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2017.04.10
2017年SUPER GTシリーズにおいてAEDの適正配置を実施

2017年SUPER GTシリーズにおいてAEDの適正配置を実施の画像

 SUPER GTシリーズでは参戦の選手や関係者、観客の安全をより高めるため、今シーズンから全チームのピットにAEDを配置することになった。その最初のレースとなる開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」(岡山国際サーキット)で、AEDの認知向上と普及、適正配置を推進するAED適正配置プロジェクト(主幹:トランスミッション/フクダ電子/フィリップス エレクトロニクス ジャパン)より、SUPER GTを運営する株式会社GTアソシエイション(GTA)の坂東正明代表(トップ写真の右)へ贈呈された。プレゼンターはトランスミッションのレーサー鹿島氏(同左)。


 


 

 開幕戦岡山の直前となる4月7日には各チームにAEDが配布され、早速チームはピットガレージやパドックの内のホスピタリティテントなどの分かりやすい場所に設置していた。





 


 今回のAEDの贈呈は、AED適正配置プロジェクトとSUPER GTとのコラボレーションにより実現したもので、SUPER GTでは今シーズンから参加全チームのピット内にAEDを設置する(第7戦タイ大会を除く)ほか、サーキット場内を走行する関係者車両約10台にもAEDを搭載する。すでに富士で開催された公式テスト時には、全チームのマネージャーら80名以上を対象にした心肺蘇生講習会も実施している。



開幕戦岡山で各チームに渡されたAED


 AED適正配置プロジェクトは「AEDで救える命があることを、もっと知って欲しい」をキーワードに、2013年から活動をスタートさせている。厚生労働省の「AEDの適正配置に関するガイドライン」では“突然の心停止発生から素早く除細動を行なうことで生存率・社会復帰率が向上することから、その場に居合わせた人が迅速に救命処置を行えるよう、AEDを直ぐに使える場所に効果的に設置されていること「適正配置」が重要である”とされている。

 

  

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