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2017.10.24
最終戦もてぎでDTM車両のアウディ、BMW、メルセデスによるデモ走行が決定!

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 11月11日、12日にツインリンクもてぎで開催されるAUTOBACS SUPER GTの最終戦「MOTEGI GT GRAND FINAL」に、ドイツからドイツツーリングカー選手権(DTM)の車両3台が来日し、デモ走行を実施することとなった。デモ走行は11日(土/公式予選日)、12日(日/決勝日)の両日にそれぞれ行われる予定だ。

 これに先立つ10月14日、15日には、DTM最終戦ホッケンハイムでSUPER GTのGT500車両2台がDTM車両と共にデモ走行を行い、ドイツと日本はじめ世界でも大いに話題となっている。SUPER GTのGT500クラス車両とDTM車両は、共通の技術規則「Class One(クラス1)」に基づいて製作されており(現在エンジンの仕様は異なる)、このコラボレーションが実現することになった。  

写真提供:DTM
 

 

 最終戦もてぎに登場するDTM車両は、Audi RS5 DTM、BMW M4 DTM、Mercedes-AMG C 63 DTMの3台だ。ドライバーはアウディがロイック・デュバル選手、BMWはアウグスト・ファルフス選手、メルセデスはマロ・エンゲル選手。デュバル選手は2010年にSUPER GTのGT500クラスでHonda HSV-010GTを駆り、小暮卓史選手とチャンピオンを獲得している。またファルフス選手も今年の第6戦鈴鹿1000kmでNo.7 Studie BMW M6の第3ドライバーとして参戦しており、日本でもお馴染みの選手だ。

 

 デュバル選手はDTM最終戦でGT500車両が走ったことに「SUPER GTがホッケンハイムにいるなんてすごいことだ。GT500車両はDTM車両と同じくらい魅力的で、(両シリーズの)5台の車両が揃って走るなんて素晴らしいことだね」と感動を語り、日本でのDTMデモ走行のドライバーに選ばれたことには「SUPER GTのチャンピオンにもなった自分が、DTM車両で日本を再び走ることができて大変光栄に思う」とその大役に心躍っているようだ。


 また、ファルフス選手は「私にとって、日本の熱狂的なモータースポーツファンの前でBMW M4 DTMをお披露目できる機会を与えられたことは大変名誉なことです。私は、今年の鈴鹿1000kmに参加しましたが、サーキットの雰囲気はとてもファンタスティックでした。DTM車両も温かく迎え入れられると確信しています」とDTM車両での走行を心待ちにしている。


 一方、エンゲル選手は初来日となる。「今回、初めて日本に行きます。SUPER GTについては興味津々です。もちろん、日本のファンのメルセデスAMG DTMに対する反応も大変気になります」と、期待に満ちた話しをしてくれた。なお、エンゲル選手はモスクワ大会のレース2で初優勝を飾っており、その意味でも楽しみな存在となっている。

 

 

最終戦もてぎ DTMデモ走行参加車両

 

No.77 Audi Sport Team Phoenix (Audi RS5 DTM)
Driver:ロイック・デュバル

   

 

 

No.31 BMW Team RBM (BMW M4 DTM/TOM BLOMQVIST車)
Driver:アウグスト・ファルフス

   

 

 

No.63 Mercedes-AMG DTM Team HWA (Mercedes-AMG C 63 DTM)
Driver:マロ・エンゲル

   

 

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