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2018 AUTOBACS SUPER GT第4戦『Chang SUPER GT RACE』の公式予選が6月30日、タイのチャン・インターナショナル・サーキットで行われた。GT500クラスはNo.16 MOTUL MUGEN NSX-GT（武藤英紀／中嶋大祐）がコースレコードを更新する1分44秒319でポールポジションを獲得。GT300クラスはNo.65 LEON CVSTOS AMG（黒澤治樹／蒲生尚弥）がポールを決めた。
□公式予選 天候：晴れ ｜ コース：ドライ ｜ 気温／路面温度 Q1開始29℃／35℃、Q2終了 26℃／33℃
今大会のGT300クラスは、ワイルドカード枠で参戦するタイのNo.32 est cola by AAS Motorsport（マクシム・ジュース／ガンタティー・グシリ）を含めた23台が参戦した。午前中は晴天に恵まれ、酷暑の中での公式練習となっていた。しかし、昼すぎからサーキットには少しずつ黒い雲が掛かり、午後3時（現地時間）からの公式予選まであと45分ほどというところで、ポツポツと雨が降り出すと、南国らしいスコールが降り注いでしまった。
スコールはすぐに止んだものの、公式予選の開始は15分遅れとなり、オフィシャルたちによる排水作業の後、気温29度／路面温度35度というコンディションの下、午後3時15分からGT300クラスの予選Q1がスタートしていった。ただ、路面は変わらず濡れた状態で、各車はウエットタイヤを履き周回を重ねていく。そんな中で積極的にタイムを縮めていったのは、No.21 Hitotsuyama Audi R8 LMS（富田竜一郎）。チームは2016年にタイでポールポジションを獲得した経験もありその再現を目指し、1分42秒023を記録してこの時点のトップに。
だが、急速に路面が乾くなかで迎えたチェッカーフラッグとともに1分41秒575というタイムを記録したのは、No.32 est cola by AAS Motorsport（ガンタティー・グシリ）。2014年のチャン・インターナショナル・サーキット初開催時にもポールポジションを獲得したチームが、悪天候下で地元戦ならでの強さをみせた。
GT500クラスのQ1をはさみ、現地時間午後4時からスタートしたGT300クラスのQ2。GT500クラスのQ1の間に路面は急速に乾いていき、各車ともスリックタイヤを履いてコースイン。
各車が周回を重ねていくにつれてコンディションも上がっていき、No.11 GAINER TANAX GT-R（平中克幸）やNo.10 GAINER TANAX triple a GT-R（吉田広樹）、そしてQ1で2番手だったNo.21 Hitotsuyama Audi R8 LMS（リチャード・ライアン）らが1分32秒台へタイムを上げていくが、残り1分を切ったところで、今回マルコ・マペッリに代わってNo.88 マネパ ランボルギーニ GT3のステアリングを握っているアンドレア・カルダレッリが1分32秒554というタイムを記録。トップに浮上する。
一方、チェッカーフラッグとともにNo.65 LEON CVSTOS AMG（蒲生尚弥）もタイムを上げるが、なんと1分32秒554と、カルダレッリとまったくの同タイムが記録される。しかし、先にタイムを出した方が順位は上になるため、No.88 マネパ ランボルギーニ GT3が1番手、No.65 LEON CVSTOS AMGが2番手となった。だが、予選後の車検でNo.88 マネパ ランボルギーニ GT3と3番手のNo.10 GAINER TANAX triple a GT-Rの車両に違反があったため、共に予選タイムが抹消となった。
このため、No.65 LEON CVSTOS AMGが開幕戦岡山以来の今季2回目のポールポジション。2位はNo.21 Hitotsuyama Audi R8 LMS、3位はNo.55 ARTA BMW M6 GT3（Q2は高木真一）となった。Q2ではジュースがアタックしたNo.32 est cola by AAS Motorsportは12番手となったが、繰り上がりで10位となり上位入賞が狙えるポジションからスタートする。
| 4/13-14 | Round1 OKAYAMA | |
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5/03-04 | Round2 FUJI |
| 6/01-02 | Round3 SUZUKA | |
| 8/03-04 | Round4 FUJI | |
| 8/31-9/01 | Round5 SUZUKA | |
| 9/21-22 | Round6 SUGO | |
| 10/19-20 | Round7 AUTOPOLIS | |
| 11/02-03 | Round8 MOTEGI |