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2016.02.20
グッドスマイル カンパニーがチームのファン感謝祭を開催、大いに盛り上がる

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 2月19日、筑波サーキットにおいて2016 AUTOBACS SUPER GT のシリーズスポンサーであるグッドスマイルカンパニーによる「初音ミクGTプロジェクト・ファン感謝祭 in 筑波サーキット」が開催された。トークショーや同チームの歴代GTマシンの同乗走行、初音ミクカラーのマシン4台によるドリーム レースなどで大いに盛り上がった。

 また、2016年AUTOBACS SUPER GTのGT300クラスでは、多くのFIA GT3の海外メーカーの新型マシンが参戦する。中でも注目となっている新型車、メルセデスAMG GT3でタイトル奪還狙うGOODSMILE RACING & TeamUKYOのGOODSMILE 初音ミクAMGが、シェイクダウンテストを行い、多くの初音ミク&GOODSMILE RACINGファンが新型車の走行に拍手を贈った

 

 

 

初音ミクGTファン感謝祭では、ニューマシンのグッドスマイル 初音ミクAMGに加え、歴代の初音ミクGTマシンである3台のBMW Z4、さらにFIA-F4や86レース用まで初音ミクレーシングカー・ファミリーが大集合した。

 

 

ドライバーも豪華だ。2016年のレギュラードライバーである谷口信輝、片岡龍也コンビに片山右京監督、これまで初音ミクBMWを駆った番場琢選手、佐々木雅弘選手、菊池靖選手、さらにはグッドスマイルレーシングが支援するトップフォーミュラの小林可夢偉選手などが揃った。

 

 

トークショーはピエール北川アナウンサーと、チームの竹沢友美マネージャーがMCを担当。ドライバーや関係者が入れ替わりながら、午前の部は9時35分から2時間もの“マラソン・トークショー”だった。BMW時代の監督である鈴木康昭さん、チームの安藝貴範オーナー、そして番場、佐々木、菊池の各選手が当時のエピソードを語り、詰めかけたファンも当時の思い出して多いに盛り上がった。

 

 

No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG(2016年マシン)

 

 

 

  午前9時からのオープニングに続き、グッドスマイル 初音ミクAMGのシェイクダウンが予定されていたが、エンジン始動に手間取るハプニングが発生。朝の気温がかなり低かったための不調だったが、チームの調 整により午前11時過ぎに無事にエンジンが始動し、11時35分からいよいよシェイクダウンの走行が始まった。谷口信輝がドライブする4号車グッドスマイ ル 初音ミク AMGには、最初の周に5000回転数を示すサインボードが出されるが、2周目には『6000』に引き上げられ、その後は順調に周回を重ねて計測4周目に は全長約2,000mの筑波サーキットで55秒台とかなりのハイペースで周回。関係者は安堵の笑みを浮かべ、ファンは大いに喜んだ。

 

 

  グッドスマイル 初音ミクAMGは、午後3時から2度目の走行を実施。やはり谷口がドライブを担当。3周目には54秒台に入れ、4周目からは3周続けて53秒台で安定して 走行し、7周を終えたところでピットに戻ってきた。このタイムには、イベント司会を担当するレースアナウンサーのピエール北川さんも驚嘆の声で実況をして いた。結局、この日グッドスマイル 初音ミクAMGは午前に5周、午後に7周、合わせて12周を走行した。

 

 

  公開シェイクダウンのドライバーという重責を担った谷口は「ダウンフォースが効いていて姿勢がすごく安定している」と第一印象をコメント。さらに「高速 コーナーでは走っていて楽しくて、最終コーナーではもっともっと攻めたくなった。それにブレーキも素晴らしくてすごく(突っ込んで)行ける。ただしスト レートスピードはもうひとつ、と感じた」と続けた。また、今シーズンもマシンのメンテナンスを手掛けるRSファインの河野高男チーフエンジニアは「谷口も コメントしていましたが、ダウンフォースが効いているのは最終コーナーを立ち上がって来た時の姿勢を見ていれば分かります。ただし、現状ではコーナーは速 いけれども(リストリクターが小さくて)ストレートは速くない。このままではレースでは厳しくなりますが、あとはBoP(性能調整)次第かな。今後は2月 末に富士のスポーツ走行で走り、3月上旬に鈴鹿の(メーカー)テストを走ったら、後は岡山と富士の公式テストで走るだけ。2月末の富士でベースセッティン グを出してクルマの方向性を確認したいです」と、開幕戦に向けてのシナリオを話してくれた。

 

 

 

 GOODSMILE RACING TIMEと銘打ったレーシングマシンの同乗走行イベントも大人気だった。これは2011年仕様と2014年仕様、2台のグッドスマイル初音ミクZ4に助手 席を装着、谷口や片岡のドライブで同乗走行だ。しかも、ピットインも実施してタイヤ交換とドライバー交替も助手席から間近に見ることができた。多くの参加 者が感激の同乗走行だった。

 


 

 

 最後のビッグアトラクションは、2014年、2011年のチャンピオンカーに、FIA-F4、86レースのマシン(片山監督がドライブ)という初音ミクカ ラーの4台によるドリームレース。片岡、谷口がバトルするGT300チャンピオンマシンの競演は初音ミクファンならずとも大興奮。谷口、片岡両ドライバー もとても楽しそうだった。

 

 

 

 

 ファン感謝祭のフィナーレでは、今季ニューマシンのグッドスマイル 初音ミク AMG、歴代の初音ミク号3台を囲んで、ドライバーたちそして来場したファンも一緒に記念写真に収まった。

 

 

 

 記念撮影後は、ファンによる花道をドライバーたちがハイタッチして退場。楽しい1日の余韻を残して、閉場までマシンのフリー撮影タイムとなったが、やはり一番人気は2016年ニューマシンのグッドスマイル 初音ミクAMGだった。

 

 

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