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2017.05.16
【チーム特集・第3回】「モータースポーツが愛されるようにがんばっていきたい」No.8 ARTA NSX-GT/鈴木亜久里監督

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我々のチームを紹介しましょう! SUPER GT監督一問一答 第3回

No.8 ARTA NSX-GT/鈴木亜久里監督

2017年のSUPER GTには45チーム(台)もの魅力あるチームが参戦しています。超有名なチームもあれば、目新しい今年から参戦する新しいチームありますね。J SPORTSの中継やGTプラスで垣間見るチームは、真面目で真剣だったり、明るい雰囲気だったり、それぞれ個性が違ってみえます。
でも、そんな中継によく登場するチームだって、皆さんが知らないことが結構あるはず。チーム名やゼッケンの由来や、チームの雰囲気とか。そこで、SUPERGT.netのスタッフが、各チームの監督、総監督、代表にずばりチームの秘密を聞いちゃいます!

 

第3回は、SUPER GTを代表するトップチームであるNo.8 ARTA NSX-GTの鈴木亜久里監督です。
それでは、あなたのチームのこと、教えてください!

 

Q:車両名、チーム名、お答えいただく方を教えてください。

ゼッケンは8です。
マシンはNo.8 ARTA NSX-GT(エーアールティエー・エヌエスエックス・ジーティー)。
チーム名はAUTOBACS RACING TEAM AGURI(オートバックス・レーシングチーム・アグリ)。
監督の鈴木亜久里(すずき・あぐり)です。

 

Q:チームをひとことで表現するか、キャッチフレーズをつけてください。

オレンジ!
オレンジには失敗しても諦めないという意味があると聞いた事があります。諦めずに挑戦していきたいですね。

 

Q:チーム名(会社名)に由来があれば、教えてください。

「世界に通用する日本人ドライバーの育成」という我々のプロジェクトにオートバックスさんが賛同してくれたので、「AUTOBACS RACING TEAM AGURI」の頭文字を取って、ARTA Projectという名前になりました。
レースに参戦する時のチーム名には“Project”は付けません。

 

Q:チームの結成の年、SUPER GT初参戦のことを教えてください。

チームの設立は1997年の秋で、活動は1998年からです。
SUPER GTが始まったのが2005年なので、その年の車両名は「ARTA NSX」で、ドライバーは伊藤大輔選手とラルフ・ファーマン選手でした。
JGTCで言えば車両名に「ARTA」が付いたのは1999年で、車両はスカイライン。チームはNISMO(ニスモ)さんで、ドライバーは私、鈴木亜久里とミハエル・クルム選手でした。
チームとしてのARTAの参戦は、2000年で車両はNSX、ドライバーは鈴木亜久里と土屋圭市(現ARTAエグゼクティブ・アドバイザー)でした。

 

Q:SUPER GTに参戦するにあたり、参戦の意義と目標を教えてください。

ARTA Projectの目的は世界に通用する日本人ドライバーの育成ですが、日本で最もコンペティティブで、世界的に見ても最先端の技術で争われているSUPER GTへの参戦はプロフェッショナルドライバーを育成するうえでも有効な場所と考えています。
ここにいるチームやドライバーは既にプロフェッショナルですが、レベルの高い選手やチームとの戦いで更にレベルアップができるので、ここでもっともっと上を目指し、勝っていきたいです。
また、我々は自動車に関わる産業やスポーツがもっと注目されたいと願っています。ここで培われた技術が市販車に反映される事と、このスポーツが多くの人たちに愛される存在になれるようにがんばっていきたいです。

 

Q:チームのドライバー2人の良いところを紹介してください。

○第1ドライバー:野尻智紀 選手
最近は速さに磨きがかかってきました。エースドライバーに昇格して、チームをまとめるようなリーダーシップが出てきました。

 

○第2ドライバー:小林崇志 選手
近年、安定した速さに信頼感が増し、チーム力を底上げしてくれています。

 

No.8 ARTA NSX-GT

 

Q:現在のゼッケン番号の由来や意味を教えてください。

8は縁起の良い数字で、前から好きな番号でした。たまたまその番号を使っているチームがいなかったので使わせてもらいました。

 

Q:マシンやスタッフウエア等に使用するチームカラーはありますか?

もちろんオレンジです。
タイトルスポンサーである「AUTOBACS」さんの企業カラーですから、オレンジをメインで使っています。

 

Q:シーズン中盤戦のことです。ラスト数周でトップを走行中、ドライバーがタイヤの酷い振動を訴えてきました。タイムはさほど落ちておらず、ピットインさせると表彰台は無理に。
監督として、ピットインさせますか、させませんか? その理由は?

ピットインさせません。
数周でレースが終わるというシチュエーションで、タイムが落ちてなくて表彰台圏内ならば、なおさらピットインさせません。

 

Q:チームを運営するにあたり、モットーや座右の銘などあれば教えてください。

クルマを壊さない。

 

Q:チームを応援してくれているファンの皆様にメッセージをお願いします!

今年はARTAが活動してから20周年になります。
ここまで来られたのも皆さまの応援のおかげだと思っています。今年はその20周年に華を添えられるようにがんばります。

 以上、No.8 ARTA NSX-GTの鈴木亜久里監督でした。

次回の『我々のチームを紹介しましょう! SUPER GT監督一問一答』は …
GT300クラスのNo.2 シンティアム・アップル・ロータスの後藤誠監督です。
お楽しみに!

 

 

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