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2017.08.07
白バイ9台とパトロールカー4台がGTマシンを先導して富士をパレードして交通安全を呼び掛ける

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 SUPER GTでは国内開催の各大会で地元警察と協力して交通安全の啓発活動を実施している。8月6日に行われた第5戦「FUJI GT 300km RACE」においても、静岡県警察本部の白バイ9台とパトロールカー4台が富士スピードウェイに来訪。ピットウォークでの車両展示と決勝レース前のGTマシンとのパレードを通じて、来場した3万余人のGTファンに交通安全を呼びかけた。

 


 決勝日の午前中に行われたピットウォークでは、コントロールタワー前に白バイ2台とパトカー1台を展示。日頃は間近に見られない警察車両に、多くのGTファンも注目。夏休み期間中だけに父兄に連れられた子供たちも多く、「かっこいい!」「乗りたい!」と歩み寄ると、交通機動隊員、交通警察隊員らが笑顔で体験乗車の対応を行っていた。また、夜間に起こる歩行者との交通事故を予防する反射材の着用と運転者にライトオンを促す「ピカッと作戦」のチラシを、静岡県警のインターンシップ生がピットウォーク参加者に手渡していた。

 


 決勝レースを前にしたグリッドウォーク時、富士スピードウェイに来場した3万3500人の観客を前にSUPER GT公式アナウンサーのピエール北川さんが静岡県警からのメッセージを伝えた。
「例年8月は、飲酒運転の事故が増加します。飲酒運転は犯罪です。あなた自身と、家族のために、「飲んだら乗らない」を守ってください。行楽シーズン、旅行先のドライブは、知らず知らずのうちに疲れがたまり、交通事故が増加します。ゆとりを持った計画と、早めの休憩を心がけましょう。高速道路では、事故や故障で路上に停止したクルマに、後続車両が衝突する二次的事故が多くおきています。高速道路を走るときは、事前にクルマの点検を。万が一、事故や故障で、高速道路上にとまった時は、『道路に立たない』『車に残らない』『安全な場所に避難する』の3点を守りましょう。皆さま、周りへの「おもいやり ありがとう」の感謝の気持ちで安全運転に心がけましょう」
 夏休みシーズン、東名高速道路が身近な静岡県ならではの注意事項を中心に交通安全を呼び掛けていた。

 




 午後3時25分、いよいよ決勝レースがスタート。まずは、9台の白バイ5台と4台のパトロールカーがGTマシンを先導し、交通安全啓発パレードを実施。1周のパレード中には、ピエール北川アナウンサーが白バイとパトロールカーを操る交通機動隊員、交通警察隊員らを紹介すると共に、「楽しい夏休みが無事故で過ごせるように」「交通違反の無いように」と交通安全を訴えた。
 


 富士スピードウェイを1周パレードし、再びメインスタンド前に戻ると白バイとパトロールカーはサイレンを高らかに鳴らして、コースから退場。そして、待望のSUPER GT第5戦の決勝レースがスタートした。

 

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