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Race Report
2017.08.06
Rd.5 決勝GT300 2〜3位コメント

Rd.5 決勝GT300 2〜3位コメントの画像

決勝2位 No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG

谷口信輝
「70kgを積んでいる中での2位なので、もう万々歳」
 戦略? なかったですよ。行くだけですよ。ただまぁ、気温も路面温度も天気も全然読めなかったこともあるので、ソフトめのタイヤで行ってみて、半分くらい持つのかな、という思いでスタートしました。持たなければ、次に固め(のタイヤ)を入れなきゃいけないし…。ある意味、行きあたりばったりでした。でもまぁいいところまで行けましたね。
俺に変わってから少しして、トップがその先にいたものだから、キャッチしたかったんですよ。でも今日のオートバックス(No.55 ARTA BMW M6 GT3)は速かった。優勝できなかったのは残念ですが、70kg(のウェイトハンディを)積んでいる中での2位なので、もう万々歳ですよ。良かったし、うれしいです! ランキングトップになったので、さらにがんばります。

 

片岡龍也
「上出来な結果だけど、優勝が見えていた分、悔しい」
 今回は正直、“良くて表彰台に乗れるかな”と思っていたんですけど、意外と気温が下がってくれたことでタイヤがもってくれました。とはいえ、最初はおとなしめにポジションキープというかタイヤをなるべく労って走りましたけど。そのなかで想定していたよりいい状態でレースが進められたし、思ったより前の55号車ともギャップが拡がらなかったので、優勝も見えるかなとちょっと期待しちゃったんですけど、さすがに今日の55号車は速かったですね。ウェイトとか条件から考えれば上出来な結果なんですけど(優勝が見えて)欲が出ちゃったぶん悔しいですね(苦笑)。
実は最後、理由は分からないんですけど、ガソリンが足らないかもしれないということで途中で谷口(信輝)さんがペースを上げられなくなっちゃったんです。ミスとは言いませんが、そういうちょっとしたことで(ポイントを)取りこぼしたりしたらチャンピオンシップに響くので、このあと、しっかりチームとミーティングしたいと思っています。これでさらに重くなるので、次の鈴鹿1000kmは淡々といきますよ。

 

 

 

決勝3位 No.31 TOYOTA PRIUS apr GT

嵯峨宏紀
「今後はこの位置を維持できるようなレースをやっていかなきゃ」
 タイヤ無交換を前提にタイヤ選びをしていました。ただ、apr+ブリヂストン+プリウスのパッケージとしては、タイヤ無交換をやって成功したという前例がなかったんです。なので、正直どうなのかなという思いもありました。でも今後戦略の幅も拡がると思うので、失敗してもとりあえずやってみようということになりました。結果、今回無事に形になりました。後半、スバル(No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT)が追い上げてきましたが、それでもなんとか追いつかれることなくうまく逃げ切れたので良かったです。
プリウスとしてというか、31号車が本来いるべき位置に戻ってくることができたと思うので、今後は今までのようにこの位置を維持することができるようなレースをやっていかなきゃいけないと思うし、若い久保(凜太郎)の成長にも期待している部分もあるし、今後の僕たちに期待してもらいたいですね。

 

久保凜太郎
「初めての表彰台に泣きそうです(笑)」
 今回、ブリヂストンが固めでいいタイヤを用意してくれて、それならタイムも良いし無交換でいけるだろうというのは昨日の公式練習の時からある程度読めていました。なので、とにかく序盤は温存して温存して、あとは(嵯峨)宏紀さんに任せるしかなかったんですが、そのなかでも順位を上げることができたので良かったと思っています。 後半は見ていて心臓が痛かったですね(笑)。その走りはちょっとタイヤが苦しそうだったんですけど、それでもすごくいいラップで走ってくれて、本当に宏紀さんに感謝です。SUPER GTでは初めての表彰台で、いまはまだ大丈夫ですけど、もう少しで泣きそうです(苦笑)。次の鈴鹿はプリウスにとって相性の良いサーキットになりますので、今回の表彰台が弾みになって、鈴鹿も良いレースができるんじゃないかなと思います。

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