決勝2位 No.100 RAYBRIG NSX-GT
山本尚貴
「ジャンプアップするにはタイヤ無交換しかないと思った」
目の前に17号車がいて“これを抜けば優勝だ!”と思っていたのでそれができなかったのは非常に悔しいのですが、前半のJB(ジェンソン・バトン)のスティントと今週末の流れを見ていると、まさか2位になれるとは思っていませんでした。確かに欲深く言えば優勝して終わりたかったですが、チームとしてもHondaとしても上々の滑り出しができたのではないかと思います。
レースでは、エンジンのアラームが残り15周の時点で出てしまったんです。ペースも上げづらかったし、タイヤのピックアップもありました。一方、僕らはタイヤ無交換の戦略だったんです。周りとしては、『なんでそんなとこにいるの!?』という感じだったと思います。無交換は僕が決めました。前半のポジション(6〜8番手)から大きくジャンプアップするにはタイヤ無交換しかないと思ったので、選択しました。でもそれができたのはチームのみんなのおかげでもあるので、結果を残せて良かったです。次につながるレースになりました。
ジェンソン・バトン
「いきなり表彰台に上がれて、とてもうれしい」
今日は、ほんと“クレージースタート”の幕開けでした(苦笑)。たぶん、スタートに関するルールが厳しくなったせいか、まさに“大混乱”という感じになったんだと思います。僕の後から2台のクルマが横に並んできたのには驚きました。そんなこともあって、オープニングラップでは8番手までポジションを落とすことになってしまったんです。
一方、レースそのものはいい流れの中で走れたと思います。それからチームの戦略(タイヤ無交換)も興味深かったですね。結果としてそれがいい結果を招きました。みんなすばらしい仕事をしたと思います。フル参戦初となる開幕戦でいきなり表彰台に上がれたので、とてもうれしいです。
決勝3位 No.1 KeePer TOM'S LC500
平川 亮
「手負いの状態だったが、なんとか粘れた」
タフなレースでしたね。(キャシディのスティントで)2番手に上がるまでは順調にいっていたんですけど、17号車と接触してクルマが壊れてしまった状態でバトンを受け取りました。クルマの左側が壊れて、ステアリングのセンターもずれていてまったく真っ直ぐ走らない状態でしたけど、そのなかでなんとか粘れたのかなと。最初に(6号車に)抜かれましたけど、最後にパスして3位で終われたのでまずまずかなと思ってはいますが、終盤(2位の100号車との)差がつまってきていたのでもうちょっと戦えたのかなと思うと悔しいですね。
6号車とのバトルについては、それがレクサス×ブリヂストン勢の勢力図と考えてもいいぐらい、いつも6号車と僕たちが争っていますが、去年と同じく6号車の前でゴールできて、まずは良かったなと思っています。次の富士ではウェイトハンディもそこまでは積まない(3位:22kg)ので、またトップ争いができると思います。
ニック・キャシディ
「しっかりとスピードを見せることができた」
予選9番手でスタートを切って、自分のスティントでトップに立つことができたのは信じられないくらい。ハッピーですよ。ただ17号車とバトルになったときに、ちょっと向こうが被せてきたような感じになってしまったんですよね…。それがとても残念でした。でも、僕のスティントではしっかりとスピードを見せることもできたのは良かったと思います。
4/13-14 | Round1 OKAYAMA | |
5/03-04 | Round2 FUJI | |
6/01-02 | Round3 SUZUKA | |
8/03-04 | Round4 FUJI | |
8/31-9/01 | Round5 SUZUKA | |
9/21-22 | Round6 SUGO | |
10/19-20 | Round7 AUTOPOLIS | |
11/02-03 | Round8 MOTEGI |