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Race Report
2017.11.12
2017 AUTOBACS SUPER GT GT300チャンピオン

2017 AUTOBACS SUPER GT GT300チャンピオンの画像

第8戦 ツインリンクもてぎ : チャンピオン記者会見

GT300 ドライバーズチャンピオン

No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG

 

「シリーズチャンピオンを獲れて、本当にホッとしている」

谷口 信輝

嬉しいというよりもホッとしたというのが正直なところ。ポイントリーダーでもてぎにやって来ましたが、実はまったく余裕などなかった。今シーズンはメルセデスAMGが速かったのですが、LEON(No.65 LEON CVSTOS AMG)もGAINER(No.11 GAINER TANAX AMG GT3)もいて厳しい戦いになった気がします。僕たちのチームは最善のケースを望む一方で、最悪な状況だけは避けるように戦ってきました。今日も厳しい方向になって、14年にチャンピオン獲った時と同様に、苦労して3位を獲る作戦で、結果的にチャンピオンを獲ることができました。
振り返ってみるとタイでは25号車が取りこぼしたので、最大のライバルはLEONと思っていました。実際にその通りになりましたが、何とか3位に入ってチャンピオンを獲ることはできました。最終戦には勝てなかったけど、シリーズチャンピオンを獲って肩の荷を下ろしましたが、まだ(チャンピオンを獲った)実感はないですね。というかじわじわと出てきましたが、これから家に帰るまで、そして明日の朝目が覚めてから、そして大晦日に新年を迎える瞬間。これから少しずつ(チャンピオンになった)実感が湧いてくるのだと思います。

 

「とても走りやすい環境で、ポールから上手く逃げることができました」

片岡 龍也

嬉しいです。今日はポールから逃げる展開でしたが、GT500クラスのドライバーたちとちゃんとコミュニケーションができていて、とても走りやすい環境で上手く逃げることができました。開幕戦で勝って、さらに開発で苦労した結果がチャンピオンに繋がりました。結果的には僕たちにバッドラックがあった時にライバルも上手くいかないことが多かったような気がします。
9ポイント差でもてぎに来て、周りからは『9ポイント差もあるから(チャンピオンは)当然取れるでしょ』と言われ、正直言ってレースウィークには緊張感の塊になっていました。でも僕はFIA-F4の若手を(アドバイザーとして)見ていますが、自分で走るだけでなくFIA-F4の走りも見ながらドライバーにアドバイスして、とドタバタの繰り返しでしたが、結果的にそのドタバタで緊張感を感じすぎることがなくなったのは大きかった。それにその若い子(FTRSスカラシップF4の宮田莉朋)がチャンピオンを獲ってくれて、彼からパワーをもらったところもありましたね。

 

 

 

GT300 チームチャンピオン

No.4 GOODSMILE RACING & TeamUKYO

 

「チーム全員に、本当にありがとうございましたと言いたい」

片山 右京 監督

今日は本当にありがとうございました。おかげさまで久々にタイトルを獲ることができました。以前と違って、今のGT300クラスは大変な激戦区になっていて、誤解を恐れずに言うなら以前の“ジェントルマンレース”とは違ってきています。FIA GT3車両でも自動車メーカーやタイヤメーカーの戦いになっていますが、我々が(タイヤを)供給してもらっているヨコハマタイヤも今年は100周年記念で節目の年になっていますが、そんなタイミングでタイトルを獲ることができ、少し恩返しができたのかな、と。
もちろん、ドライバーだけでなくチームの現場も頑張ってくれています。レースは良い時ばかりでなく厳しい時もありますが、その厳しい時にもチームががんばって耐えてくれた。その結果としてのシリーズチャンピオンだと思うし、その意味ではチーム全員に『本当にありがとうございました』と言いたいですね。

 

 

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