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Race Report
2018.05.04
Rd.2 決勝GT300:2~3位コメント

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決勝2位 No.31 TOYOTA PRIUS apr GT

 

嵯峨宏紀
「鈴鹿に向けて弾みがついて良かった」
僕らが獲れる中での一番ベストな順位だったと思います。実のところ、“素のペース”で行ったらそこまで速いわけじゃなかったんです。戦略も含め、なんとか上位に行けるようにとがんばりました。実のところ「うまくいけば表彰台、5位以内なら御の字」みたいな感じでした。なので、2位は出来過ぎですね。
富士はやっぱりJAF-GT300車両としてはツラい部分があるんですが、今年はチームに(平手)晃平が加入して、チーム全体の士気も上がり、こうやって結果をひとつ残すことができたのは大きなことだしちょっとホッとしています。次につながるレースができました。鈴鹿に向けて弾みがついたので、良かったです。

 

平手晃平
「やっとデビューができたので、今日はハッピーです(笑)」
 このサーキットはFIA GT3勢に分があってストレートが速く、予選もコンマ4秒でしたけど、彼ら(55号車)にやられてしまって、決勝でもGT3勢が速いのかなと思っていました。でも今回、ブリヂストンさんが持ってきてくれたタイヤのウォームアップがすごく良くて、スタート直後のヨコハマ勢、ダンロップ勢がまだ苦戦しているところをうまく抜いてこられましたし、そのままクリアなところでいいペースで走れたのが良かったかなと。クルマのパフォーマンスを考えると今回は5位以内で終われればいいなと思っていたんですけど、チームもすごくがんばってくれましたし、嵯峨(宏紀)選手も真ん中のロングスティントでうまくタイヤをもたせてくれたので、最後にタイヤ無交換という戦略を採ることができました。
勝てなかったのは悔しいですけど、そういう意味ではチームで勝ち獲った表彰台なので素直に喜びたいと思います。なにより僕は開幕戦の決勝で乗れなくて(代わる前にリタイア)、やっと(この車での)デビューができたので今日はハッピーです(笑)。鈴鹿もパワーサーキットなので苦しいとは多いますけど、前回のテストでうまくいかなかった部分が直ったので、次も表彰台を狙って、攻めの走りでがんばりたいと思います。

 

 

 

決勝3位 No.11 GAINER TANAX GT-R

平中克幸
「接触がなければ、55号車といい勝負ができたと思う」
 久々に自分がスタートを担当したんですけど、今年からスタート手順のルールが厳しくなったので、自分的には考えながら慎重にいって良いスタートができました。それでスタート直後にプリウス(31号車)の真横に並んで1コーナーで抜けたかなと思ったんですけど、団子状態だったので、そこで無理せずにそのままアドバン(ヘアピン)コーナーまでいったのに、他車が真後ろからすごい勢いできて、レースを台無しにされてしまいました。それでスピンしてコースアウトしてしまったんですが、不幸中の幸いというか、クルマは動く状態だったので再スタートしてなんとか追い上げはしたんですけどね……。それでも3位になれたことを考えれば(優勝した)55号車といいレースができていたんじゃないかなというくらいにクルマもタイヤもフィーリングが良かったので、すごく残念です。
次の鈴鹿ですか? 今回もかなり苦労してきて、でも実際に走り始めたらタイヤのマッチングが良かったという状況なのでなんとも言えないんですけど、獲れるところでしっかりポイントを獲っていきたいと思います。

 

安田裕信
「シーズンを通して考えたらいい結果だったかな」
 練習の時点から、セクター3が遅くて。予選順位としてはあれ(8位)が目いっぱいでした。決勝前のウォームアップ走行で乗ったときに、ポジションがトップだったので「あ、レースは行けるな」と期待していました。でも、スタートで他車に撃沈されて…、ビリまで落ちてしまったんです。もうダメかと思ったんですが、いざクルマに乗ってみたら意外と乗りやすくて…。そこから3位くらいまで追い上げることができました。そのまま(平中克幸へ)交代し、最後がんばって2位まで追いついてくれたんですけど。まぁ“タラ・レバ”ですけど、あれがなければ勝ちはあったかも。(追突で)30秒以上のロスがあったので。
開幕戦5位、富士3位で来てるんで、シーズンを通して考えたらいい結果だったかなと。あとタイヤもすごく良かったんです。なので今日は戦略含めていいレースになりました。

 

 

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