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2018 AUTOBACS SUPER GT 第6戦「SUGO GT 300km RACE」の公式予選が9月15日、宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。GT500クラスはNo.100 RAYBRIG NSX-GT（山本尚貴／ジェンソン・バトン）が、コースレコードとなる1分10秒248でポールポジションを獲得。GT300クラスは、No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT（井口卓人／山内英輝）がQ1とQ2の両方を制して、クラスポールポジションを手にした。
□公式予選 天候：曇 ｜ コース：ドライ ｜ 気温／路面温度 Q1開始23度／25度、Q2開始23度／27度、Q2（GT500）開始23度／27度
この日のスポーツランドSUGOは、午前の公式練習が曇りから雨というあいにくの天気だった。だが午後になると雨は上がり、路面は徐々に乾いていった。そして公式予選が始まるころには、ほぼドライコンディションに回復していた。
GT500クラスの予選Q1を前に、GT300クラスの予選Q1が行われたが、そこでクラッシュがあり走行が中断。この処理でGT500クラスの予選Q1は22分遅れて午後2時52分からスタートとなった。また、今回GT300クラスのQ1が2クラスに分けて行われたため、GT500クラスのQ1も計測時間は10分間に短縮となっている。
そのQ1では4ラップ目にNo.39 DENSO KOBELCO SARD LC500（ヘイキ・コバライネン）が1分11秒814のタイムを出したのを皮切りに、各車が次々とタイムを更新していく。No.8 ARTA NSX-GT（伊沢拓也）が1分11秒360、さらにNo.12 カルソニック IMPUL GT-R（ヤン・マーデンボロー）が1分11秒043とトップが入れ替わる。また、No.6 WAKO'S 4CR LC500（フェリックス・ローゼンクヴィスト）は1分12秒984で4番手に食い込んでいく。
そして残り2分を切り、各車が最後のアタックをしているところで、39号車がSPアウトコーナーでコースオフしてしまい、セッションは中断となってしまう。
車両の回収を終え、午後3時13分に残り時間2分45秒でセッションが再開。すでに1分11秒台を出している12号車と8号車はピットに残ったまま。ほかの各チームは、この1ラップのアタックに懸けることとなる。
このアタックでトップタイムを出してきたのは、No.17 KEIHIN NSX-GT（塚越広大／1分11秒021）。これに続いてNo.100 RAYBRIG NSX-GT（ジェンソン・バトン）が4番手に入る1分11秒387を出す。さらに各車が一気にタイムアップし、順位は目まぐるしく代わっていく。100号車はさらに翌周、1分11秒321までタイムを縮め、順位を一つ上げ3番手へ浮上。
そしてチェッカーが出され、Q1が終了。最後にNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R（ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ）が1分11秒862で8番手となり、Q1のボーダーラインに残っていたNo.1 KeePer TOM'S LC500（平川 亮）が0.017秒差で脱落。またNo.36 au TOM'S LC500（中嶋一貴）、No.23 MOTUL AUTECH GT-R（松田次生）、予選中断の原因になったNo.39 DENSO KOBELCO SARD LC500もQ1で脱落し、NSX-GT勢以外のランキング上位勢は苦戦を強いられる形になった。
GT500クラスの予選Q2は午後3時44分から10分間の走行だ。GT500クラスQ2は、Q1の上位8台が進出する。すでにコース上には陽が射しており、路面は完全なドライ。各車が順にコースインをしていくものの、ギリギリまでタイヤを温めているのか、残り3分を切っても1分15秒を切るマシンは現れない。
そして3ラップ目、No.8 ARTA NSX-GT（野尻智紀）が1分10秒352を叩き出す。これはこれまでのコースレコードである1分10秒516（大嶋和也／No.6 WAKO'S 4CR RC F／2016年第4戦）を塗り替える好タイムだ。だが、その直後にさらにこれを上回る1分10秒286をNo.12 カルソニック IMPUL GT-R（佐々木大樹）が記録。そして、更新合戦の終止符は、No.100 RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴が打った。タイムは1分10秒248でトップを奪って決着がついた。
NSX-GTは今季4回目、通算10回目のポールポジションを獲得した（初代NSXは除く）。山本尚貴にとっては、2017年第3戦オートポリス以来2回目のポールポジションだ。
予選2位はNo.12 カルソニック IMPUL GT-R。その後ろ3位から5位まではNo.8 ARTA NSX-GT、No.17 KEIHIN NSX-GT（小暮卓史）、No.16 MOTUL MUGEN NSX-GT（武藤秀樹）とHonda NSX-GTが並んだ。LEXUS LC500勢の最上位は6位のNo.19 WedsSport ADVAN LC500（国本雄資）となった。
| 4/13-14 | Round1 OKAYAMA | |
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5/03-04 | Round2 FUJI |
| 6/01-02 | Round3 SUZUKA | |
| 8/03-04 | Round4 FUJI | |
| 8/31-9/01 | Round5 SUZUKA | |
| 9/21-22 | Round6 SUGO | |
| 10/19-20 | Round7 AUTOPOLIS | |
| 11/02-03 | Round8 MOTEGI |