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2018.07.11
LEXUS TEAM LEMANS WAKO'Sの大嶋選手らが横浜市の中学校を訪問。職業とキャリア、環境の特別授業を行う

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 真夏の日射しが眩しい7月11日、SUPER GTに参戦するドライバーとエンジニアが、GT500マシンと共に神奈川県横浜市栄区にある横浜市立小山台中学校を訪問。〜中学生が学ぶ「キャリア」「環境」について〜をテーマに特別授業を行った。

 

 この日、特別講師として小山台中学校を訪れたのはSUPER GTを戦う大嶋和也選手(No.6 WAKO'S 4CR LC500)とLEXUS TEAM LEMANS WAKO'Sでチーフエンジニアを務める田中耕太郎氏。そして、LEXUS TEAM LEMANS WAKO'Sのチーフメカニックの寺尾由貴さんとチームスタッフの村上翼さんも参加し、No.6 WAKO'S 4CR RC F(2016年仕様)を生徒たちに披露した。
 SUPER GTチームによる横浜市の中学校訪問は、GTアソシエイションが協力する横浜市の水源を守る活動「水源エコプロジェクト“W-eco・p (ウィコップ)”」の一環だ。この特別授業を通じて、子供たちに職業への夢、キャリアへの意識を持ってもらい、さらに水源をはじめとする自然環境保全の意識を高めてもらうプログラムである。

 


大嶋和也選手

 


田中耕太郎チーフエンジニア

 

 特別授業を受けるのは小山台中学校の全校生徒。体育館での授業では、Fm yokohamaの番組でパーソナリティを務めている栗原治久さんが司会を担当。SUPER GTを知ってもらうためにプロモーションビデオを視聴した後、石川博校長先生が今回の主旨を述べて特別授業が始まった。続いて、横浜市水道局事業推進部公民連携推進課の堀越彩織さんからW-eco・pの内容と意義が紹介される。
 そして、いよいよ特別講師である大嶋選手と田中エンジニアが登場。すると栗原さんが、早速大嶋選手の着ているレーシングスーツについて質問があり、SUPER GTへの興味が盛り上がっていった。

 


 

 


栗原治久さん

 


石川博校長先生

 


堀越彩織さん

 

 大嶋選手が「レーシングカートからこの世界に入った」と言うと、栗原さんが生徒に「レーシングカートに乗ったことのある人?」と問い掛ける。手を挙げた生徒にカートの感想を聞き、これで身近さを感じてもらえたようだ。そして田中エンジニアも、中学生の時に雑誌に載っていたレーシングカーを見て、「カッコ良いと思ったことから“クルマを作る仕事をしたい”と思うようになった」と今の仕事をめざすことになった、きっかけを披露。ふたりのレースへの思いと職業として選んだ決意に、生徒たちも興味深く話に聞き入っていた。そして最後に生徒代表から2人の特別講師に御礼の言葉があり、体育館でのプログラムは終了となった。

 

 

 

 

 校庭では、SUPER GT公式応援団長を務めているタレントの“こにわ”さんの司会で、WAKO'S 4CR RC Fを教材に特別授業が行われた。ここでは、タイヤ交換とコクピットライドを体験。タイヤ交換体験では、先に本職である寺尾さんがお手本を披露。プロのメカニックならではの素早いタイヤ交換に、見ていた生徒からは大きな拍手が湧き起こった。続いて生徒代表がタイヤ交換を体験。男子だけでなく、女子が2人組でタイヤ交換を行うと「(タイヤもインパクトレンチも)すべてが重かった」と感想を語ってくれた。

 

 

司会のこにわさん(左)とチーフメカニックの寺尾由貴さん

 

 コクピットライドでは、乗車の前にチームスタッフの村上さんがコクピットから取り外したステアリングを手に、その機能を説明。時間の関係からコクピットライドは限られた人数となったが、車内の空間が予想以上に狭いこと、そして視界が狭いことなど、体験した生徒たちは驚いた様子で興奮気味に感想を語っていた。乗車体験の間には、生徒からのGT500マシンに関する質問に、メカニックの寺尾さんが対応。カーボン複合素材や軽合金がふんだんに使われていると、レーシングカーの構造や素材を説明。
 最後には、講師の大嶋選手と田中エンジニア、LEXUS TEAM LEMANS WAKO'Sのスタッフたちと全校生徒が集合して、笑顔で記念撮影に収まって、この日の特別授業は締めくくられた。

 

   

 

   

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