News

News
2017.02.17
マーデンボローがIMPULに加入!日産が2017体制を発表。2/19には発表イベントも開催

マーデンボローがIMPULに加入!日産が2017体制を発表。2/19には発表イベントも開催の画像

 2月17日、日産自動車株式会社とニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(NISMO、ニスモ)は「2017年のグローバルモータースポーツプログラム」を発表した。両社は、今季のSUPER GTのGT500クラスに新型「Nissan GT-R NISMO GT500」を投入。昨年同様の4チーム、4台で参戦し、失った王座の奪還を目指す。
 

 

 GT500クラスに参戦する2017年の新型GT-Rは、ベースとなるNissan GT-R NISMO(2017年モデル)の特徴的なデザインを取り込みながら、これまでのNissan GT-R NISMO GT500の速さと強さのDNAを継承しつつ、2017年のSUPER GTの技術規則に沿って開発。昨年11月に公開したこの新型GT-Rは国内やマレーシアのセパンでテストを行い、開幕戦まで更なる改良を続けるという。

 

 各チームの体制だが、昨年1勝のTEAM IMPUL、12号車にドライバーの変更があった。昨年GT300クラスにデビューしてGT-Rで1勝を挙げたヤン・マーデンボローが、GT500に昇格して、安田裕信とカルソニックブルーの12号車のステアリングを握ることとなった。星野一義監督、ブリヂストンは不変だ。
 23号車のNISMOは、ドライバーの松田次生とロニー・クインタレッリ、鈴木豊監督、タイヤはミシュランと不変。
 24号車、KONDO RACINGには昨年までIMPULで活躍したジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが加入。昨季2勝の原動力となった佐々木大樹との体制となる。近藤真彦監督、ヨコハマタイヤは変わらない。
 46号車のMOLAも昨年と変わらず、本山哲をエースに千代勝正のコンビで、大駅俊臣監督、ミシュランタイヤで参戦する。
 そして、日産系チームの総監督は、ニスモ常務執行役員の田中利和が引き続き務める。

 

 GT300クラスには、今季もニスモが開発したNissan GT-R NISMO GT3を供給。その1台は日産のドライバー育成プロジェクトである3号車のNDDP RACINGで、今季も長谷見昌弘監督が率いる。ドライバーは一昨年同チームで2勝を挙げ、昨年は海外レースにも挑戦し、SUPER GTの第6戦鈴鹿ではケガの千代に代わって46号車をドライブしてGT500クラスも経験した高星明誠が復帰。星野一樹と共にタイトル獲得を目指す。

 

 ニスモの片桐 隆夫CEOはリリースに寄せて、「今年はSUPER GTのGT500クラスに17年仕様のGT-R NISMOをベースとした新型車で参戦します。なんとしてもシリーズチャンピオンを奪還するという固い決意で、クルマ、組織、体制といったあらゆるものを見直し、これまで以上の準備を行っています。チーム体制も4チームそれぞれがタイトルを狙える強力な布陣としました。今年も全力で戦いますので、ファンの皆様にはこれまで同様の熱い応援をお願いいたします」と、日本のモータースポーツを代表するGT-Rの名に恥じない活躍と、GT500クラスのタイトル奪還への決意を語った。

 

 

 

2017年 SUPER GT参戦体制(リリースより抜粋)

No チーム 監督 ドライバー 車両名 タイヤメーカー
GT500クラス
12 TEAM IMPUL 星野 一義 安田 裕信
ヤン・マーデンボロー
カルソニック IMPUL GT-R ブリヂストン
23 NISMO 鈴木 豊 松田 次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R ミシュラン
24 KONDO RACING 近藤 真彦 佐々木 大樹
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R ヨコハマ
46 MOLA 大駅 俊臣 本山 哲
千代 勝正
S Road CRAFTSPORTS GT-R ミシュラン
GT300クラス
3 NDDP RACING 長谷見 昌弘 星野 一樹
高星 明誠
B-MAX NDDP GT-R ヨコハマ

 

リリース「2017年モータースポーツ活動計画を発表
 

 

 なお、2月19日(日)には「2017年モータースポーツ活動計画発表会及びモータースポーツ特別イベント」が神奈川県横浜市の日産グローバル本社ギャラリーで、13時より開催される。ファンの観覧も可能で、選手&監督との交流イベントも実施される。会場のアクセス、時間等の詳細はこちらにて確認してほしい。

 

Page Top