時間があまりとれなかったし、予選でも苦心しました。でもQ2に進出できたのは良かった。ふたりとも与えられた状況の中、居り合いをつけてアタックすることにはなりましたが。一方で、今朝のウォームアップは手応えのあるものでした。ラップタイムもよく、こうなったら優勝を狙っていきたいですね。チャレンジしていきますよ。今シーズンは表彰台に1度しか上がってないから、2度目達成となればいいなと思っています。

 

 

 

Page Top