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2017.11.13
最終戦を終えARTAの3選手がGTマシンを携えて栃木の芳賀北小学校を訪問

最終戦を終えARTAの3選手がGTマシンを携えて栃木の芳賀北小学校を訪問の画像

 11月13日、AUTOBACS SUPER GT最終戦「MOTEGI GT GRAND FINAL」を前日に終えたばかりのAUTOBACS RACING TEAM AGURI(ARTA)の野尻智紀、小林崇志、高木真一の3選手が、ARTA NSX-GTとARTA BMW M6 GT3と共に、栃木県芳賀郡芳賀町にある芳賀北小学校を訪問。6年生58名に「夢の実現」をテーマとした課外授業を行った。

 

 このSUPER GTチームによる学校訪問はARTAが主催し、SUPER GTを統括する株式会社GTアソシエイション(GTA)と各開催サーキットが協力して行われ、今年で5年目を迎えたプログラムだ。今回は最終戦の舞台となったツインリンクもてぎ(栃木県芳賀郡茂木町)を運営する株式会社モビリティランドが協力し、隣町である芳賀町の小学校を訪れた。
 今回、芳賀北小学校を訪れたのは、ARTAからGT500クラスに参戦している野尻智紀選手と小林崇志選手(No.8 ARTA NSX-GT)、そしてGT300クラス参戦の高木真一選手(No.55 ARTA BMW M6 GT3)の3名。

 

 最初に図書室で“先生”のドライバー3名と生徒の6年生が顔合わせ。ここで“先生”の心強い助っ人として登場したのが、SUPER GTオフィシャルアナウンサーのピエール北川さんだ。ピエールさんの司会で、まずはドライバーの自己紹介から課外授業が始まった。

 続いて授業の最初に、ARTAをサポートするオートバックスが交通事故防止への取り組みの一環として取り組むリサイクル活動をピエールさんが紹介した。オートバックスでも販売しているクルマの芳香剤について、使用済みのものを店舗に設置した専用ボックスで回収し、回収したケースをプラスチックリサイクルし、夜道での歩行時などの交通安全に役立つ反射板を作るエコ活動が紹介され、本日参加した子供たちの家庭で使用済みのものがでたら、是非協力をと呼びかけた。

 

 

   

 

 続いてグランドに移動し、ARTA NSX-GTとARTA BMW M6 GT3の周りに集合して課外授業の本番となる。前日に決勝レースを走り切っただけに、その臨場感はたっぷり。この愛車を前に、ドライバーたちがGT500クラスとGT300クラスの概略を説明する。

 

   

 

 そして、お待ちかねのエンジン始動だ。これが初めてという児童も多く、どんなサウンドなのか、これまた興味津津な様子。友達同士で予想し合っていた児童もいたが、メカニックによってエンジンが始動されると話声はピタリとやむ。ウォームアップを終えブリッピングを繰り返すころにはGTマシンに目と耳を奪われた状態に。そしてエンジンが止められると、一瞬の静寂ののち大きな拍手が巻き起こった。

 

   

 

 今度は肌で感じるコクピット搭乗体験。液晶メーターに加えて数多くの警告灯とスイッチに囲まれたコクピットは、児童たちにも大人気。メカニックがステアリングを折り畳んで見せると、乗り込んだ児童だけでなく、それを取り囲んでいた児童からも拍手が湧いていた。

 

   

 

   

 

 記念の集合写真を撮影した後は、3名のドライバーが自らの夢を実現した経験談を披露する。3人3様の経験談だったが、共通していたのは『好きなことならがんばれるし、諦めずにがんばっていれば、必ず夢は叶う』ということ。児童ひとりひとりに、それぞれの夢が芽生えてくる時のために、と「別にレースでなくてもいい。成長の過程で夢が変わることもあるけど、やはり好きなことを一生懸命がんばってほしいです」と高木選手が総括。これで課外授業は終了となった
 最後にARTAからのプレゼントをもらい、この日の夢の体験は芳賀北小学校の6年生にとって忘れられないものとなっただろう。

 

   

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