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2018.04.26
ピエール北川のサーキットガイド2018『第2戦 富士』

ピエール北川のサーキットガイド2018『第2戦 富士』の画像

SUPER GT公式アナウンサーのピエール北川が語るSUPER GT開催コースガイド

「富士ではお好きな場所をしっかり選んで、テンコ盛りバトルを楽しんでください!」

第2戦 富士スピードウェイ

 

コース紹介

 ボンジュール! ゴールデンウィーク恒例の第2戦富士スピードウェイが、来週やってきます。チケットは買ってくれましたか〜?
 5月の富士スピードウェイは、残雪を頂いた富士山を望むことができるし、近くの山々は新緑もまぶしく、とても景色の良いタイミング。そしてSUPER GTのレースにおいて、シリーズ中で最も多くのお客様にご来場いただけるのが、実は5月の富士大会です。だからとにかく会場全体がファンの熱気で盛り上がり、それに呼応するようにチームもドライバーもすごくがんばっちゃうから、毎年5月の富士は白熱のレースになるのです!
 さて、富士スピードウェイといえば何が有名でしょう? やっぱり象徴的な1.5kmのロングストレートが最も有名かな? 実は実況席はパドック内のビルにあるので、その有名なストレートも窓から100mくらいしか見られません。そしてコーナーはどこもまったく見えない。だから実況放送は公式映像頼みとなっております(笑)。
 でもね、ファンの皆さんは安心してください! コースサイドへ出かければ、富士スピードウェイは、ほぼすべてのエリアで観戦可能。お好きな場所をしっかり選んで、5月の富士、500kmレースならではの、テンコ盛りバトルをお楽しみくださいね!

 では、まずは富士スピードウェイのデータをお教えしましょう。

 

 

 

 

富士スピードウェイ・レーシングコース

コースデータ
コース全長 4,653m
コース幅 15~25m
高低差 40m
コースレコード
GT500
1'27.366 千代勝正/S Road CRAFTSPORTS GT-R 2016年 第2戦予選Q1(5月3日)
GT300
1'35.707 小林崇志/ARTA BMW M6 GT3 2016年 第2戦予選Q2(5月3日)
2017年 優勝
GT500 No.38 ZENT CERUMO LC500 立川祐路/石浦宏明
GT300 No.51 JMS P.MU LMcorsa RC F GT3 中山雄一/坪井 翔
2017年 ポールポジション
GT500 立川祐路/No.38 ZENT CERUMO LC500 1'27.825
GT300 谷口信輝/No.4 グッドスマイル 初音ミク AMG 1'35.824

 

 

富士大会公式戦全46戦のデータ(シリーズ戦のみ。決勝中止の1戦含む)

優勝回数
最多勝ドライバー
(今季参戦予定ドライバーのみ)
GT500:立川祐路(8勝)
GT300:新田守男、高木真一(7勝)
GT500 メーカー別 日 産:16勝(GT-R:15勝、Z:1勝)
レクサス/トヨタ:16勝(LC500:1勝、SC430:7勝、スープラ:8勝)
ホンダ:10勝(NSX:10勝)
外国車:3勝(ポルシェ:2勝、マクラーレン:1勝)
GT300 最多勝車種 ポルシェ GT3R(8勝)
ポールポジション回数
最多ポールポジションドライバー
(今季参戦予定ドライバーのみ)
GT500:立川祐路(10回)
GT300:高木真一(5回)
GT500 メーカー別 レクサス/トヨタ:22回(LC500:1回、RC F:1回、SC430:6回、スープラ:14回)
ホンダ:12回(HSV:1回、NSX:11回)
日 産:7回(GT-R:6回、Z:1回)
その他:5回(ポルシェ:2回、マクラーレン:2回、フェラーリ:1回)
GT300 最多ポールポジション車種 日産シルビア(5回)

 

 

 

観戦ポイント


ピエール北川の “オススメ” 観戦ポイント!

 

 

メインストレート
 

大型ビジョンも見られ、SUPER GTの勝負ポイントのひとつでもあるピットワークも見ることができます。もちろん、スタートするシーンや、感動のゴールを望めるのもここだけです。500kmレースならここに指定席を確保して、長いレースの途中は各コーナーへ足を伸ばすのもいいかも。

 

 
TGRコーナー(第1コーナー)
 

富士スピードウェイで最も人気のあるコーナーでしょう。以前は第1コーナーと呼ばれていましたが、今はTOYOTA GAZOO Racingの「TGRコーナー」と名付けられています。およそ時速300kmから100km以下のスピードまで、マシンがフルブレーキングしながら突入してくる、大迫力のコーナーです。

 

 
コカ・コーラ コーナー
 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピエールのオススメ!

