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2015.04.28
【Special Preview】ピエール北川のこれを言わせて! Rd.2 富士編

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SUPER GT Special Preview

 

第2戦富士スピードウェイ
[SGT公式アナウンサー]ピエール北川のこれを言わせて!

 

「Rd.2 富士は“新幹線”対決に注目だぁ!」

 まいど!ピエール北川です。今週末のSUPER GTも盛り上がりますよー!
 なんといってもゴールデンウィークの富士ですからね! 毎年すごい数のお客様にご来場いただく大会ですから、ドライバーもチームはいつも以上に「ハイテンション!」。熱気ムンムンのレースでは、いろんなドラマが起きると思います。皆さんも張り切って観戦に来てくださいね。

 

開幕戦岡山は平川選手に脱帽でした!

 さて、まずは開幕戦岡山を振り返りです。
 楽しみにしていた開幕戦の岡山は生憎の雨になってしまったけど、内容は面白かった! GT500クラスはNo.37 KeePer TOM'S RC Fの新コンビ、アンドレア・カルダレッリ選手&平川亮選手組のRC Fが優勝を飾ったわけだけど、中でも平川選手の活躍が光りました。予選のコースレコード&ポールポジションを決めたアタックも、決勝レースの逆転劇も、言葉は悪いけど「オイシイところは全部平川選手が頂いちゃった」って感じ。もともと岡山を得意としているとはいえ、ここまでアッパレな走りには脱帽です!
 あと、NSX CONCEPT-GT勢が開幕戦で元気が良かったのは、今後のシリーズを考えると楽しみが増えましたね。特にHonda提供ドラマ「No.15 ドラゴ&小暮劇場」には今後も期待大! この勢いでいくと、また名言? 珍言? がSUPER GTプラスで見られる(聞ける?)活躍も期待できそう!?(笑)。
 GT300は今年からタイヤをブリヂストンに変更したNo.31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀選手&中山雄一選手)が、まだ走行データも少ない中で優勝するとはビックリ。開幕前はマザーシャシーや新しいFIA GT3に話題を独占されていたGT300クラスですが、そんな中、鮮やかに優勝を飾ったaprのチームスタッフは鼻が高いでしょうね!

 

 

 

第2戦富士ではGT300の“真紅の跳ね馬”に注目です!

 では、ここからは第2戦の富士スピードウェイの戦いを予想していきましょ〜。
 まず忘れちゃいけないのは、この大会から開幕戦の成績に対してウェイトハンディが積まれます。ココ大事。でもね、昨年富士のGT300クラスは、40kgと最もハンディを積んでいたBMW Z4 GT3が結果として優勝しちゃいましたよねぇ。FIA-GT3勢は今季全体的にポテンシャルアップしているように感じますから、ドライコンディションであればBMWとメルセデスベンツやアウディ、さらに復活を果たしたフェラーリ等やはりFIA-GT3勢が今回も主導権を握りそう。特にNo.77 ケーズフロンティア Direction 458(横溝直輝選手&峰尾恭輔選手&飯田太陽選手)のフェラーリはオフに行われた事前テストではトップタイムを出すなど好調だったし、唯一ヨコハマ製の19インチリアタイヤを履くメリットが富士では武器になるんじゃないかな? 富士で“真紅の跳ね馬”復権なるか!? 注目です!
 JAF-GT勢は燃費の良さとピットストップの短さを生かして、なんとかストレートの速いFIA-GT3勢に挑んでほしいところです。

 

 

 

GT500は新幹線対決(!?)から目が離せない!!

 次はGT500。昨年はNo.12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信選手&J.P.デ・オリベイラ選手)の超速ぶりを見せつけられた富士でした。  だが! 今年はRC FもNSX CONCEPT-GTも富士仕様での性能改善でスピードアップを果たしているようだから、今からレースがとっても楽しみ! 主導権は“青い新幹線”のNo.12 カルソニックIMPUL GT-Rが握り、そこにNo.1 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生選手&ロニー・クインタレッリ選手)とNo.46 S Road MOLA GT-R(本山哲選手&柳田真孝選手)が日産勢の本命。そこにRC F勢のNo.6 ENEOS SUSTINA RC F(大嶋和也選手&国本雄資選手)とNo.36 PETRONAS TOM'S RC F(伊藤大輔選手&ジェームス・ロシター選手)とNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC F(平手晃平選手&ヘイキ・コバライネン選手)が真っ向勝負で優勝争いは混戦必至の予想です。  NSX CONCEPT-GTは燃費的にちょっと辛そうなので、今回はNo.64 Epson NSX CONCEPT-GT(中嶋大祐選手&ベルトラン・バゲット選手)の予選を一押しにしましょう。事前の富士テストでは最高速307km超えて“白い新幹線”を襲名(?)したNSX CONCEPT-GTが、予選でどんな位置にきて、決勝はどこまで食い込めるか? 週末の路面温度次第だけど、GT500唯一のダンロップタイヤを履くNo.64 Epson NSX CONCEPT-GTは要チェックです。

 

 

 

 今のところ、週間お天気予報も富士はバッチリ“晴れマーク!”のレースウィーク。皆さん今年もゴールデンウィークは富士スピードウェイでお会いしましょうねー!!

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