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Race Report
2016.05.04
Rd.2 決勝GT300 2〜3位コメント

Rd.2 決勝GT300 2〜3位コメントの画像

決勝2位 No.55 ARTA BMW M6 GT3

小林 崇志
「シリーズを考えれば大きなポイントを獲ることができた」
 悔しいですね。それが第一です。ただ昨日の朝の練習走行でのトラブルを考えたら、決勝ではそれが出なかったし、そもそも昨日のポールだって、今日2位になれたのだって奇跡ですよ。結果としては良かったのかなとは思います。僕自身の内容も良く、ベストを尽くして完璧な仕事はできたと思います。
 とはいえ、レースでの2スティントをぶっちぎって帰ってきたのに、結果として2位で終わってしまったのはツラいですよね。それでも、予選と決勝で16点を獲って、シリーズを考えれば大きなポイントを獲ることができたと思うので、引き続き残りのレースでしっかりとポイントを獲り続けられるよう、がんばります。

 

高木 真一
「今後に期待できる結果」
 予選日の練習走行にトラブルが出てロングテストもできなかったなかで予選でいきなりポールが獲れちゃったんですけど、決勝のペースも分からなかったり、いろいろな不安がありました。とはいえ、そんなに悪くないペースだったんですけどね、上には上がいて、3号車に前にいかれてしまいました。
 今年、BMW M6にマシンを変えて、開幕戦はパーツが届かなかったりしてセッティングもままならず結果も残せませんでしたけど、その後チームがきっちりクルマを作ってくれましたし、ブリヂストンさんも2戦目にしてM6に合わせたタイヤを作ってくれて、本当に嬉しいです。ポールからの2位は悔しいですけど、今までのことを考えれば、今後に期待できる結果だったんじゃないかなと思います。オートポリスが中止になってしまったのは残念ですけど、SUGOも多分、(M6が)得意なサーキットだと思うので上位を狙っていきますよ。

 

 

 

決勝3位 No.25 VivaC 86 MC

土屋 武士
「マザーシャシーで富士の表彰台に上がれて、とてもうれしい」
 ちょっと最初に(スタートドライバーの松井)孝允がタイヤカスをたくさん拾っちゃったみたいで…。それがスタート前ですよ(苦笑)。ちゃんと言ってたんですけどね。それでズルズルとポジションを落としちゃったんです。でも後の戦略はスタンダードプランでした。ただセーフィティカーが入ったことの場合も含んだプランでした。
 あとは僕がもうちょっと行く予定だったのですが、前に周回遅れがたくさんいて、(ピットイン後に)戻る(予定の)場所が空いているのもわかっていたので、無線でやりとりして、戻るタイミングを決めたんです。ピット作業では、最初にミディアム(のタイヤ)でスタートして、4輪交換でハードを着け、最後は無交換という感じでした。これもスタンダードプランのうちです。まぁいろいろありましたが、マザーシャシーで富士の表彰台に上がれたことは、正直とてもうれしい。ハードのタイヤで劣勢の中、やれることは全部やれたと思うし、良かったです。

 

松井 孝允
「武士さんがスタートの大失敗を取り返してくれた」
 今回の結果はすべて(土屋)武士さんのおかげです。僕がスタートで大失敗したのを取り返してくれました。今回は運もありましたけど、武士さんのエンジニアリングに助けられただけなので、僕としては課題の残るレースでした。単独で走る分には問題はないんですけど、スタートの混乱の中での戦い方についてはまだまだですね。
 次のSUGOはクルマ的にも合っているので、ウエイトを積むことにはなりますが、優勝を狙っていきます!

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