ピエールのオススメ

ここはコースの中で最もハイスピードなコーナーで迫力満点! 富士によく来るファンには人気のスポットです。
TGRコーナーから下りながらフル加速してきたマシンが、コーナー手前でわずかに減速するのですが、そのブレーキングポイントやシフトダウンの違い、さらにハンドルの切り角によって、コーナーの出口まで様々なマシンの動きが見られます。ミスってスピンしちゃう選手も現れますね。
今回は第2戦なので、ウェイトハンディもそれほど重くないですから、GT500の予選では、マシンが強力なダウンフォースを生かしてコーナーへ飛び込んでくるスピードと迫力は鳥肌ものでしょう! レース中はGT300もGT500も、サイド・バイ・サイドのバトルが結構な確率で勃発しますから、決勝中でもゴールまで十分楽しめる場所ですよ!!

 
トヨペット100Rコーナー
 

カーブの曲率から100Rと呼ばれていた高速コーナーです。イン側のフェンス際からは、かなり近くを高速で駆け抜けるGTマシンを見ることができます。

 
ADVANコーナー(ヘアピン)
 

階段状になっている自由席なので、レジャーシートや折畳みイスを用意すればピクニック気分で観戦できます。低速コーナーなのでマシンをじっくり見たい方、躍動感あるGTマシンをカメラに収めたい方にお薦めです。

 
300R
 

低速のADVANコーナーからアクセルをグッと踏み込んで加速、その直後の中速コーナーなので、軽くアクセルを戻すだけでGTマシンが駆け抜けていきます。ドライバーや車種によってラインの違いがあるのでそこにも注目です。

 
ダンロップコーナー
 

ピエールのオススメ!

ピエールのオススメ

このコーナーはメインストレートエンドにあるTGRコーナーと並ぶくらい、ブレーキング勝負のポイント。下り坂でスピードに乗ったGTマシンが、ハイスピードからシフトダウンしながらブレーキングしていくエンジン音やブレーキの焼ける匂いを楽しめます。イン側の土手の上から観戦すれば、GTマシンのフロントブレーキローターが真っ赤に焼ける様子もしっかりと観ることができますよ!
ブレーキに厳しい場所なので、トラブルでマシンが止まりきれずコースオフするシーンや、レース中はブレーキングバトルのポイントですから、軽い接触や、クラッシュまで、色々アクシデントが多い場所です。レース観戦でドキドキしたい貴方にはピッタリのポイントかもしれませんね。

 
第13コーナー〜プリウスコーナー
 

ダンロップコーナーでスピードの落ちたGTマシンが、峠道を駆け上がるように走って行きます。ハンドリングが問われるコーナーが連続し、レースではサイド・バイ・サイドのバトルもみることもできます。

 
パナソニックコーナー(最終コーナー)
 

グッと回り込んだ低速コーナーで、ここでのライン取りとアクセルを開けるタイミングが、約1.5kmのメインストレートの最高速に影響し、ラップタイムに関わってくるので、予選アタックではとても重要になります。GTマシンが走るラインの自由度が高く、ドライバーや車種によってことなり、レース中のバトルではパッシングポイントにもなります。最終ラップに競っていれば最大・最後の勝負ポイントになるでしょう。

 

 

 

サーキットアクセス

○所在地

〒410-1307 静岡県駿東郡小山町中日向694
TEL.0550-78-1234

 

○高速道

・東名高速道
 御殿場ICより約10km(20分)

 

・中央高速道
 河口湖IC−富士五湖道路・須走ICより約7km(15分)

 

○電車・バス

・JR御殿場線/高速バス

 御殿場駅下車 > タクシー(20分)
 or
 富士急バス・富士霊園下車

 

※SUPER GT開催時はサーキットへの臨時バスあり。

 

富士スピードウェイ(http://www.fsw.tv)

 

 

第2戦 富士スピードウェイ:チケットのご案内

第2戦 富士スピードウェイ:エントリーリスト

第2戦 富士スピードウェイ:レーススケジュール

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