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Race Report
2017.10.09
Rd.7 決勝:優勝記者会見

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第7戦 チャン・インターナショナル・サーキット : 優勝記者会見

GT500 Class

No.37 KeePer TOM'S LC500

 

「次戦も開幕戦と同じように勝ってチャンピオンを決めたい」

平川 亮

ポール・トゥ・ウィンを飾ることができて、嬉しいです。スタート前に雨が降ってきて、タイヤ選択では少しナーバスになっていましたが、ウエットタイヤを選んでスタートしたらニック(キャシディ)が良いペースで走って、充分なギャップをつくってくれました。結果的にはスリックタイヤに変えるタイミングも良くて、運も味方してくれたような気がします。ルーティンのピットインでもチームが素晴らしい仕事で作業も速かったですね。
ピットアウトしてからはミラーを見ることなく、ずっと前を見て走りました。とは言ってもフルにプッシュした訳ではなく、タイヤをマネージメントしながら、ポジションをキープすることも考えながら走っていました。
今週は本当に最高の週末になりました。これでNISMO(No.23 MOTUL AUTECH GT-R)を抜いてランキングトップに立つことができ、良いステップを踏んで最終戦を迎えることになりました。最終戦はウェイトハンディがなくなりますが、僕たちは同じようにウェイトハンディがなかった開幕戦で勝っているので、開幕戦と同じように戦って、勝ってチャンピオンを決めたいと思います。

 

「これまで戦ってきたSUPER GTのレースで最高のレースになりました」

ニック・キャシディ

今日は本当にアメージング(驚異的)な日になりました。良いクルマを作ってくれたレクサスと、それを速いクルマに仕上げてくれたチーム、そして素晴らしいパフォーマンスのタイヤを提供してくれたブリヂストンに感謝したいです。
(スタートからの自分のスティントでは)ウエットでもドライでも良いギャップをつくることができました。今日のようなレースではピットワークが大事だということは分かっていましたが、チームは本当に素晴らしい仕事をしてくれました。自分がこれまで戦ってきたSUPER GTのレースで最高のレースになりました。
平川(亮)さんは1年を通して速いドライバーだから、次回もまたきっといいレースができると思います。最終戦のもてぎが今から楽しみです。

 

 

 

GT300 Class

No.51 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3

 

「交替した後はピットから安心して見ていることができました」

中山 雄一

(公式練習で履いた)スリックタイヤも(昨日の予選で履いた)ウエットタイヤも、ブリヂストンさんが本当に良いものを用意してくれました。今日はフロントローからのスタートになりましたが直前に雨が降ったので、予選で使用したのと同じウエットタイヤを選んでスタートしました。予想以上に早く乾いてきたので、ミニマム(最低周回数)を走ったところで坪井(翔)選手に交替しました。その後はピットから見ているだけでしたが、安心して見ていることができました。坪井選手の見事な走りに感謝したいです。
今日優勝したことでチャンピオン争いの権利を残して最終戦に臨むことができますが、4号車(グッドスマイル 初音ミク AMG)が2位に入ったのでトップとは9ポイント差。ここに来る前にはトップと16ポイント差あって、少なくとも2戦続けて表彰台には上る必要があるしできるなら『(残り2戦で)2勝したい』と考えていました。そう思っていて今回勝てたので、もしかしたら最終戦でも(勝てる)、と思いたいですね。

 

「終始見えない敵との戦いでしたが、とても嬉しい1日になりました」

坪井 翔

グリッドに着いたところで雨が降ってきて、この先どうなるのか見えてない部分もあって、スタートしたらコースがみるみる乾いていった厳しい展開になりました。上手いタイミングで中山(雄一)選手から交替してスリックタイヤに交換してピットアウトして行きましたが、見えない敵との戦いでした。タイヤがタレないように気を遣いながら、プッシュするところはプッシュして走りました。トップに立ってから、ピットから残り25周のサインが出されましたが、それを見た時には長いなぁと思いましたが優勝できて嬉しいです。
今回優勝したことでチャンピオン争いに踏みとどまることができました。僕自身は初めてのタイで優勝できたし、チームにとっては2勝目で、とても嬉しい1日になりました。

 

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