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2017.10.14
DTM最終戦でGT500車両2台が初のデモラン!DTMマシンとの歴史的競演もついに実現

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 10月14日(土曜)、ドイツのホッケンハイムで開催されたドイツツーリングカー選手権(DTM)最終戦のレース1を前に、SUPER GTのGT500クラス車両が記念すべきデモランを実施した。走行したのはレクサスLC500(No.093 テスト車両)と日産GT-R NISMO GT500(No.1 MOTUL AUTECH GT-R:2016年型)の2台で、さらにコース上にはDTM車両の3車も登場し、史上初のClass One(クラス1)の競演が、ついに実現した。 写真提供:DTM
 



 好天に恵まれたこの日のホッケンハイム。午前中にDTM最終戦の練習走行、予選など公式セッションが行われた。そして午後1時40分(現地時間)に、いよいよGT500車両がコースインとなった。昨日のテストセッションに続き、レクサスLC500はヘイキ・コバライネン選手、日産GT-Rはロニー・クインタレッリ選手がステアリングを握った。

 


 GT500車両の2台が1ラップすると、DTMに参戦するメルセデス・ベンツ、アウディ、BMWの3車も続いてコースインした。
 





 LC500とGT-R、そして3台のDTM車両のデモランは、ホッケンハイムを訪れたDTMファンはもちろん、この日のためにドイツを訪れたGTアソシエイションの坂東正明代表と、DTMを運営するITRのゲルハルト・ベルガー代表も見守った。

 2009年からSUPER GTとDTMが協議を重ね、統一の車両レギュレーション(規定)である「Class One」として作り上げてきた。すでにGT500クラスとDTMの車両規定は両シリーズで統一化されているが、現時点ではエンジンの仕様が異なる。GT500車両は先行して2000cc直列4気筒直噴ターボを採用しており、DTM車両も2019年から同じ仕様となる予定だ。その意味でも、DTM関係者、そしてファンにとっても2台のGT500車両の走りには大きな注目であった。

 


 このデモラン前に行われたピットウォークでも、GT500車両のLC500とGT-Rのピット前には、多くのDTMファンが訪れ、熱い視線を2台に送っていた。

 また、デモラン後に行われたDTMのレース1のスタート前には、コバライネン選手とクインタレッリ選手のふたりが、DTMドライバーたちに混じってドライバーズパレードに参加。大勢のファンから寄せられた声援に応えていた。

 

 

◎DTM最終戦ホッケンハイム SUPER GT SHOW RUN
DTM cars join Super GT cars at Hockenheimring - DTM Hockenheim Final 2017
https://www.youtube.com/watch?v=7qCNlrpZcIU

 

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