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2017.02.10
大阪オートメッセは12日まで!新型マシン展示やトーク&エンジン始動と盛りだくさん

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「大阪オートメッセ2017」が2月10日、大阪・南港のインテックス大阪にて開幕。西日本最大級のカスタマイズカーイベントとして知られ、毎年多くの来場者が足を運ぶこのビッグイベントも、今年で21回目を迎える。開催初日は厳しい寒波に見舞われたが、青天に恵まれ、さらには寒さをものともしない熱気が会場を包み込んだ。期間中は場内で、“SUPER GT featuring OSAKA AUTOMESSE”を展開。今シーズンのSUPER GTを戦うGTマシンの展示をはじめ、今季参戦ドライバーが参加するイベントも行なわれる。

 

 開催初日となる10日(金)朝10時からのオープニングセレモニーには、GTアソシエイション(GTA)の坂東正明代表も出席。テープカッターのひとりとして登壇した。また、坂東代表は、メインエントランス近くに位置する会場正面のインテックスプラザに展示されたLEXUS LC500、16年仕様のNo.99 NSX CONCEPT-GT、No.12 カルソニック IMPUL GT-RのGT500車両3台、そしてGT300のNo.21 Hitotsuyama Audi R8 LMSを背に、大阪オートメッセ実行委員長を務める城市邦夫氏とがっちり握手を交わした。

 

 

 この日のお昼前には、SUPER GTトークショーがメインステージにて行われた。まず、迫力あるSUPER GTのプロモーションビデオが流れ、オフィシャルアナウンサーとしておなじみのピエール北川さんがMCとして登場。続いて姿を見せた坂東代表と、まずは今シーズン投入されるGT500クラスの新型車両の話になり、「まだ見慣れない新しい車両も、その速さがわかるようになると不思議とカッコよくなってくる」と、坂東代表がレーシングカーならではの魅力を語った。一方、昨シーズンはマザーシャシー車両がクラスチャンピオンに輝いたGT300クラスにも触れ、「新たな車種が参戦するかもしれない」と、気になるトピックが飛び出すこととなった。

 

 このあと、SUPER GTに参戦するドライバーを代表し、武藤英紀選手、平川亮選手がトークショーに参加。マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで行なわれたタイヤテストから帰国して間もないふたりは、現地での様子を振り返りながら、今シーズンに向けて手応えを感じていると報告した。

 

 

 続いてステージには、今年も開幕戦(4月8、9日)の舞台となる岡山国際サーキットの新しいサーキットクィーンが登場。初戦を前にした3月18、19日に行なわれる「ファン感謝デー& SUPER GT 2017公式テスト」の紹介を行い、大阪オートメッセに詰めかけたファンに来場を呼びかけた。

 

 

 トークショー終盤、ピエール北川さんから岡山戦に向けての意気込みを聞かれ、武藤選手は「今年の車両は、外からみても速いので予選からちゃんと観てほしい」と自信を語り、平川選手は、「パートナーが代わったので、新しいチャレンジの気持ちで戦いたい」と意欲を見せた。また、坂東代表も「お客様に『来て良かった』と思って帰っていただけるレースをします」と宣言。それぞれ今年のSUPER GTの見どころを存分にアピールすることとなった。

 

 

 午後1時15分からは、会場内3号館に設けられたSUPER GTブースにおいて、今シーズンより新たに設立されたFIA-F4選手権参戦支援プログラム「FIA-F4 JAPANESE CHALLENGE」について発表会を開催。坂東代表は「将来トップドライバーとなる可能性を秘めた選手に対し、FIA-F4選手権への門戸をいっそう拡げることが目的」であり、「才能ある若手ドライバーの経済的負担を軽減するため、使用するマシンのレンタル費用はもとより、メンテナンス、サーキットへの車両運搬、タイヤ、ガソリンなどの消耗品まで、フル参戦に伴う費用を手厚くサポートする画期的なプログラム」と説明。FIA-F4開催3年目の今シーズンは、これまで取り組んできた上級カテゴリーへの“送り出し”に加え、若手ドライバーの“引き上げ”を目指すことを誓った。

 

 

 

 また、同ブースではSUPER GTオフィシャルグッズ販売はもちろんのこと、初日から最終日までの3日間は、連日ミニトークショーとサイン会が行なわれる。昨シーズンのGT500クラスチャンピオンカーであるNo.39 DENSO KOBELCO SARD RC Fも展示されているので、写真撮影を楽しむことも可能だ。なお、初日には、武藤、平川の両選手に加え、柳田真孝選手もブースに現れ、ときに本音も織り交ぜた楽しいトークショーを繰り広げた。岡山の公式テストについて聞かれた柳田選手は、「お客さんがいると、開幕戦と同じくらいドキドキワクワクする。つい、アウトラップのときに余計にホイルスピンさせているかも」と笑いを誘っていた。11日(土)は松田次生、武藤、平川、柳田各選手が、最終日12日(日)には、千代勝正、武藤、柳田各選手がブースでのトークショー、サイン会に出演予定。サーキットとはまた異なるモータースポーツの魅力に触れていただきたい。

 


SUPER GTのトークではお馴染みになったこにわさんも登場

 

 一方、午後3時半を過ぎて行われたのが、SUPER GT車両によるエンジン始動イベント。会期中、インテックスプラザに展示されているNo.21 Hitotsuyama Audi R8 LMSのエンジンをデモンストレーションで始動させるとあって、多くのファンが待ちかまえた。今シーズンからチームに加入する柳田選手の手によって、会場の空気を震わせんばかりのエキゾーストサウンドを奏ではじめると、来場者は足を止め、中には耳を手で塞ぎながら独特のエンジン音に聞き入っていた。

 

 

 

「大阪オートメッセ2017」は、12日の日曜日まで開催。入場料、会場へのアクセス、イベント予定などの詳しい情報は、大阪オートメッセ公式ウェブサイト<http://www.automesse.jp/>にてご確認を。

 

 

大阪オートメッセ SUPER GT 展示ギャラリー

 

 

 

 

 

 

 

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