9月14日、鈴鹿サーキットでSUPER GTメーカーテストが行われ、レクサスと日産の2017年型GT500マシンのテスト走行が行われた。LEXUS GAZOO Racingは先の第6戦鈴鹿で発表・公開されたLC500を、日産は未発表の新型GT-Rをそれぞれ1台持ち込み、午前と午後の2時間ずつのセッションの走行を行った。テストは明日まで行われる。
秋雨前線の影響を受け、この日は鈴鹿サーキットでも雨が心配されていたが、幸い午前の天気は曇り。気温は28度、路面温度は31度とまずまずのコンディション。路面温度は終了時で38度まで上昇した。
LEXUS GAZOO Racingは、8月末の第6戦鈴鹿1000kmで発表、お披露目された2017年型GT500マシンである093号車LC500が走行。テストドライバーは、鈴鹿で優勝を飾ったばかりの立川祐路と石浦宏明(No.38 ZENT CERUMO RC F)が担当した。
日産/NISMOは初披露となる2017年型のGT-Rを鈴鹿に持ち込んだ。こちらはチャンピオンコンビの松田次生とロニー・クインタレッリ(No.1 MOTUL AUTECH GT-R)がテスト走行を行っていた。タイヤはGT-Rがミシュランを、LC500はブリヂストンを使用する。
■午前はドライの中、両車共に今季型マシン同等のタイムを記録
午前のセッションは、9時を回って5分ほどで両車ともコースイン。No.093 LC500は立川が16周、No.230 GT-Rは20周を周回した。No.093 LC500は、途中トラブルがあったようで2度コース上でストップをしたが、確認/対応後は周回を続けていたので深刻なトラブルではなかったようだ。
午前のベストタイムはNo.093 LC500、No.230 GT-R共に手元の計測で1分50秒台と、早くも拮抗。8月の第6戦鈴鹿でのポールポジションは1分47秒456(No.15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT)、レース中のファステストラップが1分50秒924(No.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R)だっただけに、その完成度の高さを感じさせた。
■午後は途中から雨。LC500は午前のタイムを更新する
午後は2時より走行が開始。しかし、30分ほどで西コースから雨が降り出してしまう。共に午後のベストタイムは雨が降り出す前に記録し、ここでもNo.093 LC500(立川)、No.230 GT-R(クインタレッリ)共に1分50秒台だった。
雨の中、No.093 LC500は石浦に代わって10周ほど走行し、午後の2時間で計18周を走る。一方、No.230 GT-Rは雨が降り出してからは一度もコースインせず、13周で走行を終えた。
尚、両車とHondaの新型車両は11月12日、13日に行われる最終戦もてぎでファンに披露される予定だ。
4/13-14 | Round1 OKAYAMA | |
5/03-04 | Round2 FUJI | |
6/01-02 | Round3 SUZUKA | |
8/03-04 | Round4 FUJI | |
8/31-9/01 | Round5 SUZUKA | |
9/21-22 | Round6 SUGO | |
10/19-20 | Round7 AUTOPOLIS | |
11/02-03 | Round8 MOTEGI |