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2018.04.26
自由民主党モータースポーツ振興議員連盟総会に松田選手、クインタレッリ選手、坂東代表が出席 GTA、JRP、MFJのモータースポーツ3団体が今後の飛躍を誓う

自由民主党モータースポーツ振興議員連盟総会に松田選手、クインタレッリ選手、坂東代表が出席 GTA、JRP、MFJのモータースポーツ3団体が今後の飛躍を誓うの画像

 自由民主党モータースポーツ振興議員連盟(会長:古屋圭司衆議院議員)が4月26日、衆議院第一議員会館(東京都千代田区)で開催した総会で株式会社GTアソシエイション(GTA)、株式会社日本レースプロモーション(JRP)、一般財団法人日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ)のモータースポーツ3団体が今季のシリーズ概要などを報告した。  

 SUPER GTからはNISMOの松田次生選手、ロニー・クインタレッリ選手とGTA坂東正明代表が出席。坂東代表は「官民一体となって日本のモータースポーツの将来像を考えていきたいと思います。モータースポーツが産業として成り立つ基礎を作り、日本経済に貢献できる環境ができてこそ、モータースポーツが文化として人々に根付き、新たな歴史を刻むことができると考えています」と挨拶した。

 

坂東代表は「モータースポーツが経済に貢献できる環境を作りたい」と挨拶

 

 

 同議連は、国内モータースポーツのさらなる振興と発展を目的に2001年に発足。現在、衆参両院合わせて約60名の議員が同議連に加盟している。SUPER GTには前身の全日本GT選手権開催時の2003年から「自由民主党モータースポーツ振興議員連盟杯」が贈られており、今シーズンもGT300クラスのチャンピオンチームに議連杯が授与される。

 

写真左から岡崎静夏選手、松田次生選手、ロニー・クインタレッリ選手、小林可夢偉選手

 

 

 SUPER GTを代表して出席した松田選手は「SUPER GTには日産車やホンダ車やトヨタ車を買うことでそれぞれのメーカーを応援してくれる熱いファンの方々がたくさんいらっしゃいます。私達ドライバーはそれぞれのメーカーを代表して参戦していることをしっかりと自覚し、SUPER GTをさらに盛り上げ、その舞台を世界レベルに引き上げたいと考えています」と抱負を語った。続いてクインタレッリ選手は「日本のモータースポーツは今、世界中から多くの注目を集めています。SUPER GTは技術レベル、ドライバー、チーム、レースの内容、どれを取っても最高です。モータースポーツが日本のメジャースポーツになれるよう、これからもご支援をよろしくお願いします」と引き続きの協力を呼びかけた。

 

 また、全日本スーパーフォーミュラ選手権を代表して出席した小林可夢偉選手は「F1から日本のモータースポーツ界に戻ってきて感じていることは、日本のモータースポーツ界にはサーキットに足を運んでくれる熱いファンの方々が世界でも飛びぬけて多くいらっしゃるということです。応援の仕方も日本にしかない特別なもので、日本のファンとの交流を楽しみにしているF1ドライバーも多くいます。私自身の夢は、日本の子ども達にモータースポーツってカッコイイということを一生懸命伝え、それを感じてもらい、長い目でモータースポーツ界を成長させていくことです。それに向け、これからも引き続きお力添えをお願いします」と挨拶した。このほか、全日本ロードレース選手権J-GP3クラスに参戦している岡崎静夏選手は「皆様のご協力のおかけで安全な環境でレースができることに深く感謝しています」と話した。

 総会では各競技団体の報告のほか、来年11月の開催を目指している世界ラリー選手権日本ラウンドの説明や同議連で法制化を目指しているモータースポーツ振興法案の進捗報告などが行われた。

 

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