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Race Report
2018.05.20
Rd.3 決勝GT500:2~3位コメント

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決勝2位 No.100 RAYBRIG NSX-GT

山本尚貴
「チャンピオンシップを考えるといい1戦だった」
 一生懸命走りました。前半、JB(ジェンソン・バトン)がちょっと辛そうだったので、セカンドスティントで装着するタイヤを変えたほうがいいのではないか、という考えになりました。そんな中、セーフティカーが入り、さらにまた異なる展開になったので、路面温度が下がることを考えて(後半のタイヤは)ソフトを選びました。選択自体は良かったと思います。もし、JBと同じタイヤ(ミディアム)を着けていたら、ペースが上がらなかっただろうし、8号車を追いかけることもできなかったと思います。終盤、(ペースが落ちたのは)富士と同じで(タイヤの)ピックアップが酷くなってしまったんです。8号車よりも早めのピットインだったので、最後は『ちょっとタイヤがもたなかったのかなぁ』と思いますね。
悔しいし、勝ちたかったですけど、GTのシーズンを考えると表彰台に上がり続けることが最も大事だし。同じように1号車がしぶとくポイントを獲っているので手強いなとは思います。でも、ランキング上位のポイントが結構バラけたので、チャンピオンシップを考えるといい1戦だったと思います。

 

ジェンソン・バトン
「また2位でした(笑)。とは言え、いい戦いができた」
 また2位でした(笑)。とは言えいい戦いができたと思います。今日は序盤からずっとニック(キャシディ/36号車)と競っていて、いいバトルができました。でも僕にとって一番の問題点はリアタイヤでしたね。その影響で、セーフティカー明けのリスタートのときは、もうタイヤのコントロールが大変で…。そう、まるでスライドするラリーカーをドライブしているような感じだったんです。ルーティンワークでは、(山本)ナオキがソフトタイヤを選んでコースインしたんですが、それが良かった。
でも、2位は2位。やはり悔しいし、もちろんナオキも同じ気持ちだと思います。でも、今日の結果で選手権をリードすることになったので、いい週末だったとも言えます。2位だったけれど、ポジティブな要素も得られたレースウィークでした。

 

 

 

決勝3位 No.1 KeePer TOM'S LC500

平川 亮
「頑張ってプッシュしたけど追いつけなかった」
 前半はニック(キャシディ)がいい仕事をしてくれて実質2位まで上がって、ピットを出た時は8号車の真後ろで戻ったんですけど、タイヤのウォームアップにちょっと手こずっている間に100号車にいかれてしまいました。その後もタイヤのグリップ感がなくて、頑張ってプッシュしたんですけど、前には追いつけなかったという感じです。
100号車にはチャンピオンシップポイントで上にいかれてしまいましたけど、鈴鹿はNSX-GTが強いと思っていたので、そこで3位に入れたことは良かったと思っています。ただ、今回はタイヤがあまり合っていなくて、そこがうまくいっていれば優勝争いができたのかなと思うとちょっと悔しいですね。次のタイはウェイトハンディが重くなりますけど、我々にとって得意なサーキットなので、ポイントが上のクルマよりは前でゴールしたいと思います。

 

ニック・キャシディ
「決勝で3位を手に入れることができて最高」
 僕のスティントでの走りはとても良かったと思う。僕の前は全部NSX-GT勢で、予選4位もいい結果だったけれど、決勝で3位を手に入れることができたのは、最高です。レースでも早速17号車をプッシュして逆転することができたし、さらに1コーナーでは100号車もパスできました。いい仕事ができたと思います。
ルーティンのピットインでは、トップの8号車に続いたのですが、そこでくっつくようにピットに戻ったものの、コースに復帰したら(先にピットインを済ませた)100号車に抜かれてしまいました。その結果、3番手になったことは残念ですね。タラ・レバになりますが、セーフティカーがなければ後続との差も充分築くことができていたので、その点を気にせずもっといい戦いができていたように思います。まぁ、その分、観客の皆さんにバトルを披露しながらの3位獲得になったわけですけどね。

 

 

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