2017.03.15

新型GT500マシンをはじめ2017年シーズン参戦の全チームが勢揃い！ 3/18,19は公式テスト岡山＆ファン感謝デー（3月15日更新）

　2017 AUTOBACS  SUPER GTのシリーズ開幕戦岡山まであと1ヶ月に迫り、今季の参戦チームも発表された。各チームの準備が進む中、開幕までのキーポイントとなる公式テストが行われる。それは、3月18日（土）、19日（日）に岡山国際サーキット（岡山県美作市）で行われる2017 SUPER GT公式テスト＆岡山国際サーキット“ファン感謝デー”だ。（※写真は昨年の公式テスト岡山の模様）

 

　入場料は前売り券が各日2,000円、当日券が各日2,200円（女性および中学生以下[保護者同伴に限り]は入場無料）で、現在前売り券（入場券＆駐車券）が好評発売中。
　入場券、駐車券等に関しては岡山国際サーキット公式ウェブサイトを、参加チーム＆ドライバー、タイムスケジュールは当ウェブサイトをチェックしてほしい。

 

→ 【公式テスト岡山】エントリーリスト／タイムスケジュール／ピット割

 

■GT500全チームが新型車で勢揃い

　岡山での公式テストは今シーズン最初の公式テストであり、開幕戦の行われるサーキットでの走行機会だけに今季参戦チームにとっては極めて重要な2日間である。特に全車が新型車となるGT500クラスは全15台が参加を予定。そして、例年数チームは欠場のあるGT300クラスも、今年は全30台が参加する。
　テストでの注目は、何と言ってもGT500クラスの3メーカーの新型車の仕上がり具合であろう。この公式テスト岡山では、車両の基本データ取得やセッティング、タイヤテストなどが、積極的に行われるだろう。もちろんファンとしてはレクサスLC500、日産GT-R、Honda NSX-GTの基本的な戦闘力も確認したいところ。
　また、GT500ルーキーであるNo.12 カルソニック IMPUL GT-Rのヤン・マーデンボローや、SUPER GTに帰ってきたNo.36 au TOM'S LC500の中嶋一貴の走りにも注目だ。さらに今回はNo.19 WedsSport ADVAN LC500に今季の第6戦鈴鹿でスポット参戦する小林可夢偉も走行予定。元F1ドライバーのSUPER GT初走行も見逃せない。

 

 

■ニューマシンのベントレーやマークX、RC Fに注目

　GT300クラスでは、やはり今季初参戦のトヨタ・マークX（No.52 TOYOTA MARK X MC）やベントレー・コンチネンタルGT3（No.117 EIcars BENTLEY GT3）、そして新開発となったレクサスRC F GT3（No.51 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3／No.60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3）に要注目だ。
　また今季のGT300クラスには多くの新人が登場する。特に若手の注目は、2015年FIA-F4王者の坪井翔（No.51 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3）、2016年全日本F3のチャンピオンに輝いた山下健太（No.25 VivaC 86 MC・昨年はスポット参戦）だろう。さらに、2011年のGT300チャンピオンである番場琢（No.52 TOYOTA MARK X MC）の復帰も期待感大だ。GT500で2回、GT300でもタイトルを獲っている柳田真孝（No.21 Audi Team Hitotsuyama）が今季はGT300に活躍の場を移した。パートナーも元GT500王者のリチャード・ライアンだけに、今季の台風の目になるかも。

 

■路面が一新で各車の走りもより鋭くなる!?

　そして、このシーズンオフに岡山国際サーキットはコース路面の全面改修を行った。したがって、ドライバーにとってもマシンにとっても、これまで以上に走りやすい路面になっているはず。一方で、タイヤメーカーやチームのエンジニアにとっては新たになった路面のデータを収集する機会となる。SUPER GT通ならチームやタイヤのスタッフの動きにも注視して欲しい。
　他にも書き出したら切りがないくらいに、今季を占う注目点が豊富な公式テスト岡山は、SUPER GTファンはもちろん、国内外のモータースポーツファンも気になる2日間になるだろう。

 

■ファン感謝デーだけにお楽しみは盛りだくさん

　この公式テスト岡山は、岡山国際サーキットの「ファン感謝デー」としても開催される。サーキット内では「行っとこ！世界のお昼ごはん（仮）」と題したグルメ祭りも企画されている。この他にも、午前と午後の走行の合間には「オープンピット」として、ピットを歩けるチャンスもあり、今シーズンのGTカーやドライバーを間近に見ることもできそうだ。

 

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