2018.08.05

Rd.5 決勝GT500：2～3位コメント

決勝2位　No.1 KeePer TOM'S LC500

平川亮
「僕らができるベストは尽くせた」
　まずクルマがうまく仕上がって、レースを戦う上ではすごい走りやすくて、タイヤもすごく調子良くて、毎周プッシュすることができました。まぁ、燃リス（燃料流量リストリクター）の調整（GT500ではウェイトハンディが50kgを超えた場合、燃料流量リストリクターが1段階絞られる）でちょっとツラかった部分はありましたけど、僕らができるベストは尽くせたので良かったと思います。
（レース前の）目標が4位だったので『うまくいったかな』とは思いますが、『勝てたかもしれない』と思うと、ちょっと不満は残りますね。悔しいですけど、ポイントリーダーに立ちましたし、それを考えれば良かったのかなとは思いますけど。第7戦のオートポリスでウェイト（ハンディ）が半分になる時点で100kg以上になっていたら（半減されても50kgを超え）、また燃リス調整されてしまうので、次のSUGOではあんまりポイントを獲りたくないなっていう気もします。でもその前に（今回の結果でウェイトが94kgになって）燃リス調整が3ステージまでいってしまうので次のSUGOは厳しくなるとは思いますが、でもやれることはやりたいと思います。

 

ニック・キャシディ
「本当にすばらしい戦いができた」
　今回は厳しい戦いになると思っていたんですが、クルマが本当にすばらしく良くてコーナーも速かったんです。僕らの前を走っていたNISMO（23号車）や36号車のほうがストレートスピードも速く、またセーフティカーも出ない（ラッキーもない）状況で結果を出すことができました。ハンディによるウェイトや燃料流量リストリクターの制限がある中で、本当にすばらしい戦いができてよかったです。
ただ、チャンピオンシップを考えると、今日のレースで勝っていたら…とは思いますね。

 

 

 

決勝3位　No.17 KEIHIN NSX-GT

塚越広大
「最後まで総合力で戦って手にした3位」
　昨日の予選を（マシントラブルがなく）走っていたら、“きっといいところからスタートが切れたかな”という思いもあるんですが、そういう気持ちは昨日ですべて忘れました。今日はスタートから落ち着いて自分のレースがしっかりできたし、最後まで総合力で戦って手にした3位だと思います。今日のレースは、僕らにとって最初の2スティントがすごく大事でした。そこで踏ん張れたことが残り3スティントでプッシュに繋がりましたね。
ただ、シリーズを考えると、この先のチャンピオンシップはもっと厳しくなっていくと思うので、そこでもポイントを積み重ねていけるように、今回のようなレースができればと思います。次こそ予選からしっかりと戦えるようにしたいですね。

 

小暮卓史
「表彰台まで上がってこられたのはチームのおかげ」
　表彰台に上がれたことは、本当に良かったと思います。昨日の予選ではエンジンのセンサーがダメになってしまって出走できず、14番グリッドからのスタートになりましたけど、ここまで上がってこられたのはチームのおかげですね。正直言えば、予選がもっと前だったらという気持ちはありますけど、あの予選からここまで上がれたというのは嬉しいです。
次のSUGOはウェイト（ハンディ）が重くなりますけど、僕の好きなサーキットでもあるのでなんとか勝ちたいですね。クルマ的にもチャンスはあると思うのでがんばりたいと思います。

 

 

Page Top