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Race Report
2017.04.09
Rd.1 決勝:優勝記者会見

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第1戦 岡山国際サーキット : 優勝記者会見

GT500 Class

No.37 KeePer TOM'S LC500

 

「全員で手に入れた優勝だったと思う」

平川 亮

 今日はライバルのHonda勢には残念なレースになったと思いますが、僕たちにとっては完璧なレースになりました。ポイントはやはりニック(キャシディ)がスタート直後に上手くパッシングしてトップに立ったこと。それで、そのまま僕もトップでバトンを受けることになりました。
 後半用に選んだタイヤがハード過ぎてちょっと苦しいところがあり、6号車に後方から猛チャージを掛けられてしまったし、セーフティカーが出てギャップがなくなる不運もあったけど、反対にセーフティカーが出たおかげで(バトルをする)周回数も減って(プラマイゼロ)。それ以外には大きなミスはなかったです。素晴らしいクルマを用意してくれたレクサスと、それを仕上げてくれたチーム、良いタイヤを用意してくれたブリヂストン、全員で手に入れた優勝だったと思います。
 開幕戦で優勝できてシリーズにとって、一番いいスタートを切ることができました。LC500が調子いいので、調子位内にポイントを稼いでいきたい。僕は今年でSUPER GTに参戦3年目なんですが、これまでは勝つこともあったけど、ポイントを取りこぼすこともあった。それだけに、今年こそニックと一緒に上手く、(ポイントを)取りこぼさないようシリーズを戦って行きたいです。

 

「テストの時からこれを期待していたんだ」

ニック・キャシディ

 優勝できたことが、まだ信じられないよ! でもレクサスが素晴らしいクルマを用意してくれて、テストの時から調子良くて(優勝できるかもと)期待はしていたんだ。僕自身のスティントでもスタートは完璧だったし自信を持って走ることができた。後半を走った平川(亮)さんが速いドライバーで、しかもこのサーキットを得意としていることは知っていた。でも本当に思った通りの展開になったね。次回のレースではウエイトハンディを乗せることになってクルマが重くなるけれど、それはポイントを獲っていることの証拠。良いことなんだよね。だからクルマが重くなってもベストを尽くしたいね。
 あと僕個人としては、オートポリスで走ったことがないので、次回の富士ももちろんがんばるけれど、オートポリスで良い走りができるよう努力するよ。

 

 

 

GT300 Class

No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG

 

「外で見ているほどには余裕がなかったのも事実」

谷口 信輝

 サーキットに来る前に勝つ準備ができていた。今回はそんなレースになりました。予選でポールを獲ることができませんでしたが、それは決勝を考えてハード目のタイヤを選んだから。ポールを狙うだけなら、また別の作戦もあったと思います。
 ともかくクルマとタイヤが素晴らしかった。それに尽きます。反対にレースの流れは僕ら向きじゃなかった。クルマとタイヤが良かったので、何もなければ絶対に勝てる! そう思っていたのですが、色々あり過ぎました(苦笑)。もう、どれだけイレギュラーがあるんだ、と。だから、外で見ているほどには余裕がなかったのも事実ですが、今回は本当に、クルマとタイヤで勝てたレースでした。
 そもそも、今回の舞台である岡山国際サーキットは、僕らが乗っているAMG GT3とは相性のいいサーキット。だから、ここでキッチリ勝てたことは大きいと思います。僕たちのチームは2011年にチャンピオンになって、3年後の2014年にもタイトルを獲っています。だから、それから3年たった今年はチャンピオンになれるんじゃないか、そう思っています。

 

「今日ほどクルマが良いことなかった」

片岡 龍也

 今回は、正直いってテストから手応えがありました。レースウィークに入る前からポール争いと優勝争いをするイメージが湧いていました。だから昨日、ポールを獲れなかったのはとても悔しかったのですが、その分、今日のレースに強い気持ちで臨みました。
 僕らが選んだタイヤは、温めるのが大変な面があって、何とか温まったらSC(セーフティカー)が出てくる。その繰り返しで、決して、僕たちにとっていい流れにはなりませんでしたが、それでもクルマとタイヤが良かったから勝つことができた。
 これまで何度も優勝をしていますが、今日ほどクルマが良いことなかった。本当にクルマを仕上げてくれたチームと、素晴らしいタイヤを用意してくれたヨコハマさんに感謝です。GT300というクラスはルールも含めて複雑で、勝つのは簡単じゃないです。でも、今回のような素晴らしいタイヤを用意してくれたヨコハマさんには期待しています。今年はチーム結成10年目なので、その節目の年に華を添えるためにも、チャンピオンを目指してがんばります。

 

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