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2016.04.20
第2戦富士：参加条件（各車種のBoP）について

第2戦富士：参加条件（各車種のBoP）についての画像

第2戦富士に適用される参加条件（各車種のBoP［性能調整］など）がGTアソシエイションより発表されているので、ご紹介しておこう。参加条件は各大会の前にブルテンとして告知され、各チームは車両をそれに合わせて準備しなくてはならない。
なお、下記はブルテンの内容を分かりやすく補足したもので、ブルテンそのままではないことをお断りしておく。正確な解釈が必要な場合は、必ずブルテンおよび各規則書を確認してください。

（青字下線：前戦からの変更箇所）

 

 

■GT500クラス

統一車両規則（JAF-GT500）に沿ったフロントエンジン／リアドライブの車両（最低車重：1020kg）に対して、ミッドシップエンジン／リアドライブを採用してるNSX CONCEPT-GTの最低車重は下記の通りとなる。

 

対象車種：　HONDA NSX CONCEPT-GT
参加条件：　競技車両最低重量： 1049Kg

 

 

■GT300クラス

GT300ののFIA GT3車両のBoP（性能調整）は、GTAとSRO（欧州のブランパン耐久シリーズ主催者）との提携で定められている。それに基づきJAF-GT車両の条件が決められる。今年は新型車が多いのでBoPにも注目してみてほしい。

 

○JAF-GT300（最低車重／エアリストリクター×個数）

TOYOTA PRIUS 1100kg／28.13mm x2 1150kg／28.70mm x2 1200kg／29.28mm x2
ハイブリッド重量（追加）：#30 +73.0kg、#31 +51.0kg
SUBARU BRZ 1100kg／41.31mm x1 1150kg／42.15mm x1 1200kg／43.01mm x1

 

○JAF-GT300 マザーシャシー（最低車重／エアリストリクター×個数）

TOYOTA 86 MC および LOTUS Evora MC 1100kg／40.00mm x1 1100kg／28.54mm x2

 

○FIA-GT3

車両 最低車重 BoP リストリクター  
AUDI R8 LMS GT3 1220kg +25kg 38.0mm x2  
BMW M6 GT3 1290kg +30kg none ＊最大過給圧は下表参照
Lamborghini HURACAN GT3 1230kg +60kg 38.0mm x2  
Ferrari 488 GT3 1260kg +5kg none ＊最大過給圧は下表参照
Mercedes-Benz AMG GT GT3 1285kg +25kg 36.0mm x2  
Porsche 991 GT3-R 1220kg +25kg 40.0mm x2  
NISSAN GT-R NISMO GT3 1290kg +20kg 40.0mm x2 ＊最大過給圧は下表参照
Mercedes-Benz SLS AMG GT3 1310kg +10kg 38.0mm x2  
AUDI R8 LMS ULTRA 1250kg +15kg 49.0mm x2  
Lexus RCF GT3 1300kg 0kg 72.0mm x1  

 

最大過給圧

BMW M6 GT3
　エンジン回転数[rpm] 4000 4500 5000 5500 6000 6500 7000 ≥7500
　最大過給圧[barA]
　@Lambda		 1.78
@0.92		 1.84
@0.92		 1.90
@0.92		 1.95
@0.92		 1.86
@0.92		 1.71
@0.92		 1.58
@0.92		 -
Ferrari 488 GT3
　エンジン回転数[rpm] 4000 4500 5000 5500 6000 6500 7000 ≥7500
　最大過給圧[barA]
　@Lambda		 1.47
@0.92		 1.51
@0.92		 1.56
@0.92		 1.63
@0.92		 1.67
@0.92		 1.62
@0.92		 1.54
@0.92		 1.45
@0.92
NISSAN GT-R NISMO GT3
　エンジン回転数[rpm] 4000 4500 5000 5500 6000 6500 ≥7000
　最大過給圧[barA] 2.01 1.98 1.95 1.92 1.90 1.88 1.85

＊上記値は1010mbarの大気圧に対する絶対圧
＊チームは各イベントにおいてGTAが発表する現地大気圧に合わせて過給圧を調整しなければならない。

 

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