1月12日、東京オートサロンのプレス中心の特別公開日、SUPER GTに参戦するHonda、オートバックス、埼玉トヨペットが、2018年の体制発表会を実施した。また新チームとして岡山トヨペットを母体とするK-tune Racing Teamも参戦発表会を行っている。SUBARUもプレスカンファレンスで、今季もGT300クラスへのBRZでの継続参戦を公表。体制の詳細については後日とした。
さらに2016年までNSX CONCEPT-GTで参戦していたドラゴが、ホンダアクセスとパートナーシップを結び、Honda NSX GT3でGT300クラスに参戦することも発表された。
■Hondaが5チームの参戦体制を発表!バトンは山本と組んでフル参戦
Hondaは、昨年に続いて今年も、この東京オートサロンでSUPER GTの参戦体制を発表した。参戦する5台は昨年と同様、No.8 AUTOBACS RACING TEAM AGURI(ARTA)、No.16 TEAM MUGEN、No.17 KEIHIN REAL RACING、No.64 Epson Nakajima Racing、そしてNo.100 TEAM KUNIMITSUの5台/5チーム。
ドライバーのラインナップとしては16号車が武藤英紀/中嶋大祐に手塚長孝監督、17号車が塚越広大/小暮卓史に金石勝智監督、64号車がベルトラン・バゲット/松浦孝亮に中嶋悟総監督と昨年同様の体制だ。
そして、昨年12月のHonda サンクスデーで自らGT500へのフル参戦を表明した元F1チャンピオンのジェンソン・バトンは、山本尚貴とコンビを組んで100号車をドライブ。引き続き高橋国光氏が総監督を務める。
また、伊沢拓也は2009年まで在籍していたARTAに復帰して野尻智紀と新コンビを組み、鈴木亜久里監督の下でタイトルに挑む。使用するタイヤに関してはNo.8、No.17、No.100の3台がブリヂストンで、No.16がヨコハマ、No.64がダンロップと昨年と同様だ。
またHondaブースには来季GT300クラスに参戦するNSX GT3が展示されている。そして、2016年までGT500に参戦していたドラゴがホンダアクセスとパートナーシップを結び、このNSX GT3でGT300クラスに参戦することが、リリースで発表された。ドライバーはチーム代表でもある道上龍が、F3からステップアップするルーキーの大津弘樹と新コンビを組んでドライブする。
■伊沢が加入のARTA。GT300は昨年と同じ体制で参戦
オートバックスのブースでは、AUTOBACS RACING TEAM AGURIの体制発表会が行われた。結成から20周年となった昨シーズンは、第5戦富士で両クラスのポール・トゥ・ウインという快挙を飾った同チーム。21年目の今年はチームロゴやブランドを一新しての参戦となる。
Hondaで発表された通り、伊沢が2009年以来のARTA復帰で野尻とのコンビに、GT300クラスは今年もARTA BMW M6 GT3で、高木真一/ショーン・ウォーキンショーも変更はない。
■岡山トヨペットのK-tune Racing Teamが参戦!埼玉トヨペットも継続を発表
昨年GT300クラスで2勝を挙げた51号車は、今年チーム体制を一新。岡山トヨペットを母体とするK-tune Racing Teamとコラボしてゼッケン96を掲げて新チームとなった。マシンは、引き続きLEXUS RC F GT3、ドライバーも中山雄一が継続してドライブ。パートナーにはGT300最多勝のベテラン、新田守男を迎え、影山正彦監督と共に初勝利、初タイトルを目指すことになった。
埼玉トヨペットを母体とするGreenBraveも、昨年に引き続いて番場琢/脇阪薫一のコンビでマークX MCを使ってGT300クラスに参戦することが発表された。マシンはマット系の落ち着いたカラーリングに一新されている。
4/13-14 | Round1 OKAYAMA | |
5/03-04 | Round2 FUJI | |
6/01-02 | Round3 SUZUKA | |
8/03-04 | Round4 FUJI | |
9/21-22 | Round6 SUGO | |
10/19-20 | Round7 AUTOPOLIS | |
11/02-03 | Round8 MOTEGI | |
12/07-08 | Round5 SUZUKA |