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2017.07.27
SUPER GT公式アナウンサー・ピエール北川のサーキットガイド『富士編』

SUPER GT公式アナウンサー・ピエール北川のサーキットガイド『富士編』の画像

SUPER GT公式アナウンサーのピエール北川が開催コースをご紹介

「夏休みシーズンまっただ中! 大人も子供も大満足の富士スピードウェイです」

第5戦 富士スピードウェイ

 

コース紹介

 

 

 ボンジュール! 今回は第5戦の舞台、「富士スピードウェイ」を紹介するよ!
 5月に第2戦が行われた富士だけど、実はこの第5戦を前に、新しい施設が場内にオープンするんだ! その名も「富士 ジュラシック ウェイ」。名前を聞いてピンと来た方! その通り! 恐竜が主役のアミューズメント施設が、富士スピードウェイの中に誕生します。場所はトヨペット100Rの内側にある森林内で、そのエリアには恐竜の模型が配置された歩道があり、たくさんの恐竜たちに会うことができるそうです。中には10メートルほどの大きさのものもあるって! さらに富士山をバックに撮影もできるスポットもあるらしいので、家族連れで、特に男の子のいる家庭なら、SUPER GTレース以外にも楽しい思い出ができそうですね。

 また、8月5日・6日の両日には、エアロバティックス・パイロットで、日本人唯一のレッドブル・エアレースパイロットの室屋義秀選手が、富士スピードウェイ上空で世界クラスのエアロバティックスフライトを見せてくれるんです!

 今までは、どちらかというと大人がモータースポーツを楽しむイメージが強かった富士スピードウェイですが、これで「家族で楽しむ富士スピードウェイ」としても魅力アップです! 次の第5戦、キッズたちは夏休みまっただ中での開催ですから、レース開催時やその前後で、近隣の観光施設もうまく使って車中泊やキャンプをしても楽しそうですね! 夏休みの思い出づくりにも最適なSUPER GT第5戦富士。ぜひ家族みんなで遊びに来てください! がんばってね、パパさんたち!(笑)

 と言うわけで、コースのデータです。

 

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富士スピードウェイ・レーシングコース

コースデータ
コース全長 4,653m
コース幅 15~25m
高低差 40m
コースレコード
GT500 1'27.366
千代勝正/S Road CRAFTSPORTS GT-R 2016年 第2戦予選Q1(5月3日)
GT300 1'35.707
小林崇志/ARTA BMW M6 GT3 2016年 第2戦予選Q2(5月3日)
2016年 優勝
GT500 No.12 カルソニック IMPUL GT-R 安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
GT300 No.55 ARTA BMW M6 GT3 高木真一/小林崇志
2016年 ポールポジション
GT500 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/
No.12 カルソニック IMPUL GT-R
1'28.458
GT300 高木真一/No.55 ARTA BMW M6 GT3 1'37.545

 

 

富士大会公式戦全45戦のデータ(シリーズ戦のみ。決勝中止の1戦含む)

優勝回数
最多勝ドライバー
(今季参戦予定ドライバーのみ)
GT500:立川祐路(8勝)
GT300:新田守男(7勝)
GT500 メーカー別 レクサス/トヨタ:16勝(LC500:1勝、RC F:0勝、SC430:7勝、スープラ:8勝)
日産:16勝(GT-R:15勝、Z:1勝)
ホンダ:9勝(NSX:9勝、HSV:0勝)
その他:3勝(ポルシェ:2勝、マクラーレン:1勝)
GT300 最多勝車種 ポルシェ GT3R(8勝)
ポールポジション回数
最多ポールポジションドライバー
(今季参戦予定ドライバーのみ)
GT500:立川祐路(10回)
GT300:高木真一(4回)
GT500 メーカー別 レクサス/トヨタ:22回(LC500:1回、RC F:1回、SC430:6回、スープラ:14回)
ホンダ:11回(HSV:1回、NSX:10回)
日産:7回(GT-R:6回、Z:1回)
その他:5回(ポルシェ:2回、マクラーレン:2回、フェラーリ:1回)
GT300 最多ポールポジション車種 日産シルビア(5回)

 

 

 

観戦ポイント


ピエール北川の富士スピードウェイ・エア実況!

 

 

では、改めましてSUPER GT公式アナウンサー、ピエール北川です。第5戦の舞台、富士スピードウェイのコースレイアウトをご紹介するにあたり、「もしも」「ひょっとしたら」という空想で、レース中盤を“エア実況”によってご紹介してみたいと思います。
先に言っておきますが、これは妄想、エアですからね! 選手やチームの皆さん、ご容赦を……。

 

編集部註:あくまでもピエールアナによる架空の“エア実況”ですので、予めご了承の上、お楽しみください!

