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2017.10.08
Race Day Report : 第7戦 決勝日レポート Part3

Race Day Report : 第7戦 決勝日レポート Part3の画像

 

 

グリッドウォークギャラリー

 

 

決勝レーススタート前のグリッドウォークの様子をご紹介しましょう。 各車がそれぞれのグリッドに着き、グリッドがオープンになるとコース上はとても賑やかで華やかな雰囲気に包まれました。しかし、上空には徐々に黒い雲が……。

 

 

 

 

 

 

 

 

突然大粒の雨が降り始め、あっという間にコースを濡らしていきました。グリッドウォークを楽しんでいたお客様がピット棟に避難する一方、チームのスタッフさんたちは大慌てでマシンにカバーをかけたり、ウエットタイヤを用意したりでグリッドは大混乱になりました。また直後のレーススタートに向けてタイヤ選択やセッティング変更など、ドライバーとチーム首脳陣は頭を悩ませている様子も見られました。

 

 

 

 

 

 

ドライバーや監督たちの様子といえば……。さまざまな表情を見せていますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、応援席からものすごい大音量の「KEIHIN」コールが聞こえてきました。No.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史組)のメインスポンサーである株式会社ケーヒンの現地法人のスタッフや関係者ら約600人の大応援団でした。パネルでつくった「人文字」も披露していましたよ。

 

 

 

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プミポン前国王を哀悼するセレモニーを開催

 

 

昨年の10月13日に亡くなったプミポン前国王を哀悼するセレモニーとして、決勝日のウォームアップ走行の後、追悼セレモニーが開催されました。また、決勝レースの前にもグリッド上でタイと日本の国歌演奏があり、前国王への1分間の黙祷を捧げました。

 

 

 

 

 

 

 

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【キャッチアップ03】
12号車、今季初の表彰台をマシントラブルで逃す

 

 

タイ戦で今シーズン最高位の予選結果を手にしたNo.12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ヤン・マーデンボロー組)。決勝も安定した速さを披露し、つねに表彰台圏内での走りを見せていた。ところが残り2周となる64周目に悲劇が襲う。3位走行中、突如スピードを失ってコース上にストップ。まさかの終末を迎えた。レース直後の時点では、エンジン系トラブルと推測されるという話をチームから伝え聞いている。その後、星野一義監督にレースを振り返ってもらった。

 

星野一義監督

 

表彰台が目前だっただけに、ほんと悔しい結果になってしまった。確かにもう何年もレースをやっているから、こういうことがあるのはわかっているし、この悔しさをバネにしないといけないこともわかっているんだ。でもね。そうだとわかってはいても、『この気持ちをバネにするんだ』って、自分自身を納得させるのに時間がかかっているんだよね…。うーん。特にね、今年は開幕からなにかと大変なシーズンになったでしょう!? だから、ここでようやく結果が出せると思ったの。でも、やっぱり運もいりますね。勝負事だから、流れも運もいるわけで。それが他に傾いているわけだけど、そういう中からいつも這い上がってきたからね。うん、大丈夫。がんばるしかないよ。

 

 

 

 

 

安田裕信

 

途中エンジンが失速し、もう走らなくなりました。最終の直線なんですが、アクセルを踏んでもエンジンが吹きませんでした。もう止まるしかなかったですね。まったくなんの前兆もなく突然のことでした。

 

 

ヤン・マーデンボロー

 

調子が良かったのに、こんな結果になって残念です。でもクルマのトラブルだから仕方ないですね。もうもてぎに気持ちを切り替えて、今回のようにまたいい走りをしたいと思っています。

 

 

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クルーのみなさん、コップクン カー!

 

 

決勝スタートのおよそ30分前に通り雨に見舞われたチャン・インターナショナル・サーキット。グリッド上でスリックタイヤに交換するチームが現れるなどの慌ただしさを経て66周のレースが繰り広げられました。そして、決勝レースはもとより、予選日から現場の様子を日本へテレビ中継したJ SPORTSのスタッフの皆さんが、イベント終了後に大集結。グリッド上で集合写真におさまりました。

 

 

 

 

よく見ると、日本人スタッフに加えて現地スタッフの姿もたくさんあります。不安定な天候の中、お仕事ご苦労様&ありがとうございました!

 

 

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