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Race Report
2018.09.15
Rd.6 予選:ポールポジション記者会見

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第6戦 スポーツランドSUGO:ポールポジション記者会見

GT500 Class

No.100 RAYBRIG NSX-GT

 

山本 尚貴

「全員でがんばった結果としてポールを獲ることができた」

ポールポジションを獲ることができて、素直に嬉しいです。自分自身でもいいアタックができて満足しています。でも、(ポール獲得で)大きかったのはJB(ジェンソン・バトン)ですね。公式練習がウエットコンディションとなり、彼はこのSUGOに来て予選Q1で初めてドライのニュータイヤを履いたのに、3番手で(Q2の僕に)繋いでくれました。

でもこれは嬉しい半面、正直プレッシャーにもなりました。初めて(ドライのニュータイヤで)走ったJBが3番手だったなら、“(僕は)3番手以上を獲らなきゃまずい”と(苦笑)。でもいいアタックができました。もちろんドライバー2人ががんばったことは言うまでもありませんが、いいクルマを用意するためにチームとHonda、スタッフが全員でがんばった結果としてポールを獲ることができたので、本当に嬉しいです。

SUGOは抜きにくいコースなのでポールポジションが有利なことは間違いないのですが、その半面でハプニングも多いコースであるとも思っています。だから(優勝することは)簡単ではないことは分かっているけれど、個人的には去年、すごく悔しい思いをしたので(※)、そのリベンジをしたいという気持ちもあります。でも、(そんな個人的な想い以上に)明日もチーム皆でがんばって優勝したいと思います。

※予選2位からレース前半をトップで走りながら、SCカーのタイミングや降り出した雨もあって下位で終わる。

 

ジェンソン・バトン

「本当に素晴らしい1日になった」

今の気持ちはもう“ファンタスティック!”の一言だよ。だって僕がポールを獲ったのは2012年のスパ(スパ-フランコルシャン・サーキットで開催されたF1ベルギーGP)以来だからね。本当に素晴らしい1日になった。

このSUGOも(レースでは)初めて走るサーキットで、朝の公式練習がウエットコンディションだったからドライのニュータイヤを履いたのはQ1が初めてだった。また新しい体験をしたってことなんだ。でもクルマが上手くセットアップされていてとても走りやすかった。自分としては“ベストを尽くしてドライブするしかない”と思っていたから、ナオキさん(山本尚貴)に3位でクルマを渡すことができて良かったよ。自分のアタックも、まずまず満足できるものだったしね。

こんなに乗りやすいクルマを用意してくれたチームとHondaに感謝している。そして何よりも、素晴らしいドライビングでポールを奪ったナオキさんにも本当に感謝しているよ。

 

 

 

 

 

GT300 Class

No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT

 

井口 卓人

「富士でのトラブルを対策し、テストでの手応えも感じている」

「山内(英輝)選手と組めて良かった」それが今日の感想です(笑)。それはともかく、ポールを獲ることができて本当に良かった。これまで予選で速く走ることができても決勝でトラブルに見舞われることも多かったのですが、前戦の富士でトラブルが起きた後、原因を分析し、メカニックさんたちが苦労をしながら対策してきました。富士の後、SUGOとオートポリスでタイヤテストがあったのですが、そこでロングランをして少し手ごたえを感じることができました。

ただ正直なところレースでどうかはまだ分からないところもありますが、SUGOに棲むという魔物を味方につけようと、チームが一丸となって準備してきたのは事実。SUBARUファンの皆さんには、ここまで悔しい思いをさせてしまいましたが、明日こそはいい結果(優勝)を出して、チームやファンの皆さんと笑って終われるようにしたいと思っています。

 

山内 英輝

「決勝はポールからどんどん2位以下を引き離していくだけ」

SUBARUに移籍してきて今年で4年目ですが、やっとポールを獲ることができました。隣の山本(尚貴)選手が、パートナーがQ1の3位になって「プレッシャーになった」と言っていましたが、ウチのパートナーはトップタイムだったので、プレッシャーはもっともっと大きかったですよ(笑)。SUGOはF3時代から好きなコースでしたが、(このポール獲得は)チームの皆ががんばった結果ですから、本当に嬉しいです。
ただ今日は、あくまでも予選でポールを獲っただけ。大事なのは明日(の決勝レース)です。がんばっていい結果(優勝)でレースを終えて、SUBARUファンの皆さんと笑顔でレースウイークを終えることができたらいいと思います。

今シーズンはここまで、何度もトラブルに見舞われて、ファンの皆さんも悔しい思いをしてきたと思うけれど、クルマはスタッフが一生懸命いい状態に仕上げてくれたと信じています。僕たちドライバーは、それを信じて目一杯走るだけ。ポールポジションというのは、(独走して)マージンを築いていくには最高のポジション。決勝は2位以下をどんどん引き離していくだけです。がんばるので応援してください。

 

 

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