 

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メインストレート
 

さあ、レースも中盤。そろそろピットインのタイミングも近づいてきました!
富士スピードウェイの約1.5km「メインストレート」へ最初にやってきたのは、トップNo.8 ARTA NSX-GTの野尻っ!
そして追うNo.12 カルソニック IMPUL GT-Rのマーデンボローは第2戦と違ってストレートスピードもかなり改善してるようです!!

 

 
TGRコーナー(第1コーナー)
 

ストレートのスピードを伸ばしてきたカルソニック IMPUL GT-Rのマーデンボローが「TGRコーナー」手前でサイド・バイ・サイドに持ち込んだ! ブレーキング勝負で前に出たぁ!
いや、すぐさま野尻がピタリとテール・トゥ・ノーズ!!

 

 

 

コカ・コーラコーナー
 

左高速コーナーの「コカ・コーラ コーナー」では、NSX-GTの野尻が僅かにコースをはみ出した!
GT-Rの直ぐ後ろで、少しダウンフォースが減ったか、立ち上がりでアンダーステアを出してしまったのでしょうか!?

 
トヨペット100Rコーナー
 

右コーナーの「トヨペット100R」では、走行ラインも限られるが、ここでトップの前にはGT300の集団が現れるっ!
GT-Rのマーデンボロー、少しラインを塞がれた!
これで再びARTA NSX-GTがチャンスとばかりに接近!!

 
アドバンコーナー(ヘアピンコーナー)
 

続く「アドバンコーナー」は、GT300が上手くラインを譲ってくれたぞ!
カルソニック IMPUL GT-Rマーデンボローはトップをキープ!
逆にブレーキングゾーンで野尻のARTA NSX-GTとトップとの間にGT300のマシンが入ってしまった! このままマーデンボローはGT300をうまく使ってトップをキープしたいところ!

 
300R
 

 

 

 

 

ダンロップコーナー
 

「300R」を全開で抜けて迎えるのは、富士のパッシングポイントの1つ「ダンロップコーナー」。フェンスの外側では、テントを張ってバトルを楽しんでいるお客さんがいっぱいだ!
応援する日産の旗もHondaの旗も大きく揺れているぞ!
さあ、トップ争いもタイヤがそろそろ限界か、フルブレーキングでマシンが少し暴れたぁ!

 
第13コーナー 〜 レクサスコーナー
 


今年の4月より名称がレクサスコーナーになりました

ダンロップコーナーを抜けて上り勾配のセクター3では、ARTA NSX-GTの野尻がやはり速い!
ミッドシップのメリットを最大限生かし、カルソニック IMPUL GT-Rのマーデンボローをまた追い詰めた!
野尻は「レクサスコーナー」の手前、13コーナーからラインを変えたぞ!これはインに飛び込むぞぉ!!

 
パナソニックコーナー(最終コーナー)
 

NSX-GTの野尻の動きを察知したGT-Rのマーデンボローは早めにインを抑える!
しかし次の「パナソニックコーナー」へ、アクセルを強引に開けたマーデンボローはリアがスライドして加速が鈍った!!
さらにインを抑えるマーデンボロー。野尻はこれを見て、立ち上がり重視で加速しやすい外側からのラインへ変えたぞ!
さあ、メインストレートで並んだ!
しかし、ここでカルソニック IMPUL GT-Rはピットロードへステアリングを切った!
それに続いてARTA NSX-GTの野尻もピットロードへ!
コース上のトップ争いは、このままピット競争に持ち込まれる!!
さあ、先にコースへ復帰するのはどちらのチームか!?

 
 
 

 

 

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今回の第5戦は、500kmの第2戦とは違って、300kmで争われるレースです。
ですから、ピットの作業も1度きり。各車ウェイトハンディも重くなってきて、レース展開もさらにおもしろくなりそうですね!

 

 

 

 

サーキットアクセス

○所在地

〒410-1307 静岡県駿東郡小山町中日向694
TEL.0550-78-1234

 

○高速道

・東名高速道
 御殿場ICより約10km(20分)

 

・中央高速道
 河口湖IC−富士五湖道路・須走ICより約7km(15分)

 

○電車・バス

・JR御殿場線/高速バス

 御殿場駅下車 > タクシー(20分)
 or
 富士急バス・富士霊園下車

 

※SUPER GT開催時はサーキットへの臨時バスあり。

 

詳しく富士スピードウェイの公式ウェブサイトをご覧ください。

 

 

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第5戦 富士スピードウェイ:開催情報

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