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Race Report
2018.07.01
Rd.4 決勝GT300:2~3位コメント

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決勝2位 No.31 TOYOTA PRIUS apr GT

 

嵯峨宏紀
「ブリヂストンのタイヤがドンピシャだった」
予選順位(14位)から考えたら2位は上出来というか、出来過ぎですね。正直言うと、ここは苦手とするサーキットだったんですけど、ずっとブリヂストンと一緒に開発してきたタイヤの中でひとつ良いものがあって、それがドンピシャだったというのが一番大きいと思います。今回はリア2本交換の作戦で、後半はタイヤも厳しかったと思うんですけど、最後に(平手)晃平がうまく抜いてきてくれて、これでシーズンの流れを取り戻せたかなと思います。
ただ今年は予選が下位に沈んでしまっているんですが、予選でもっと上にいけばもっと楽なレースができると思うので、それを目指して予選もがんばりたいと思います。次の富士もドライバー紹介(アピアランス)に気合い入れていきます!(笑)

 

平手晃平
「とりあえず今日はいい仕事ができた」
 クルマのエアコンが最初から効いていなかったんです。それでスタートドライバーの嵯峨(宏紀)ちゃんが音を上げて早くピットに入ってきた(苦笑)。それで早く帰ってきたんだもん、ズルいよね(笑)。
(自分の走行では)がんばって走っていましたが、集中力も切れてしまい、1度スピンしちゃいました。最初は大丈夫かなと思ったんですが、ちょっと中盤きつくなって…。ただその中で前のクルマがバトルをしていたので、チャンスがあれば行こうと思って1コーナーを狙っていたんです。ちょうど前が交錯していたので。そしたらその後ろだったこともあり、ダウンフォースが抜けてスピンしたというわけです。でも、タイヤも傷まないようにスピンさせて帰ってこれました。そこからのラップもずーっと(1分)33秒台で追いかけることができていたし、とりあえず今日はいい仕事ができたと思います。

 

 

 

決勝3位 No.60 SYNTIUM LMcorsa RC F GT3

 

吉本大樹
「嬉しいけど、勝てるチャンスがあったことも分かった」
 やっとこのクルマでお立ち台に立つことができました。(2015年から)去年、今年の前半も含めてこれまで本当に苦しい、悔しいレースをずっとしてきましたけど、チームのみんなは変わらず最高の仕事をし続けてくれましたし、今回はヨコハマのドライタイヤもばっちりハマって、初めてここを走る(宮田)莉朋が走り始めからすごくいい走りを見せてくれました。
昨日の予選で雨が降らなければ、前方からスタートができていれば、勝てていたかもしれないというレースだったので、嬉しいのは嬉しいんですけど、それと同時に勝てるチャンスがここにあったということがハッキリ分かりました。だからこそ、ここからは下を見ずに、後半戦、さらに上を目指して莉朋と一緒に戦っていきたいと思います。
次の富士でも莉朋がやってくれると思いますし(笑)、タイヤ的に暑い時期が僕らのクルマとすごくマッチングしているので、暑いうちにしっかり結果を出したいと思います。

 

宮田莉朋
「最後まで諦めずに次も戦いたい」
 途中、GAINER(11号車)とARTA(55号車)に絡んでいたので、これを抜いていたら…(優勝)というシーンもありました。ただそのあと、プリウス(31号車)に抜かれてしまい、本当にチームに申し訳ないと思っていました。レース中は“絶対になにかある”と思っていたのですが、ただ後ろにずっとレオン(65号車)がいたのでなんとしても押さえなきゃいけないと思っていたし、それができました。
僕も精一杯押さえてこの順位をキープすることができましたけど、それ以上に吉本(大樹)選手が僕に託すまでにしっかりと順位を上げてくれたことが今日の3位につながったと思います。吉本選手が今日のMVPだと思います。ヨコハマタイヤ勢ではトップだし、これ以上ない結果だとも思うのでうれしいです。今回は雨とか不運なこともありましたが、最後の最後で3位になれたし、今後のレースでどれだけチャンスが来るかはわかりませんが、最後まで諦めずに次も戦いたいと思います。

 

 

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