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2018.02.12
NDDP RACINGが本山&千代でGT500へ、佐々木がIMPULに!日産が2018年体制を発表。

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 2月12日、日産自動車株式会社とニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社(NISMO、ニスモ)は2018年モータースポーツ活動を発表した。両社は、今季のSUPER GTのGT500クラスに昨年に引き続きNISSAN GT-R NISMO GT500を投入。今季も昨年同様4台が参戦し、2015年以来となるGT500クラスのチャンピオン獲得を目指す。

 

 GT500クラスの車両規則が変わって2年目となる2018年型NISSAN GT-R NISMO GT500は、性能向上した空力及びエンジンを中心に、変更可能な部位は全て見直してトータルで車両性能を引き出すように最適化。シーズンオフテスト初期から新部品を投入し、4台のGT-R NISMO GT500が4月に岡山で行われる開幕戦からトップ争いできる車両を目指すとしている。
 各チームの体制だが、No.23 NISMOはドライバーに松田次生とロニー・クインタレッリ、鈴木豊監督、タイヤはミシュランと今年も変更なし。2015年以来のタイトル奪還にチャレンジする。
 No.12 TEAM IMPULは昨年24号車で活躍した佐々木大樹が移籍。2年目のヤン・マーデンボローとのコンビで、星野一義監督、ブリヂストンタイヤと共に王者獲得を目指す。
 No.24 KONDO RACINGも新たに高星明誠を迎え、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラとコンビを組む。高星はこれまでGT300クラスや海外GT3シリーズで活躍し、昨年の全日本F3選手権ではチャンピオンを獲得している。タイヤは今季もヨコハマを使用する。
 そして昨年第4戦SUGOで決勝2位と活躍したNo.46 MOLAに代わり、GT300で実績を残してきたNo.3 NDDP RACING with B-MAXがGT500クラスに参戦することとなった。ドライバーは46号車の本山哲/千代勝正がそのままスライド。長谷見昌弘監督が采配を振るう。タイヤはミシュランタイヤを使用する。
 そして、日産系チームの総監督は、昨年に引き続きニスモ常務執行役員の田中利和氏が務める。

 

 

         

 

 

        

 

GT500
No.
チーム名
車両名
ドライバー
タイヤ
3 NDDP RACING with B-MAX CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 本山 哲
千代勝正
MI
12 TEAM IMPUL カルソニック IMPUL GT-R 佐々木大樹
ヤン・マーデンボロー
BS
23 NISMO MOTUL AUTECH GT-R 松田次生
ロニー・クインタレッリ
MI
24 KONDO RACING フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ

高星明誠

YH

・タイヤ=BS:ブリヂストン/MI:ミシュラン/YH:ヨコハマ

 

 

 GT300クラスだが、NDDP RACINGがGT500に移ったが、2015年にGT300チャンピオンとなったGAINERがGT3オフィシャルパートナーチームとして、2018年型NISSAN GT-R NISMO GT3の2台体制での参戦となる。ドライバーはNo.10が星野一樹と吉田広樹の新コンビ。No.11は平中克幸に、GT500で優勝経験もある安田裕信が加わる。この他、DIJON RacingとTOMEI SPORTSが2015年型NISSAN GT-R NISMO GT3で参戦する。

 

 

         

 

 

GT300
No.
チーム名
車両名
ドライバー
10 GAINER GAINER TANAX triple a GT-R 星野一樹
吉田広樹
11 GAINER GAINER TANAX GT-R 平中克幸
安田裕信

 

 ニスモの片桐隆夫代表取締役社長は、2018年体制を発表したリリースで「我々の活動の核となってきたSUPER GTでは、車両、チーム、ドライバーと多くの見直しを図りました。今年は開幕戦から好スタートを切り、日産系全チームが、GT-Rの名にふさわしい力強いレースをお見せするシーズンにしたいと思います。開発を進めてきたGT3の2018年モデルもいよいよデビューしますので、その活躍を期待しています」と、今季のSUPER GTへの意気込みを語っている。

 

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