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2017.02.19
日産のモータースポーツ発表イベントは日産&GT-Rファンで大盛況!

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 快晴に恵まれた2月19日、横浜市西区にある日産自動車グローバル本社のギャラリーにおいて、日産/NISMO(ニスモ)の2017年モータースポーツ活動計画発表会が行われた。すでに2月17日にSUPER GTをはじめとする活動計画は発表されていたが、この日は発表会に加えてSUPER GTの監督やドライバーが全員集合、ファンとの交流を深めるイベントも開催されるとあって、朝から多くの日産ファン、GT-Rファンがギャラリーに集まった。



 

 イベントは午後1時からの2017年モータースポーツ活動計画発表会でスタート。最初に挨拶に立ったNISMOの片桐隆夫社長は「昨年は日産/NISMOにとって悔しいシーズンとなりましたが、ニューマシンを投入する今シーズンは、必ずタイトルを奪回します!」と会場に集まったファンとマスコミ陣に宣言し、改めて今年のモータースポーツ活動計画が発表された。
 


 続いて、この日の主役たちが登場。昨年から日産系チームの総監督を務める田中利和ニスモ常務執行役員を先頭に、NISMO(23号車)の鈴木豊監督と松田次生/ロニー・クインタレッリ、TEAM IMPUL(12号車)の星野一義監督と安田裕信/ヤン・マーデンボロー、KONDO Racing(24号車)の近藤真彦監督と佐々木大樹/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、MOLA(46号車)の大駅俊臣監督と本山哲/千代勝正、そしてGT300クラス参戦のNDDP RACING(3号車)の長谷見昌弘監督と星野一樹/高星明誠ら監督とドライバーが壇上に勢ぞろい。田中総監督と、チームを代表して松田が詰めかけた多くのファンにあいさつ。活動計画発表会の第一部を終えることになる。


 

 


 

 発表会後はファンお待ちかねのトークショー。まずは田中総監督と4人のチーム監督によるトークショー・パート1。前半部分では田中総監督と、新型車両の開発も担当する鈴木監督が、新たなレギュレーションと新型車両を解説する。そして後半部分では5人の監督の、それぞれの関わりに話が及ぶと、星野監督を除く4人の監督が「星野さん(当時現役)に憧れてレースを始めた」と口を揃える一面も。



 トークショーのパート2では、8人のGT500ドライバーが勢揃い。テストが続く新型車両の手応えや新しいシーズンへの意気込みなどを語るとともに、プライベートのエピソードなども話題に上り、詰めかけたファンも壇上のドライバーたちと、大いに盛り上がった。



 最後のトークショーはNISSAN GT-R NISMO GT3を走らせる監督・ドライバーが登場してのGT3 グローバルトーク。SUPER GTのGT300に参戦するNDDP RACINGの長谷見昌弘監督や星野一樹/高星明誠、ブランパン耐久シリーズに挑戦する千代勝正、スーパー耐久で連覇を狙う藤井誠暢、そしてNISMOアンバサダーを務める一方でGT-R NISMO GT3のエボリューションモデルの開発をも担当するミハエル・クルムさんが壇上に上がった。長谷見監督は「GT3は、3年間はクルマを大きく変えることができないカテゴリー。だから2018年シーズンは期待しているけど(現行モデルで3年目となる)今シーズンは“我慢のレース”になります」と苦笑しながらも今シーズンの活躍を約束していた。



 午後4時からはニッサン・モータースポーツ・ライブ with Pit-FmとしてSUPER GT各戦で実施されているパブリック・ビューイングを紹介。さらに午後4時30分からはドライバーとのハイタッチ大会が行われ、メニュー盛り沢山の1日を終えることになった。







MOTUL AUTECH GT-R(2016年車両)など歴代のGT-R展示は3月10日まで行われている。  

 

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