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2017.08.26
【GTA定例会見:Rd.6 鈴鹿】2018年の第5戦富士は500マイルの長距離レースとなる

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 SUPER GTを運営する株式会社GTアソシエイション(GTA)は、各大会で取材記者の質問に答える定例記者会見を実施している。8月26日、第6戦の予選を前に開催地の鈴鹿サーキットで坂東正明GTA代表が、日本モータースポーツ記者会(JMS)の代表質問やその他の取材記者の質問に回答した。

 

 

■今回の鈴鹿1000㎞をもって夏の名物レースが最後となりますが、全日本GT選手権時代も含めると19年目の大会となります。このイベントが果たしてきたシリーズ内の存在意義などをお聞かせください。

坂東代表「鈴鹿1000㎞は2006年からSUPER GTシリーズの1戦として開催してきた。我々にとって鈴鹿1000kmはシーズンの折り返しであり、ウェイトハンディも増えていること、距離の長いこと、シリーズポイントの高いこと、チームによっては第3ドライバーとして若手を使う、歴史あるレースであることなどもあって、シリーズにとって重要なレースのひとつとして位置づけていた。それだけに思い入れがあり、このレースが今大会で終わりというのは残念だ。一方で、来年からはFIA GT3規定の車両を中心とした10時間レースとして開催される。世界の、アジアの、さらに我々のGT300クラスの車両が、統一されたルールの中で誰が一番速いのかを決めるレースを行うというのは、我々のグローバル化にも通じるものがある。我々GTアソシエイションも鈴鹿10時間耐久レースの開催に向けて協力しているので、夏の終わりを飾るにふさわしいイベントとして成功させたい。
 2018年の鈴鹿大会は5月19、20日に300kmレースとして行われるが、このレースもこれまでの鈴鹿1000kmと同様に、中身が濃く、多くのお客様に来ていただけるようなものにしていきたい」

 

 

■来シリーズのカレンダーに関して、ゴールデンウィークに富士スピードウェイで開催される500㎞レースの他に、今後新たな長距離戦の開催計画などはありますでしょうか?

坂東代表「富士スピードウェイで8月4、5日に開催される第5戦を、500マイル(約800km)レースとします。GTアソシエイションとしても、夏休み期間中に鈴鹿1000㎞に代わる長距離レースを開催したいとの思いがあったため、各サーキット、エントラントからも意見をヒアリングした。さらに、レース距離が700㎞を超える大会にはボーナスポイントが与えられるため、シリーズとしてのチャンピオン争いの展開としても、長距離レースの開催は好ましいと考え、決定した」

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