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2018.06.30
【プロモーター会見:Rd.4 タイ】今後も共にタイと地域の発展に貢献すると坂東代表とネウィン氏が語る

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第4戦 チャン・インターナショナル・サーキット(タイ):プロモーター記者会見

 6月30日午後、AUTOBACS SUPER GT第4戦が開催されているチャン・インターナショナル・サーキットで、大会プロモーター(主催者)による記者会見が開かれた。日本とタイの記者を前に、サーキットのチェアマンであるネウィン・チドチョブ氏とGTアソシエイション(GTA)の坂東正明代表が質疑応答を行った。

 

 

 冒頭のあいさつでネウィン氏は「チャン・インターナショナル・サーキットでのSUPER GT開催は、皆さんのご協力を得て5年目を迎えることができました。5年前、我々にとって初の国際レースとしてSUPER GTを開催し、それを契機に国際的なモータースポーツに大切なことを教わってきました。現在、タイでもクルマも、モータースポーツイベントの開催も増え、これにも我々のイベントが貢献していると思います。最初はタイ政府のサポートもほとんどありませんでしたが、今ではモータースポーツの大切さを理解して観光局などの協力も得ることができました。先日、観光局から日本からの旅行客が増加したとのレポートをもらいました。また、観光局とブリーラムが東京で宣伝活動も行う予定です。これからSUPER GTもブリーラム、チャン・インターナショナル・サーキットもさらに発展していくことでしょう。そして昨年から1チームがレギュラーで参戦し、今大会も1チームがワイルドカードで参戦となりました。日本のチームに較べればまだまだですが、タイのレーシングチームも発展しています。この点でも日本を、SUPER GTを追いかけていきたいと思います」と、SUPER GTとの5年間を振り返り、今後もSUPER GTと共に発展を考えていることを明かした。

 

 

 坂東代表も「今大会も日本で行うのと同じシリーズ戦として開催できることを非常に嬉しく思います。この5年間、チャン・インターナショナル・サーキットと一緒に歩んで来ましたが、来年も一緒にタイ大会を開催する予定となっています。ネウィンさんが言ったように、ブリーラムの発展にも役立ち、評価と実績を上げている。今後の中長期的においても、チャン・インターナショナル・サーキットと共にタイとアジアのモータースポーツ発展、そしてSUPER GTの発展を目指して行きたい」と、今後も2者の協力関係を継続し、タイとアジアのモータースポーツ発展に貢献したいと語った。

 

 

 質疑応答では、タイの新設サーキットと共に歩んだ5年間について聞かれると、坂東代表は「SUPER GTはグローバル化を目指し、『FIAインターナショナルシリーズ』として開催しているだけに、このタイ大会は私たちSUPER GTにとって欠かせないものです。
 さらに、タイには主要な自動車メーカーを含め、日本企業が多数進出しており、日本にとってタイは重要なパートナーであり、我々もその一翼を担っている。そのタイでSUPER GTを開催できることは、私たちSUPER GT/GTAにとっても大変喜ばしいことであると思っている。昨年からタイのチーム、arto-Panther Team Thailandがシリーズにフル参戦しており、タイ人ドライバーのナタウッド・ジャルーンスルカワッタナ、ナタポン・ホートンカム両選手を起用し、昨年はマザーシャシーをベースとした86で、今年はLEXUS RC F GT3で参戦している。今年はワイルドカードでもタイのチームが参戦し、練習走行では好タイムを出している。2チームの参戦は私たちGTAにとっても喜ばしいことで、SUPER GTを通じ、現地タイのチームやドライバーが活躍する場が増え、メディアに露出することで、タイのモータースポーツ発展の一助となることを期待しているし、これも私たちの当初の目的のひとつでもある。SUPER GTを開催して5年、サーキット運営の質が年々高まり、また、ブリーラム県が年を追うごとに発展して行く光景を、目の当たりにしている。ホテルやショッピングセンター、レストランが増え、バンコクからのフライトも増便された。また、このサーキットで今年、二輪の世界最高峰、Moto GPを開催することで、バンコクの国際空港や市内中にMotoGPの大型看板が掲出されている。このように、サーキット運営を通して地域活性化に結びついていることがわかる。私たちSUPER GT/GTAもこの地域の発展に貢献できているのなら、とてもうれしいことだ。今後もサーキットの皆様と共にタイ大会を盛り上げていきたい」と語った。

 

 

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