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Race Report
2018.04.08
Rd.1 決勝GT300:2~3位コメント

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決勝2位 No.7 D'station Porsche

 

藤井誠暢
「予選20位から2位は笑っちゃうくらい嬉しい!」
予選では硬いタイヤを選んでいたので、路面温度が上がらなくて想像以上にキツかったんですけど、ロングではタイヤがポルシェにヒットしてすごく良いものができたので決勝は強いだろうなとは思っていました。でも予選20位からここ(2位表彰台)までくるとは想定もしていなくて、8位ぐらいまでいければいいかなと(笑)。僕が引っ張るという戦略で(暫定)トップまでいけたんですけど、それもそもそも考えてなかったんです。でもリヤタイヤの2本交換を予定していたので、トップとのギャップを聞いて“もしかしたら表彰台にいけるかも!?”と思っていました。だからタイヤも燃料もセーブしてスヴェン(ミューラー)に渡したんですけど、彼も難しい状況のなか2台を抜いて戻ってきてくれて……笑っちゃうくらい嬉しいですね(笑)。次の富士ではちょっとウェイトを積んじゃいますけど、公式テストでもトップタイムが出ていますし、クルマとの相性も良いので、とにかく勝ちを狙っていきます。

 

スヴェン・ミューラー
「20位から2位なんですから、もう最高!」
 信じられないレース展開でした。素晴らしいチームと最高のクルマで戦うことができました。予選の結果は20位という良くないものでしたが、僕らは決してパニックになることもなく、ただひたすら決勝に向けて何ができるのか冷静に考えて準備を進めてきました。藤井選手もいい走りをしてくれましたし、戦略も良かったと思います。20位から2位なんですから、もう最高! 開幕戦で2位表彰台という結果を手にすることができたのは大きな喜びですね。
 ピット作業ではリアタイヤ2本のみ交換したんです。これで作業時間を短縮できました。確かに2本だけの交換だったのでマネージメントには注意しました。終盤、背後からメルセデス(No.65 LEON CVSTOS AMG)が来たときにはオーバーステアがひどい状況だったので結構たいへんでした。それで後続との差が縮まったのですが、なんとかこらえました。バトルも実にクリアですばらしかった。これこそがSUPER GTの魅力だと思います。

 

 

 

決勝3位 No.25 HOPPY 86 MC

松井孝允
「接触がなかった分、去年よりは良いスタートが切れた」
 僕たちの新たな課題でもあるんですけど、今回のレースで決勝のペースが厳しいということが分かったので、そこを速くしていければもっと強くなれると思っています。予選だけではなくて、決勝も速くなれるようにドライバーもチームもクルマも改良していきたいと思っています。同じマザーシャシーを使う(優勝した)18号車に敵わなかった理由としては、準備してきたことがちょっとズレていたのかなということを感じました。でも去年はこの開幕戦で65号車と当たってしまったので、今年はそういうことがなかっただけ良いスタートが切れたんじゃないかなと思っています。
 (今年の相棒となった)坪井(翔)君はとにかく安心して見ていられるので、これからふたりで競い合いながらもお互いを高め合ってチームに貢献できるようにしたいですね。次の富士は長いので、いま課題としている決勝のペースをレベルアップできれば、シーズンを戦ううえでもかなり有利になると思うので、とにかくそこを目指してがんばります。

 

坪井 翔
「チャンピオン獲得を目指していい発進ができた」
 事前の準備はしっかりとできていたと思うし、5番手からのスタートで最初の1、2周はいいバトルができたし、順位を上げることもできました。それ自体は良かったのですが、戦略としてタイヤ無交換でいくことになっていたので、タイヤを残していかなきゃいけない中で結果を振り返ると、ちょっと使いすぎちゃったのかなという気がします。なので松井(孝充)選手を苦しい展開にさせてしまったので、そういう意味では自分の実力不足が出てしまったのかなと思います。でも、なんとか松井選手ががんばってくれました。今日のようなことは二度と繰り返さないよう、しっかり次からはいいレースをしたいと思います。
 去年(の岡山戦)は8位でしたが今年はまず表彰台に乗れたので、そういう意味でもチャンピオン獲得を目指していい発進ができたと思います。

 

 

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