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Race Report
2016.04.10
Race Day Report : 第1戦 決勝日レポート Part2

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クルムさん、NISMOアンバサダーとしてサーキットへ

 

 

昨シーズンまでGT500クラスに参戦していたミハエル・クルムさん。今シーズンは、「NISMOアンバサダー」として任務を果たすとのこと。ところでクルムさん、このアンバサダーとしてどんなことをするんですか? 訊ねてみました。

 

 

 

 

気持ちよくGT500から“降りる”ことができました

「もう日本国内でのGTレースは20年ほどやってきたんですが、今年はレーシングドライバーとしてニュルブルクリンク24時間レースに参戦する予定です。2013年にNISMOからロードカーで参戦し、タイムアタックしてコースレコードを更新したんですが、ロードカーの開発も含めて楽しいプロジェクトだったんです。このような仕事をやるのも楽しいなと思いました。一方で、GT500などのプロドライバーの仕事との並行は難しいとも感じました。同じ年にGT500ではKONDO Racingに移籍し、タイヤの開発などもあったのでどうしても他のことをするような余裕がないんです。チームには3年いましたが、去年優勝できたのは本当にうれしかったですね。がんばったぶん、ご褒美をもらったようでした。この優勝がある意味、気持ちの切り替えになったかもしれないです。気持ちよくGT500から“降りる”ことができました」

 

 

ドライバーの気持ちをファンの皆さんと共有

「レーシングドライバーを引退したわけじゃないんですよ。ニュルの仕事に加え、アンバサダーをやらないかと言われました。レースファンの皆さんに、ドライバー目線で色んなことを伝えたいと思ったんです。緊張感、プレッシャーといった“見えないところ”を伝えたくて。外からはわからないでしょう? 自分で乗らなくてもレースが大好きだし、情熱も持っているのでそういう点から伝えられることがたくさんあると思ったんです。ドライバーならではの気持ちをファンの皆さんと共有したいなと思ったから、この仕事を受けたんです」

 

 

ドライバーへのインタビューは楽しかった

「アンバサダーの仕事として、今回の岡山ではドライバーへのインタビューを初めてやったんですが、楽しかった! ドライバーが本当に聞いて欲しいこと、伝えたいことが何か、やっぱりわかるから、そういうことを聞いてみたんです。ぶっつけ本番だったけど、評判よくてうれしかったです。ドライバーもリラックスしてましたね(笑)。もっとやりたいなって気持ちになりました。それからサーキットエクスペリエンスも担当しましたよ。あとはNISMOのお客様に挨拶したりとかね。ちょうど、ドライバーとファンや関係者のあいだに立って、コミュニケーションを取るような感じですね。これから色々やって、どんなことをやるのがいいか、見つけていけばいい、と思っています」

 

 

 

 

どうやってレースを観ればいいのか、勉強する

「正直、こういう立場でサーキットに来るのは不安でした。今でもときどきクルマを見ると、乗りたい! という気持ちがわいてきます。まだ現役ドライバーだから、こういうシチュエーションは大事かもね(笑)。ドライバーの気持ちになったり、応援するファンの目線になったり、日産/NISMOのアドバイザーとしてあれこれ考えたり、とすごく勉強できています。みんなにとってプラスとなる仕事がどれになるか、色々考えてやっていこうと思います。どうやってレースを観ればいいのか、勉強します(笑)」

 

 

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決勝日のランチタイムに始まったピットウォーク。コース上ではピット前とはまた違う賑わいを見せていました。お客さんのお目当てはというと…。

 

 

 

 

そう、警察車両です。岡山県警のパトカーと白バイが並びました。また、GTアソシエイションでは、4月6日からスタートした春の全国交通安全運動に併せ、岡山県警の協力のもと、交通安全啓発活動を実施。県警の方々によってフライヤーなどが配布されています。

 

 

 

 

 

それにしてもコース上の白バイにまたがって写真撮影するお子さまたちの様子が、なんとも言えないですね。「ぼくのバイク!」って感じなのでしょうか(笑)。白バイ隊員の方も、思わずVサインされてますよ!

 

 

 

 

 

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今日も賑わっています

 

 

こちらはピット棟の上からピットウォーク風景を撮影した写真なんですが、ものすごい人の数ですね。もしかしたら、あなたも写っているかもしれませんよ!?

 

 

 

 

ドライバーも、レースクイーンたちもそれぞれファンサービスに応えます。SUPER GTデビューを果たしたエイドリアン・ザウグ選手(No.63 DIRECTION 108 HURACAN)も笑顔で応対中。

 

 

 

 

 

 

 

引退セレモニーを終えた脇阪寿一監督もピットウォークに参加。チームから贈られた花束を手にドライバーや土沼広芳社長、ゲストとパシャリ!

 

 

 

 

 

オートスポーツWebが企画した「サーキットの人気者No.1決定戦2015」のグランプリに輝き、編集部員の平野隆治さんから優勝トロフィーを贈呈されたSteiffテディベア。

 

 

 

 

昨年グランプリを獲得し、今年は惜しくも2位となったレクサスくま吉くんもお祝いにかけつけました。ちなみに、3位はトヨタくま吉、4~5位がくまる(岡山トヨペットキャラクター)、はっくるべあ~ くるタム(Honda Access ドリームサポーター)だったそうです。

 

 

 

 

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