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2017.05.22
【第3戦】決勝直前に白バイ、パトカーがGTマシンを先導して交通安全啓発のパレードを実施

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 SUPER GTでは国内の各大会が開催されるサーキットの地元警察とコラボレーションして、交通安全の啓発活動を実施している。5月21日、2年ぶりに行われたオーポリスでも、大分県警察の白バイ5台、パトロールカー2台が訪れてピットウォークに、そしてGTマシンとの交通安全啓発のパレードラップに参加した。
 


 少し汗ばむほどの好天に恵まれたこの日のオートポリス。午前からたくさんのSUPER GTファンが観戦に訪れていた。午前10時30分から行われたピットウォークでは、1番ピット前に特設の大分県警察スペースが登場。2台の白バイと1台のパトロールカーが展示された。普段は間近に見ることのない白バイ、パトロールカーにはピットウォーク参加のファンたちも興味津々。多くの人たちで賑わっていた。車両の周辺に待機する交通機動隊隊員が白バイの装備について説明したり、子供たちには体験乗車してもらったりと滅多にない触れあいにお互いが笑顔だった。また、展示ピットでは「ライトオン」や「シートベルト着用」など交通安全メッセージが描かれたクリアファイルなどが配布され、GTファンに交通安全意識の向上を訴えていた。
 




 決勝レースの前に行われたセレモニーの合間には、「多くの方に深い悲しみをもたらす交通事故は、皆さんのほんのわずかな注意で防ぐことができます。大分県警察では1件でも交通事故を減らすため、大分県の観光PRフレーズの「日本一のおんせん県、おおいた」からヒントを得た『“おん・せん・けん”は命を守る合い言葉』を作成しました。『ライト“おん”』『脇見も“せん”し』『飛ばさん“けん”』と、早めのライト点灯、前方注意、スピードダウンの徹底を行いましょう。“日本一のおんせん県”は“交通マナーも日本一”と言われるように安全運転をお願いします」と、SUPER GT公式アナウンサーのピエール北川さんが場内放送で大分県警察からのメッセージを伝えてくれた。
 


 そして決勝レースが目前になると、スターティンググリッドに整列した43台(2台はピットスタート)の前には、白バイ5台とパトロールカー2台もスタンバイ。午後2時ちょうど、1万8000人余の観客が見守る中、まずは白バイとパトロールカーがGTマシンを先導しての交通安全啓発のパレードラップがスタート。1周のパレード中には、ピエール北川アナウンサーがここでも交通安全のメッセージを伝えていた。
 


 パレードでオートポリスを1周し、メインストレートに戻ってきた白バイとパトロールカーはサイレンを高らかに鳴らすと、コースから退去。いよいよ九州のファンが待ち望んでいた2年ぶりのSUPER GTの決勝レースがスタートとなった。
 




 

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