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2017.07.23
【GTA定例会見:Rd.4 SUGO】坂東代表がBoPや2018年カレンダーなど記者の質問に答える

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 SUPER GTを運営する株式会社GTアソシエション(GTA)は、各大会で取材記者の質問に答える定例記者会見を実施している。7月23日、第4戦の決勝レース前にも開催地のスポーツランドSUGOで坂東正明GTA代表が、日本モータースポーツ記者会(JMS)の代表質問やその他の取材記者の質問に回答した。

 

 

■第3戦でHonda NSX-GTのミッドシップレイアウトに対するウェイトハンディが15㎏軽減されましたが、第3戦のレースを見てどのような印象をもたれましたか、教えてください。また、他の車両を使用するメーカー、チームからの反応をお聞きでしたら、教えてください。

坂東代表「目指していた性能の均衡化が、図られたと考えている。これに関して、他の自動車メーカーからも、これに関する否定的な意見は聞いていない。NSX-GTがしかるべき成績を挙げていることに関しては、ウェイトハンディの軽減だけでなく、Hondaの研究所の努力の結果だと考えている」

 

 

 

 

■GT500クラスとGT300クラスの性能差が縮まってきていますが、この点についてはどのようにお考えですか?

坂東代表「GT500クラスとGT300クラスの差については、特に詰まったという認識はない。確かにタイム的にはGT500クラスが前年から変わらず、GT300クラスは速くなっているが、今年からダウンフォースを抑えているため、コーナリングスピードは下がり、ストレートスピードは上がっているので、そのように感じられるのかもしれない。ダウンフォースの削減は安全性を考慮しての対応なので、その目的に対してうまくいっていると認識している」

 

 

■鈴鹿1000㎞レースが今年で最後の開催となり、タイ大会についても契約は今年までだったと思いますが、来シーズンのカレンダーについて、現状お聞かせいただける範囲で教えてください。

坂東代表「来シーズンのカレンダーについては、開催サーキットとの調整を終えて、JAFに申請を済ませている。JAFのモータースポーツ審議会が行われ、そこで承認されれば発表する予定なので、もう少しお待ちいただきたい。
 鈴鹿1000kmだが、SUPER GTとしての開催は今年で終了となり、来季の鈴鹿戦は300kmレースで行う。ただ、レースのバラエティは欲しいので、8月の富士を長距離にしたい。
 タイ大会については、先日訪問して交渉し、来年も開催することで現地主催者とも合意している。開催時期に関しては、ブリーラムのサーキットがMotoGP(2輪世界グランプリ)の開催を検討中で、タイ政府機関とブリーラムの自治体も関わるビッグイベントなので、我々もそれを尊重して、今年とは開催時期を変更することになる」

 

 

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